Ryojinブログ

剣道のこと、オオカミ復活運動のこと、そして紀州犬のことやいつも行き来している大好きな京都のネタなども綴っていきます。

紀州犬と犬の先生のこと。

2013-06-26 10:05:54 | 紀州犬

 久し振りに僕の紀州犬というか日本犬の先生(勝手に決めている・・・)の京都のYさんに電話しました。

彼は仕出しのお店をやっているのでなるべく午後に電話をするようにしていますが、いつも機嫌良くこちらの話を聞いてくれます。そして、最高に蘊蓄のある日本犬(紀州犬を中心に)の話を色々と教えてくれます。

我が家の愛犬「那智」の生家でもあり、ご自身も当然ながら数匹の紀州犬を飼育されています。

彼は歳こそ60才そこそこですが、まるで歌舞伎の女形を思わせるようなハンサムな人で、およそその辺によくいるようなむっさい犬飼い達(僕も含め・・・・?)とは雰囲気が全然違います。

僕は彼と出会って本当の意味での日本犬の勉強をさせてもらっていると思っています。電話でも話したのですが、もしこのYさんと出会っていなければ相変わらずまだ展覧会にばかり足を運んで押し出しの強い格好の良い犬ばかりを追い求めていたかも知れません。

これもネットのお陰で、あまり回り道せずにこれはと思える先達に出会えたわけです。

Yさんは滅多に犬舎の見学はさせてくれませんが別段気取っているのではなく自分自身の犬引きが忙しかったり、犬が多いので近所にうるさいし・・・とかの理由です。本当はもっと深い意味があるとは思いますが・・・。

  運良く、僕は何度もメールのやり取りをするうちにやっと念願かなって数年前に初めてお邪魔することができました。

想像通りの専門家で巷の愛好家とはまったく異なり、その考え方や犬の飼育姿勢や扱いにかなりの相違を感じ感動したことを覚えています。それと色々と話を聞いているうちにこの方の日本犬に対する情熱の源は深くとも、結局は単純に犬に対する愛情なんだ、と感じました。それは彼が自分の犬達にに対して接している姿で容易に判りました。

犬にもそれぞれ個性がありますが、彼は自分との「相性」という言葉で表現します。とても判りやすい表現です。

僕は以前飼っていた犬を一度だけ冷やかし半分で展覧会に出したことがあります。

そもそも犬の展覧会ってどんなものなのか身をもって知っておきたかったし、出陳している色々な方達の様子も感じておきたかったからです。もちろんこの出陳以前にも展覧会には県外を含め何度も足繁く通いその様子を目にしてきましたが、そのうち徐々に「ここはどうも僕が求めていた世界とは違うな」という感じがしてきました。そうして悶々としながらこのYさんに何度もメールをしたり彼のブログを読みあさったりしていたのですが「やっぱりここしかない!自分の求めている犬とその先生は・・・」となったわけです。

そしてとうとう2年前に我が家に「那智」がやって来たのです。

Yさんはこの世界ではマイノリティーであることには間違いありません。そして日本犬に対する自分の信念や考え、スタンスは強烈に持っていますが他を批判したりはしません。それどころか、いかに先輩達に凄い人達がいたかとか今でも本質的に本当の日本犬のことが見える人は少ないがいることなど判りやすく教えてくれます。

要するに求めているものの違いは如何ともできない訳だし、それぞれの好みにあれこれ言ってもしようがないというものです。

で・・・、僕はやはり彼の日本犬感に心酔しているわけです。

子供の頃からの犬に対する情熱を今も綿々と持ち続けているというのは本当に凄いことです。まさしくその道のプロ中のプロだと僕は思います。

これからも益々その知識と感覚に磨きをかけていってもらいたいものです。そして、まだまだ教えてもらわなくてはならないことが多くありますから・・・本当に楽しみです。

 家の那智は今、ちょうど換毛期で毛が抜け落ちてまるでメキシカンヘアレスドッグかどこかの痩せたジャッカルみたいで痛々しいくらいです。

しかし、この時期にしかはっきりとした骨格の様子は確認できないということも言えます。これも先生からの受け売りですが・・・。

那智の骨格筋肉はいわゆる細マッチョそのもので、骨格のそれはとてもバランスよく、がっちりとしています。

犬というのはその置かれた状況に瞬時に反応します。たとえわずかなことでもです。およそのんびりしている時など痩せて華奢に見えますが、わずかでも緊張感を持ったその時、転瞬・・・!一回りも二回りも大きく見える時があります。

そこには、まさしく惚れ惚れするような野性味溢れる魅力があるのです。

と言うことで、このくらいにしておきます・・・。

 

 

 

