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各専門分野の統計技術、方法、テクニックなどを気ままに分かり易く例題をもとに解説します。

統計技術 第Ⅲ部: 第3章 Regression Software(回帰分析)

2022-06-18 10:59:54 | 日記・エッセイ・コラム

統計技術 第Ⅲ部 Free Online Caluclator (例題集)

第3章 Regression Software (回帰分析)
 ここでは、単回帰分析及び複数の回帰分析タイプ(方程式)の分析法を紹介する.複数の回帰方程式としては、下記の様な方法である.

● Multiple Regression
● Logistic Regression
 computes the Bias-Reduced Logistic Regression model as proposed by David Firth
 バイアス低減ロジスティック回帰(Firthメソッドによる).
参照
http://toukei.sblo.jp/article/188015481.html

● Regression Trees
 カテゴリ変数と連続変数からなるデータの分類木ーと回帰木の計算
● PLS-PM
 部分的な最小二乗によるパスモデルの計算

第3章-1:Simple Regression (単回帰分析)
 単回帰分析での方程式は Y=a + bX であり、2次元座標上において、Y はY軸上にある従属変数(目的変数)、X は軸上にプロットされる独立変数(説明変数) 、bはYの勾配、そして、a はYの切片である.
よって、統計では単純な線形回帰で、1つの説明変数でもって表す線形回帰モデルである.つまりは、1つの独立変数と 1つの従属変数を持つ2次元座標上の関係から、その線形関数(直線性)を見つけ、独立変数から従属変数を予測することであり、簡単に言えば、結果変数(Y)が 1つの因子(X)に関連しているということを示すものである.

使用する Free Online Calculator :
● Free Statistics Software (Calculator) - Web-enabled scientific services & applications 
 https://www.wessa.net

上記URLのトップページから、

Simple Regression を選択

既定値(Data X) を確認

変数名(Names of X columuns) を確認

Response Variable:従属(目的)変数

Explanatory Vriable:独立(説明)変数

Include Intercept Term(切片を含む)

Compute をクリック

出力結果
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図1 直線回帰モデル(Y=IQ、X=Add)

Y=-0.667*X+135.163、R^2=0.396 (調整R^2=0.389)

図2 分散分析表

p-value<0.0001(有意)

図3 散布図(回帰直線)

Excel での方法
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既定値(Data X) を選択しコピー

Excel のワークシートにペースト

図4 Excel 形式のデータ


データ→データ分析→回帰分析

図5 入力元などを指定

図6 Excelによる出力結果

 



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