out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

the Road to 丹沢 ~塔ノ岳から丹沢山~

2016-03-06 23:43:26 | 山登り in 神奈川県

2016年2月27日(土)

 うす雲はあったものの予報通り晴れ渡った空と朝焼けも見られ、夜明け&富士山の撮影も思う存分に終え、かわいい赤いサブバックを借りて丹沢山に出発です!
 飼いネコさんと戯れたりしていたので、出発はすっかり遅くなり 8:30 ごろ。 11:00には帰って来たかったのに出だしからダメですね。w


 写真一番左の奥、段違い二段の山が檜洞丸。 以前から書いておきながら今何と読むのかチェックしました。 「ひのきぼらまる」だそうです! この山も興味あるなぁ。 中央やや右、ちょっと隠れ気味の三角山が蛭ヶ岳、その手前の大きいのが不動ノ峰、で肝心の丹沢山は右端に見切れてます。w だってこの先右には山荘があって隠れるのだもの。
 塔ノ岳からはこのように大きな谷をグルッと回り込むように丹沢山に向かうので、歩いているうちにだんだんと富士山の見え方が変わるのが面白いです。


 さて、ようやく塔ノ岳を出発です。 と、足跡発見! しかしここでは「たぶんネコさんだろ。」と思ってしまいます。 真相はわかりませんが。w


 山荘脇から進みいきなり下りです。 約100mは下ります。(^o^;


ずっと下った先にあのようなハシゴが。。。緊張します。


山荘があんなに遠くなってしまいました~。 遠いよ~。 高いよ~。(ToT)


でも富士山の眺めは最高です!
そう言えば、富士山右下の白い場所は山中湖ですよ。


目指す山は右手前です。 が、奥だったらどうしよう?、とちょっと不安になったりもして。w
写真の赤いザックが尊仏山荘さんが貸してくださったものです。


なんとなく登ったり下ったりを繰り返します。
次のピークは山頂かしら?、と2回くらい期待を裏切られた気がします。w
右が丹沢山だといいましたが、正確には見える山の奥に山頂があります。


谷の底に見えるのが箒杉沢でしょう。


稜線にも木道や階段が良く整備されています。


奥にベンチのある広場が見えますが、そこが竜ヶ馬場。
朝食を食べている人達がいました。


さらに少し登ります。


平坦になりましたが、まだ上がありました。 あの上が山頂ならいいなぁ。。。


山頂でした~!! 丹沢山 1,567.1m! と~ちゃ~くっ!!\(^O^)/
へぇ~。 清川村かぁ。w


山頂は広々していますが、木に囲まれ見晴らしは良くありません。
けど、塔ノ岳方面、宮ヶ瀬方面、蛭ヶ岳方面の中継ポイントですから、休憩するには良い所ですね。


丹沢、こんな具合です。 赤線が登山道、青線はバスルートです。


丹沢山にも山荘がありますよ~。
「みやま山荘」さんです。 通年営業みたいですね。
広場でお茶とおやつで休憩したら急いで帰ります。
3時間で充分往復できる、と言われていたのに、かなり時間オーバーです。(^o^;


せっせと歩き、やっぱり尊仏山荘、遠いよ~、高いよ~。(ToT)
ちょっと足元の泥濘が見えますね。 靴がズブズブ沈むほどではありません。


 ようやく戻った塔ノ岳はたくさんの人でにぎわっていました。 土曜日のお昼ですからね。(11:49)

 私は山荘でコーヒーをいただきながらザックの荷物を移し替えました。
 実は前の晩のカレーをお昼に食べられるかな、と思っていたのですが、ロビーのメニューには飲み物しかなかったので、コーヒーだけ。 丹沢山でおやつを食べたのであまりお腹もすいていなかったので、大倉尾根の途中で休憩しながらお昼にしようと思いました。 う~ん。 やっぱり今度はカレー食べたい。w

 山荘の皆さんにお礼を告げ、名残惜しい気持ちを胸に、長い大倉尾根を目指して山荘を出ました。 まだ、つづく。


*丹沢山へのコースと時間は YAMAP をご参照ください。 → こちら


the Road to 丹沢 ~塔ノ岳山頂の夜明け~

2016-03-06 00:35:25 | 山登り in 神奈川県

2016年2月27日(土)
塔ノ岳山頂から(5:39)

 翌朝。 しっかり眠って4時頃には目が覚めましたが外は真っ暗だろうし、前日家を出る時には5時ごろでも辺りはまだ真っ暗だったので、なんとなく布団の中でゴソゴソとしていました。 5時ちょっと前から動き始める人の気配を感じ私もヘッデンなど出して支度を始めました。 実際には廊下に非常灯が点いており入口のガラスから灯りが入るので、それ程暗くはありません。 そして5時には全館電気が点きました。w
 「おはようございま~す。」と廊下に出ると窓からは東の空が紅くなっている様子が見られました。 「おぉ! 早く外に行こう!」

 気温は-5度くらい。 風がないのでそれ程寒くありません。 西の方はまだ真っ暗で富士山は見えませんでした。 なので東の上の写真を撮り、振り返ると。。。


5:54
おぉ。
まだ青く沈んだ景色の中に真っ白な富士山が浮かぶ姿は荘厳でした。


6:04
東の空は黒い雲が垂れこめており、太陽がどんな風に出てくるやら。。。


6:12
すると雲の間から少し太陽が顔をのぞかせました。 太陽が出れば。。。


6:16
富士山も色づいてきました。


6:18


6:21
雲の上からのご来光。


6:27
おはようございます。


6:31
山々にも徐々に陽が当ってきます。


6:35
良く見れば遠くの白い山々も望めます。
中央辺りの山は北岳、間ノ岳、農鶏岳辺りのようです。


6:43


6:51
塔ノ岳の山頂にある立派な像。 中央に「狗留尊佛如来」と書かれています。
丹沢も修験道の山だったそうです。 
塔ノ岳山頂にはかつて「尊仏岩」と呼ばれる岩があり信仰されていたのですが、
関東大震災の余震で大金谷に転落してしまったのだそうです。

そろそろ山荘に戻り朝食を、と思いましたら登山者が来ました。
なんと3時からヘッデンを着けて登ってきたのだそうです!


写真を頼まれたので、私もお願いしました。



 7時頃山荘に戻ると、私の荷物は既に一階のロビーのイスに運ばれており、掃除が始まっていました。 すみません!m(_ _)m
 荷物を入口の棚に入れて外で食事をした方がよいか、と聞くと、荷物はそこにおいておいて良いし、ここはいつでも食事ができる場所だからいいよ、と言っていただけました。 ありがたい~。
 私が滞在中は3人の管理の方がいらして、みなさん穏やかで優しい方でした。 床を箒で掃き、板の間は雑巾がけをして、外が良く見えるように水滴が付いた窓を全部拭いていらっしゃいました。


 このネコさんは前日のノラネコとは違います。 山荘の飼い猫です。 17歳で大変手厚くかわいがられています。 同じネコでも大変な境遇の違いです。w

 この後荷物をまとめ、丹沢山に行こうか、さっさと大倉尾根を下りて温泉にでも行こうか、と考えていました。 一応山荘の方に「丹沢山は3時間で帰って来られますか?」と伺うと「3時間なら充分だよ。 大きな荷物は置いて、サブバックで行くといいよ。」と言ってくれました。 が、私今回はサブバックを持っていなかったので「持っていないので。。。」と言うと「山荘にあるよ。 はい。これ。」とかわいい赤いザックを貸してくださいました。 さすが、仏だぁ~!(ToT)

 というわけで、この後は丹沢山を訪ねてから大倉尾根で下山します。 つづく。