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京都に行ってきました。

2013-06-24 14:17:06 | 京都のこと

  京都の自宅の隣が「エイスケ」という創作和食のお店で、ここのオーナーとは知り合ってからもうかれこれ12、3年になります。

彼は京都では有名な「まんざら」という数店舗の飲食店を展開する会社に勤めていてそこで料理の修業を積んだらしいです。僕が知り合ったのは彼がそのグループ店の「祇園まんざら」の店長を任されていた頃です。四条の花見小路から少し奥まった所にあって結構な風情の場所で料理もそこそこ値段も適正でなかなかのお店でした。

  あるときその彼から一枚の葉書が届き、銀閣寺の近くでお店を持って独立したことを知りました。また一度寄らせてもらおうと思っていましたが、その頃ちょうど8年程前、京都に住むの子供達がそれぞれの都合で新たな住居を見つけなくてはならなくなり、ある程度の場所的な目的はあったものの二人で共同に住める条件の良い一軒家はなかなか見つからず、彼らもそれぞれに動いたのですが結局3日ほどかけて探しあぐね、僕が帰宅する最後の日の夕方に立ち寄った不動産屋さんでやっとこれはという物件を見つけました。ところがその時はもうすっかり時間も遅くなり住宅の中を見せてもらう余裕もなく、とにかく早い者勝ちの様相だったので早速予約金を支払い、すっかり暗くなった大通りから、その場所と外観だけを確認して後は子供達に任せて帰宅しました。運良く彼らもその家がとても気に入った様子で早速引っ越しの段取りとなったのですが、次に僕がそこを訪れ驚いたのはなんと隣が先に案内をもらっていた「エイスケ」だったからです。確かこの辺だったという記憶はあったのですがまさか隣とは・・・というわけで、早速驚かせてやろうと「おーぃ、やって来たで・・・」と店に入って行ったらちょうど仕込み中の様子で一瞬、彼はきょとんとしていましたが「えーっ!」となり破顔一笑とても喜んでくれ、ひょんな再会を果たしたというわけです。

そして、そんな彼のお店が今年8周年を迎え今回そのパーティーに招待されたということです。

  場所は鹿ヶ谷の安楽寺(有名な法然院のすぐ横・・・)という浄土宗のとても由緒のある一見こじんまりしたお寺なのですが、実は中は結構広い・・・です。ここは本堂から渡り廊下を行くと離れに別の建物がありそこが一種のモダン空間になっていてピアノもあり、絵画、器などもさりげに展示されていて更には大きなカウンターと奥には充分な広さの厨房を備えていました。かなりのスペースの広間なのですが天井のど太い梁やケヤキの床、個々の囲炉裏風のテーブルやトイレの清潔さやそのスペースなど目を見張るものがありました。もちろん庭の風情にも絶妙なものがあり、オーナーの薦めでここを利用させてもらったようですがそれはそれは良い雰囲気でした。

  最初にシャンパンやビールなど戴き後は好きな飲物と料理を頂きながら周りの人達と一時間ほど歓談し大分盛り上がってきたところで宵闇の庭を背景にジャズのピアノと素敵な女性ボーカルによるミニコンサートが始まりました。

人数も30人程でこじんまりした集いでしたが僕も家内もすっかり周りの人達とも打ち解けとても楽しい時間を過ごさせてもらいました。

  僕の隣は女性の医師で前から面識のあったT先生、その隣が人気店「まんざら」の社長で更にその隣に祇園の芸伎さん、何とも素敵な着物姿でした・・・・。僕も家内もすっかりその着慣れた姿に見とれていました。特に家内は次は自分も着物で・・・・となんとなく意気込んでいましたが・・・・結構羨ましそうにみえました・・・ゴメン・・。

というわけでとても楽しいひとときでした。

「京都ってやっぱりディープなんだなぁ・・・」そんなこと思い、そんなディープな場所に来れたその縁に僕は改めて感謝したのでした。

見送ってくれる彼ら夫婦はとても心地良い雰囲気を醸していました。主役のてっちゃんは少し酔っ払っていたようですが、ホントご苦労様でした。奥様も・・・・。

これからもよろしく。いつまでもよろしく・・・・です。

  

 

 

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ゼロリスク

2013-06-15 09:33:06 | オオカミ復活

先日、JWAの会員から環境省を訪問した際の担当官とのやり取りの様子とその見解をについてのメールが届きました。

前回の続きになりますが「1%でも人間や家畜に危害が加えられる恐れがある以上、オオカミを放つのには許可できない」という見解の話をしましたが、その事の追加です。

「日本人は「ゼロリスク」を求める国民性がある・・・ので・・・」というような話があったらしいです。

「えー!なんじゃそれは!」という釈然としない思いが心をよぎりましたので、じっくりとその言葉の意味とその発言に対し考えて見ました。

  そして、これはあくまでも無責任な個人の見解なのだという結論に至りました。

そんなこと何を基準にどんなデータを元に言っているのだろう。日本の国民は・・・・などと・・・。

何より、その担当の方の見解が環境省という組織を含めた日本国民全体の考えのような物言いであり、それが重要な国の環境行政に携わる立場の方から発せられているということ自体に重大な懸念を抱きました。

