out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

the Road to 丹沢 ~塔ノ岳山頂からの夕景&夜景~

2016-03-05 13:14:52 | 山登り in 神奈川県

2016年2月26日(金)
塔ノ岳山頂から
富士山に沈む夕日(17:21)

 始めは鍋割山で鍋焼きうどんが食べられれば満足、と思い計画し始めたこの山行でした。 が、連日見ている天気予報では週末は晴れマークのみ。 「富士山きれいだろうなぁ。」と思うと夕景、朝景が撮りたくなる。 しかも、なんと2月26日は鍋割山山頂からダイヤモンド富士が見られる日だと言う事を知る。 

 あいにく鍋割山荘は土、日、祝日のみの営業。 こうなると逆に火が着き「近けりゃいいじゃん!」と尊仏山荘に電話をするとあっさり予約できた。 しかも予約客は私一人だと言われ。w 実際塔ノ岳からのダイヤモンド富士は2月23日なのです。 けれど、太陽が富士山の稜線に沈む姿は見られるだろう、といういい加減な予測の元行ってみた。 結果上の写真の通り。

 朝高速を走っている時には真っ白な富士山が良く見えたのに、鍋割山では雲に隠れた姿しか見られず、日暮れ直前にお出ましになったこの姿。 もう感無量!(ToT) ほんとに来て良かった~!!、と思った瞬間。


17:21
太陽ってどんどん沈みますよね。
あっという間にこんなに小さくなってしまいました。


17:26
すっかり日が沈みました。
今日一日、本当にありがとうございました。m(_ _)m


17:39
写真左奥の方に小さく二つ並んだ山が見えますが、それが箱根の大涌谷だそうです。
白っぽく見えるのは水蒸気が上がっているからです。
中央、こんもりした山の連なり、三つ目くらいのピークが鍋割山みたいです。


 幸いあまり気温は低くなく、風もほとんどなかったので快適な撮影となりました。 ただ太陽が富士山に沈むころ急に強い風が吹き出し、雪も舞ってきて、急激に寒くなりました。 山ってこういう事があるのですね。 そんな様子を動画でどうぞ。

丹沢、塔ノ岳山頂からの夕景


 写真もほぼ撮りましたし、とても寒くなってしまったので山荘内に戻りました。 ストーブが点いていてとても暖かかです。 そこへ他の人たちの夕食が運ばれてきました。 尊仏山荘の夕食はカレー(お代わり自由)です。 サイドディッシュのおかずもついていて大変美味しそうでした。 何より本当に良い香りが部屋中に漂っています。
 私は夕景や朝景の写真を撮りたくて泊まったので、食事時間に遅れたりするのは迷惑と思い素泊まりにしました。 けれどこのタイミングで食事が出てくるとは。(;´д`)
 結局皆さんが暖かく美味しそうなカレーを食べている時に、私はアルファ米の混ぜご飯にお湯を注ぎ15分お預けとなりました。 

 が、開放感のある窓から外を見ると。。。街の夜景が! 街の夜景も美しいことはどなたかの写真で拝見していたのですが、先ほど寒くなった時点で「もういいやぁ~。元気があったら夕食後に。」と思っていました。 けれど、アルファ米15分待たなきゃいけないし。
 ということで、再度部屋を出てちょこっと撮影してきました。 落ち着きのないおばさんが泊まったものだ、と思われたでしょう。w


18:23


18:29


18:39


 やっぱり部屋に戻らずトワイライトな時間に灯りが点いて行く様を撮れたらもっと良かったと思います。 半分真っ黒なのは山でございます。(^o^;
 さらには星も撮れたら良かったのですが。。。 とやり残した感もありますが、今回は初めてで随分沢山良い経験ができました。 これで充分満足です。 なにより、本当の景色はもっとずっと素晴らしかった。。。
 山荘の就寝時間は20時。 翌朝の撮影に全力を注げるよう、準備をして早く寝ます。

つづく



【 3/5 追記 】

<大倉から塔ノ岳までのコースと時間>
大倉 7:40 - 西山林道 8:00 - 黒竜の滝分岐 8:53 - 二俣 9:21 - ボッカポイント 10:03 - 後沢乗越 10:35 - 12:09 鍋割山 13:10 - 小丸尾根分岐 14:02 - 金冷シ 14:40 - 塔ノ岳 15:20

