煩悩と切り替え男。

　表題の「煩悩」と「切り替え男」は直接は関係ありません。

今年も今日で終わりです。

それは毎年のことなのですが、ただ68回？も正月を迎えることになろうとは・・・でもその事はとてもありがたいことでして、この先、後32回位は正月を迎えようかなと漠然と思っています。

まぁそれはどうなるかわかりませんけどね、とにかくその気でいます。

 　除夜の鐘も久しく聴いたことがありませんが、人間の１０８の煩悩を消し去ってくれるとか何とかですが、オレ１０８も煩悩あったかなぁ・・などとすっとぼけたようなこと言っていますが、うーんやっぱり「そんなに無いよなぁ‥」などと云うのが本音です(^^;

僕は仏教徒でも神道家でもキリスト教徒でもない無宗教な人間ですから、まぁどうでもいいのですがね。

ただね宗教がどうであれ学ばせてもらうことは色んな場面で多々あるのは事実ですから・・。

煩悩かぁ、まぁそうは言ったものの正直数えたらきりがないのでそれを１０８と云う数に現わしているのだろうから、先の「オレはそんなに無い・・」などとほざくのは愚でした。

と云うことで煩悩はまぁ仕方ない・・「オレはずっとあるがまま、自然に生きよう」などと勝手にまとめています。

と云うことで、煩悩の話は終わります。

 　僕は物事に対し、というか自分に降りかかる様々な出来事に対して、イヤなことも嬉しいこと楽しいこともすべて「済んでしまえば終わり、すぐに時間は過ぎていく」みたいいな思いが根本にあって、要するにその対応の切り替えがとても早いのですよ。それで「切り替え男」と自称している訳です。

これはとてもありがたい性格だと我ながら自賛しています。

　またかいなと云われそうですがやっぱり物事はすべて「一期一会」の言葉で帰結してしまうんですよね。

切り替えの早さとは少し意味合いが違うかも知れませんが、やはりこの「意識」はとても大切なことだと心からそう思っています。

 　今年もあと数時間残すのみとなりましたが、良いことも嫌なこともすぐ過ぎ去っていきます。

偉そうに云いましたが僕とて少しは引きずる出来事もありますけど・・・まぁ二、三日、長くて１週間くらいかなぁ。と少しですけどね(^^;

 　と云うことで、この一人よがり、独り言ブログの奇特な読者の方々に来年も良い事一杯ありますこと祈念して今年の仕舞いとさせて頂きます。

どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

失礼します。

 

 

年末京都での雑感。

 　年賀状書き、関係先挨拶、事務所や周辺の片付けや掃除、ゴミ出し・・云々と意外と所用は多いのですよ。と、個人的には剣道稽古ですね。28日が今年最後の稽古になりそうです。

 　最近外食はほとんどしません。もっぱら自炊が多いですね。

外に出たらすぐお金、すぐ減ってしまうという実感・・主婦でない僕でも最近の物価高を肌で感じてしまいますね。

 　ただその自炊生活が最近意外な楽しみみたいになりましてね、工夫と云うか献立を考えるみたいな楽しみですね。まぁ何だかんだ食べて飲んでも外食程はお金使いませんからね。

ただね外食の楽しみは飲み食いだけの愉しみだけではなく、そこで関わる人達との会話や雰囲気を楽しむという別の意味もあるのですが、最近は何となくそれも「たまにでいいか・・」みたいなところもありましてね。

物事、超越・・？してきましたわ(^^;　鴨長明みたいな心境に近づいてきたかと云えば「それはチョット・・」なんですけどね。

 　話はコロッと変わりますが、最近のSNSなどを通じた情報量の膨大さには困ってしまうことあります。

「情報のゴミ屋敷状態」と僕は言ってますけど・・そう云えば分かりやすいかもです。とにかくゴミみたいな情報が多すぎる。それに埋もれてしまっているような実感ありますからね。