  まさにこれからの日本の森林や自然環境全体の行方を左右するような重要な事柄に対し、真摯に取り組み活動している、それこそ「一国民」のグループに対してこんなに簡単に「国民性云々・・・などという非常に曖昧であり逆に根源的でもある偏った思想的な発言をされて良いものだろうかと思いました。

もちろん公式な見解ではないでしょうし、話し合いの中で出てきた安易な表現言葉なのでしょうが・・・。

 そもそも「ゼロリスク」で行われる行為などこの世界に存在するのでしょうか・・・・ですから、この言葉の意味するところとその言葉の根源は一体何なのか・・というところには思考が届いていないと思われます。

どのような場面で使われる言葉なのか・・それすら難しい判断の造語です。そんなに簡単に「日本国民はそうだ・・そのような国民性だ・・・」というようところで使われるものでしょうか。

もっとも確かに日本人はそういう一面も持っているかも知れませんが・・・何も日本人に限った特殊な思考とは思えませんが・・なぜか、こういう表現には一種のファシズム的な雰囲気が感じられてなりません。

彼ら(公務員)の役割は、国民(一般的に・・・・)の声、話を聞いて、まずそれを理解していこうという姿勢が最も重要であると思います。更に次にその事柄についての調査と研究を行い充分な考察し、そして実施云々を検討していくというような順序が必要だと思います。何度も言うようですが公務員には絶対にその責務があると思います。

  ところが、地方や中央を問わず、この国の社会には、お役人を動かすには政治家やその組織の上の立場の人間に働きかけなくてはならない、という誠に困ったことに独特な不文律のようなものが常に存在します・・・。

そして、こうやってまたロビー活動が繰り返されるわけですね。

「まったくもうしょうがねぇなぁ・・・・」という気がしてなりませんが、逆に情けないかな、それをすべて否定するほど僕は幼稚でもなくて・・・。で、今後はまた新たな作戦も考えながら更に硬軟使い分けながら前進して行かなければならないと言うことなわけです・・・・。

まぁ、今後も僕は僕なりに、信頼できる人などに相談しながらこの重要課題に少しでもお役に立てる方向で進んでいければと思っているわけです。

決して諦めずに行こう・・・そんなところです・・今は。

 

 

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ブログを始めて思うこと

2013-06-10 16:18:04 | 随想・・・。

  ブログはやはりネット社会特有の公開日記のようなものですね。不特定多数の人達の誰かに見てもらおうとしている・・・・・。

日記のようでありながらメッセージであったりします。

  日記と言うものは本来秘め事です。ところが歴史的に見ても誰それの日記が発見されて歴史上の重大な事実が判明したりします。

  始めから「誰かがいずれ目にするだろう・・・」という、ある意味期待というか予想のようなものを前提にしながら書く、という行為なのかも知れません。もちろん最後まで日に当たることのない日記も多く存在するでしょうが・・・。

僕はブログに新規投稿するたびに思います「一体これを誰に見てもらいたいのだろうか・・・本当は・・・」と。

そして思うのは、昨日書いたブログを今日また見て見る、そのまた前のブログにもつい目を通してしまう。

始めてから1ヶ月以上が過ぎ、漸くのように思います。結局、誰に見てもらおうとしているのでもない・・・・自分なのですね。

自分に書いているのですよ・・結局この行為は・・・・。

ふっと、そんなこと思いました。

 

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我が家の紀州犬「那智」のこと

2013-06-08 10:27:06 | 紀州犬

  少々親ばか的な話になります。

毎日、愛犬「那智」と一緒に朝夕、自転車(一応クロスバイクです・・・・カッコイイです・・・ママチャリじゃありませんし・・)で自分のトレーニングも兼ねて走ります・・走りまくります。

僕は最近このバイクに簡単なコンピュータを付けたので走った距離、スピード、時計、累積距離数などが分かります。だいたい朝は6、7キロで夕方は5キロくらい走ります。最高スピードは37、8キロくらい出ることがあります。イコール那智のスピードということです(実際、全力疾走ならこんなもんじゃないでしょうが・・・)とにかくこの街は結構なアップダウンがあり僕たち一人と一匹にとってこれはとてもいいトレーニングになります。

