このブログは「すぐに役立つ統計のコツ」(オーム社)に紹介されている内容に沿って書いています。
本書を参考にお読みいただければ分かり易いかと思います。
本書を参考にお読みいただければ分かり易いかと思います。
それでは、本書の第3章(10ページ)を開いて下さい。
この章では、2つの標本の平均値の検定について書いていますが、もし、2つの平均値を併合する必要があったら、どうすれば良いでしょうか・・・、正規分布に従う事を前提に、その計算方法をご紹介しましょう。
この章では、2つの標本の平均値の検定について書いていますが、もし、2つの平均値を併合する必要があったら、どうすれば良いでしょうか・・・、正規分布に従う事を前提に、その計算方法をご紹介しましょう。
例えば、
データ解析環境「R」で「平均値(mean)=100、標準偏差(sd)=10」の正規分布のデータを100個作ってみます。
データ解析環境「R」で「平均値(mean)=100、標準偏差(sd)=10」の正規分布のデータを100個作ってみます。
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n<- rnorm(100, mean=100, sd=10)
n
***
n<- rnorm(100, mean=100, sd=10)
n
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この100個の平均値と標準偏差は、 mean(sd)=100.29(10.49)となりました。
次により、100個のデータを n1=70、n2=30 の2つに分けて見ましょう。
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x<- as.matrix(n)
x1<- x[1:70, ]
x2<- x[71:100, ]
x1
x2
***
x<- as.matrix(n)
x1<- x[1:70, ]
x2<- x[71:100, ]
x1
x2
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x1は n1=70、 mean(sd)=99.19(10.03)
x2は n2=30、 mean(sd=102.85(11.24)
x2は n2=30、 mean(sd=102.85(11.24)
となりました。
この2つの平均値と標準偏差を併合して見ましょう。
併合は、図1のExcel の関数式で行えば容易に、図2の結果を得ることが出来ます。
図1 平均値の併合のための関数式
図2 平均値の併合の結果
(緑色セルに併合した平均値と標準偏差が出力されます)
計算式は、
情報統計研究所のホームページ「やさしい医学統計手法」を見て下さい。
情報統計研究所のホームページ「やさしい医学統計手法」を見て下さい。
URL
http://kstat.sakura.ne.jp/medical/med_001.htm
http://kstat.sakura.ne.jp/medical/med_001.htm
(「2.3.3.平均値・分散の結合」をクリックして下さい)
それでは、
次回も「すぐに役立つ統計のコツ」(オーム社)からチョットした事柄をご紹介したいと思います。
次回も「すぐに役立つ統計のコツ」(オーム社)からチョットした事柄をご紹介したいと思います。
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