YAMAP に活動記録をアップしました。→ こちら


the Road to 丹沢 ~鍋割山から塔ノ岳~

2016-03-05 00:29:11 | 山登り in 神奈川県

2016年2月26日(金)
鍋割山から塔ノ岳~蛭ヶ岳の稜線を望む

 この日のメインアクティビティー、鍋焼きうどんも食べたので塔ノ岳へ急ぎます! 塔ノ岳の山頂にある尊仏山荘は上の写真でも見えますよ。 一番右の山の山頂。 ちょこんと黒く。 なんか、すっごい高い所だなぁ。。。(^o^;

 サブというわけではないですがw、塔ノ岳山頂からの夕景も撮らなくちゃ。 特に富士山! 雲から出てくれるかなぁ。 太陽は山頂からどのくらい外れるだろうか?、など思い描いて歩きますが、まずは暗くなる前にあの高い所へ到達できるのか、とそれが心配になってきた。(;´д`)


 一番上の写真をもうちょっと左に振ってアップにしていますが、この写真一番左の高いのが蛭ヶ岳? その右のどっしりした所が不動ノ峰、で奥に引っ込んでその右の高いのが丹沢山、でしょうか? ちょっと塔ノ岳から遠すぎますか?


 さて、こんな雪のある場所もあれば、丹沢名物の泥濘もあるのですが、泥濘に苦労させられた、というほどはありませんでした。 まだもっと雪が解けてくるとひどくなるのかな。 でもきっとそれはどこも一緒ですよね?


小丸尾根の分岐です。 急坂だと聞いていたので、少し先まで覗きこみに行きましたが、急でした。w


手前に見えるのが大倉尾根。 その先の山が三ノ塔。 その奥が大山です。 たぶん。 


 ちょっと先へ歩いた所から、花立山荘が見えました。 翌日に月見うどんを食べた山荘です。 ちょっと左の離れた場所にあるのはトイレです。 鍋割山、塔ノ岳、花立山荘、どこも立派なバイオトイレでした。 トイレは基本有料で、使った紙は持ち帰りです。 が、きちんとトイレットペーパーが置かれ、持ち帰り用のビニール袋まで完備されています。 面白いことには山荘ごとに料金や、紙持ち帰りのルールが違っていたりもします。


金冷シに到着です。 ここが大倉尾根への分岐です。
ここから塔ノ岳山頂へは最後の急登だと聞いています。


登山道は泥濘よけと植物保護のためか立派な階段、木道が多いです。
が、急登になると、果てしなく階段が続くことにもなります。


右は昔の階段跡でしょうね。
左の幅の階段は、ちょっとすれ違いには苦労します。


 振り返ると鍋割山の方向です。 雲の中には富士山がいます。


そしてようやく塔ノ岳山頂到着です!\(^O^)/



 標高 1490.9m の塔ノ岳はそれ程高い山の響きはありませんが、 何しろ登山口の大倉が標高 300m 程ですから、高低差は約 1,200m。 これは男体山とほぼ同じですから。(^o^;


 では、今宵のお宿「尊仏山荘」さんにチェックインしましょう。
 尊仏山荘さん、ご覧の通り建物の富士山側には大きなガラス窓がはめ込まれており、どこからでもとても見晴らしが良いのです。


 宿泊所は二階です。 実はこの日を予約するために電話をした時には「宿泊者はお一人ですよ。」と言われていました。 が、当日には私のほかに4人ほどの男性が宿泊されていました。 女性は私一人でしたので、写真一番手前の個室「1号室」を与えていただきました。


これが個室内部です。 翌日土曜日にはこの部屋に5名が入る、とおっしゃっていました。 


廊下反対側はこのような2段づくりです。 明るくてとても清潔です。
そろそろ日暮れに備えて外で準備を始めます。


と、外に出ると「ニャー、ニァー、ニァー」と鳴きながらすごい斜面を登ってくるネコさんが!
おもむろにツメをガシガシ。


有名ネコさんらしいです。 山頂に住んでいるノラネコです。
ネコって、こんな寒い中でも順応できるのだそうです。
というか、良いものもらっているらしくプクプク。w


こちら北方向です。 奥の高いのが蛭ヶ岳。 その隣が不動ノ峰。
丹沢山は山荘の影で見えません。
写真左奥が檜洞丸。
そして中央奥の薄い山影の中に金峰山や瑞牆山があるそうです。


南の方、真鶴半島の方向なのですが、もうぼんやりです。


南東、湘南方面です。
山は手前が鳥尾山に向かう稜線、その奥が山ノ塔、左奥が大山。


さらに東の方。 奥に見える街は厚木や海老名でしょうか。
街もだいぶ夕暮れの色に変わってきました。


富士山はどうだろう?  なんか不穏な雲が。。。(-.-)


ややっ!? 雲が晴れてきた!!? w(°0°)w

つづく