 　そこで僕の結論。日本の古い諺「知らぬが仏」まぁこれで済ますことですなぁ。

今の日進月歩するデジタル世界にはどうも人類の知的進化は追いついていけそうにありません。

現代はまさしくカオス状態善悪の区別さえその見境もなくなり、良識の影は薄い・・そんな気がします。（まるでバットマンのゴッサムシティみたい・・）

 　と云うことで、我々は「そのこと」に気付いていなければならないですね。

それだけでもいいと思います。少なくても精神的にいつの間にか「情報の奴隷化」してしまうと云うことはないと思います。

この地球規模での大きな流れと渦にはどうも抗えそうにないですからね。

 　と云うことで京都での雑感です。

寒い寒いと云いながらも「大したことないよなぁ」と云うのが実感ですね。

本当に冬らしい寒さが懐かしい・・。

 　終わります。

今年中にもう一回位書こうと思っていますが、どうなる事やら。

 

私の身体は賢い。

　まぁ少しうがった言い方かも知れませんが、最近そんな感じしています。

コロナ禍以来ほとんど風邪らしい風邪もひかず、ほぼ毎日健康な状態が続いていました。

もちろん手洗いやうがいと云った予防対策が徹底したと云うかさせられたせいもあるのは間違いないと思いますがね。

 　で、先月後半から東京での自分の八段審査や県内の審査会などと連続で移動やら行事が続き、さすがに２３日の審査会の後の合同稽古会は止めにしました。身体が「そうしろ」と言ってました。

数人の剣友からは「あれっ、もう帰るの？」みたいな「こんな時に先生が稽古しないなんて・・・」みたいなことを言われてそれこそ後ろ髪を引かれる思いで渋々会場を後にしてきました。

 　と云うのは「身体の調子」がいまいちどこか本当でない感じがしたからです。

以前なら少々のことは無視して身体酷使していましたが、何だか最近は「ちょっと休んだ方がよいぞ・・」とか云う声がどこからか聞こえるんですよね。

 　案の上と云うかその後思った通りジワリと調子が悪くなって、大した症状もないのに鼻水や空咳が出て全体にぼやぁーとした感じで不快な日々が続きました。

おまけに左目が急に痛み出し、まるで霞が掛かったように見えなくて更に酷い充血で、市販の目薬もあまり効果ないので久し振りに眼科を受診したら「この症状で2年前にも来院されてますね」と言われ、今回はその時より症状が酷く、先生に原因は何ですかねとたずねたら、一言「疲れですね」と云うことでした。

 　家内は、今回は僕の様子にかなり神経質で、なぜかと云うとその次の日曜日に娘の結婚相手の母上との顔合わせ食事会が控えていたせいです。

結構うるさく言われ、しょうがないので十数年振りか数十年ぶりか・・いずれにせよ随分久し振りに食事会の前日は酒を飲みませんでした(>_<)これは僕にとってはとても重大な出来事です。

 　お陰様でというか無事に顔合わせ食事会（うさを晴らすように飲みました・・といっても大して飲んでませんけどね）も終わりやれやれという感じで、幾分ほっとした気分でいます。

 　そうこうしながらも１０日程でほぼ元に戻りました。

ただこれもその合図のひとつなのでしょうが、食欲もありしっかり食べてるのに体重が増えないし逆に減るのですよね。去年の真夏にコロナらしきものになり、その時もそうでしたが大体２kg前後落ちました・・普段７２～４ｋｇで一喜一憂してるレベルですから・・まぁ大したことないか(>_<)

 　僕の身体は頭が良い・・今回、何だか漠然とそう思いましたね。

この位の症状で身体の不調を知らせてくれるんですもの、それも10日程で元に戻れて、こんな嬉しいことはないですよね。

もし「頭の悪い身体」なら何も知れせてもくれないし合図もないでしょうからね。更に悪化させたり重篤化したりね。と云うことでまじ感謝しています。

酒も素直に飲まずに済むし、自分なりに中毒(^^;ではないことも分かったし・・。

　と云うことで「身体の賢さ」と云うことの大切さを痛感したここ数日でした。