もちろん僕は乗車姿勢や足への力の配分、どの筋肉に負荷が掛かっているかとかを確認しつつ、100m位のダッシュも入れます。タラタラと走っていてもそれはそれで自転車は楽しいものなのですが、トレーニングの際はだめです。これ重要・・・。

  ただ、雨の日は休息日です。那智はゲージから出ようともしません。放っておくと昼まででも寝ています。おしっこもせずに、ご飯も食べずにです。まぁ何というか野生・・ですわ。

おしっこは30時間以上は我慢できるようです。ウンコなど2日くらいは楽に溜めてます・・・。

ということで彼女は僕のよい相棒で、今も、僕の机の横で丸くなって寝ています。

  僕は子供の頃から大の犬好きで紀州犬も居たことがありますが、ただ自分の意思だけで飼おうとすることは当たり前ですが、まずもってできなかったです。

若い時分には暫く犬を飼うこともなかったのですが下の息子が幼稚園くらいになった頃からか無性に犬恋しくなり、知人の紹介であるブリーダーからボクサーを譲り受け飼い始めました。それが犬との再会の始まりだったわけです。

  僕はその時、久々に犬を飼う喜びを感じたのですが、同時になんというか・・こう・・自分が大人なんだなぁと改めて感じたことを覚えています。それは言うまでもなくすべては自分の意思(もちろん家内にも了承してもらってのことですが・・・)で決められた、ということに対してです。

そんなことから始まり、これまで何匹かの犬と出会いそして別れてきました。中には断腸の思いで別れた犬も居ましたが、かといって犬好きはまた犬が欲しくなるものなのです。よく「あの子が亡くなったので、もう二度と犬を飼おうとは思わない・・・」みたいなことを聞きますが、僕は生来の犬好きなのでそうはならないのです。どんなに愛着のあった犬でも別れた後は半年も経つとまた犬恋しくなるのです。そして、次に出会った子はまた新たな思い出を作ってくれるのです。犬とはそういうものと思っています。

今は、日本犬、それも紀州犬一辺倒です。この気持ちはもう揺らぐことはないと思います。世界には魅力的な犬が沢山います。しかし、僕は日本犬、この原始的な犬に最も魅力を感じてしまいます。

木訥で、賢く(人間に都合の良い賢さとは少し違いますが・・・・何というか、自主性の明確さとでもいいましょうか・・・、そんな賢さです)尚且つ主人や家族思いで防衛本能も旺盛で、力強く逞しい。まさに一緒に居ると気分が落ち着く、何とも素敵な相棒なのです。

 家の那智は雌で、今2歳と4ヶ月くらいで、まだまだ日本犬にしては寧々ちゃん(若い、青いということ・・・)で、茶目っ気がありすぎるのですが・・・しかし、前にも書きましたがやるときはやります、豹変します。まさにこれが狩猟系で綿々と受け継がれてきた血脈というものかと刮目するときがあるのです。これが魅力と言えば・・まぁ最大の魅力ですね。

   一昨年末、京都で歳も押し迫った12月30日の深夜、正確には31日大晦日の午前2時頃ですが、ゲージで静かに寝ていたはずの那智が突然もの凄い吠え声を上げ、僕たちは飛び起こされました、その刹那、表の駐車場で多分二人・・・が「うゎー!・・・」と喚きながらばたばたと走り去る音がしました。後で近所の人に話をすると余り悪意はない・・?のですがたまに人の家の自転車に乗っていくいわゆる「自転車泥棒」ですか・・・が居るらしいです。まったく不届きな奴らです。

  この時、まだ生後10ヶ月ほどの那智の本性の片鱗を垣間見たような気がしました。凄かったですよ、あの剣幕・・・・。

かといって、息子や娘が夜遅くに帰って駐車場に入ってきてもまったく知らん顔で寝ているんですから・・・判るんですね、凄い感性とでも言いましょうか感覚なのですよ。この自転車泥棒撃退事件にはホント驚きました。

シカやイノシシを深夜に追っ払ってくれることは前にも書きましたが、僕の家のように山の中腹(といっても決して1000m級の山のことではありません・・・車が通れる道から30m程の上の山の中腹にあるという意味です)に立つ民家には力強い番犬なわけです。

近所のサル害などにも、襲来をいち早く察しして山側に吠え立てるので防御できるのです。そんな役にも立っています。近所中で未だサルに家の中に踏み込まれて居ないのは僕の家だけです。皆荒らされているんですから・・・これだけでも充分その存在が役に立っているといえます。

ということで、紀州犬「那智」のことまた書きます。

※那智は最近ではとても珍しい斑毛の面かぶりの紀州犬です。すくっとした様子で座っているとまるでバットマンみたいです・・・・。

 

 

 

 

 

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