先日、京都は東大路丸太町にある、たまにお邪魔する「YAMATOYA(ヤマトヤ)」さんというジャズ喫茶(夜はバー)のカウンターで、マスターに「僕はジャズは全然詳しくはないのですけど結構好きなことは好きでしてね」と話し、最近「ビル・エバンス」のピアノ(Moon Beams)を寝る前に良く聞いているんですよ(お陰で使いすぎでスマホのパワーが落ちてしまい、先月からSパックからMにバージョンアップした)などと言って彼に関する蘊蓄も聞いたりして、その流れの中で「マスター、特に女性ボーカルで誰かお薦めの歌手紹介してくださいよ」と言ったら、すかさず奥から「ニーナ・シモン」のベストアルバムを手にとって持ってきてくれたと云う訳です。
勿論レコード盤です。
そこではかけてもらいませんでしたが、ビル・エバンスの「Waltz for Debby(ワルツフォーディビィ)」も紹介してもらい、それを聞きながらコーヒー醒めるまでお邪魔してきました。
で、そのこと近所の居酒屋「eーとこや」でよく出会い仲良しになった沢くんに話したら、さすが音楽家の彼、すかさず「オカダさん、私がCD準備して上げますから・・」自分はレコード盤しか聞かないのでCD盤なら上げますよと云うことになり、後日近所の彼のアトリエで酒を飲みながら色んな音楽を聴かせてもらい帰りに「ニーナ・シモン」他のCDを何枚かプレゼントしてもらいました。
ここ数日ニーナ・シモンにすっかり嵌まってしまい京都に行き帰りはほとんどずっと聞きながら楽しんでいます。
特に「Mr Bojangles(ミスター ボージャングルス)」という曲が気に入り、何度も聞き返しては感動しています。
なんとかカラオケで歌えないものかと、それでいろいろと調べてみたら、この曲は結構有名でいろんな歌手、ジャズ歌手はもちろんカントリー&ウェスタン、フォーク歌手などの有名どころがカバーしていました。
日本では沢田研二と意外なところで山本リンダがカバーしていましたが・・・うーむ(^^;)
で、ほとんどの歌手の歌聞きましたが、やはり「ニーナ・シモン」が最高でしたね。
サミー・デイビスJrやジョン・デンバーなども悪くはなかったけど・・・。
彼女ジュリアーノなどで本格的な声楽とピアノを学びそれからプロデビューしているんですね。
本当に素敵な声で、ありきたりながらその「艶」というか痺れというか、響くんですよね心に・・・とにかく良いですね。
2003年にフランスで亡くなっていました。70才という若さです。
因みに高倉健さんがニーナのこの曲大好きだったらしいです・・・・。
やっぱ、カラオケは諦めます・・でもしかし歌ってみたいなぁ、場末の小さなバーでそれも英語で・・・。
そんな妄想楽しんでいるのですよ最近・・・。