Ryojinブログ

剣道のこと、オオカミ復活運動のこと、そして紀州犬のことやいつも行き来している大好きな京都のネタなども綴っていきます。

八段審査恐るべし・・・なのかなぁ・・。

2015-11-27 11:18:02 | 剣道のこと

  審査は午前中で終わりました。

最初の7組目だったので10組が終わった時点で一度休憩が入りその間の合格者の発表があります。

10組40人中で合格者ゼロ・・・・でした。

  僕はと云えば一人目はほぼ圧倒できてまずまずの結果、そして二人目の相手は少々手強かったもののそこそこ使えて、うーーん・・・ちょっと楽しみかなぁ、みたいな感じで発表を待っていたのですが結果は先の通りでした。

案外さばさばした気分でしたね、まだまだなんだと・・・。

  ただ、僕や廻りの連中が見ていて「この人はほぼ間違いないな・・」と思った人も結局はだめなんですよね、これが判らないところで少々首を傾げてしまいます。

審査の先生方はもちろんすべて範士でその見識は疑う余地はありませんが。ただ我々とて七段のベテランで八段を受けようかと云う者で、それなりの見る目はあります、間違いなく・・・・。

範士の先生方の見識と大きく異なるなどと云うことはあり得ません、ここが判らないところで「一体どうなっているんだろうなぁ・・」となってしまう訳です。

それでも結局はまた一縷の望みに期待し、というか託し「よし、今度こそは!」という思いで稽古し、鍛え直しまたここに戻ってくるのですが・・・・。

考えたら、八段などとっととあきらめて悠々と自分の剣道を磨いていけばそれはそれで良い選択とも思うのですがね。

  しかしです、生意気なようですが正直思うに「身の程」というものをまったくわきまえていない方も多くいらっしゃるようで、特に女性とか、とにかく規約的には七段取得後10年という期日さえ過ぎれば八段を受審することができる訳です。

いくら男女平等で自由と云えば自由なのですが余りに独りよがりでまったく自分の実力とかが客観的に見えていないとしか思えない方が結構いるのです、これが・・・単に権利は平等だからといってそれだけでは済まない世界が如実にあるのですよ。

多分、自分にはっきりと意見をしてくれる師匠とか先生とかのような人がいないのだと思います。自分と廻りの雰囲気やそれなりのお相手との稽古をやれば自分の力ははどのくらいなのかなどはっきりと判るはずなのですがね、困ったさんですね・・。

  例えばほとんどの場合、相当な力のある者でも本番ではそういう相手には戸惑い、手こずりのです。それがどういうことかというと、お互いの実力差がありすぎてまったく「相気」になどなれるはずも無いと云うことです。実力者にとっては、そもそも立合そのものが成立しない、そんな様相になってしまう訳で、当然ながら両者噛み合わず不合格となってしまうのです。

逆に、相気も何もなく一方的に打ち倒し、圧倒したとしても今度は「相手がなぁ・・・」みたいな感じで余り評価されないのです、多分というか間違いなく審査員も同じでしょう。

これは難しいのですよ、かなり・・・この犠牲?になった方何人も知ってます。

仮にも武道家であるなら自身で受審そのもののレベルを鑑み、そのくらいの判断なり配慮なりができてもよさそうなものだと思うのですがね・・・。

  六段、七段の審査なら逆に相手が特に女性とかの場合だと「ラッキー・・・」みたいになり、その相手を上手くこなし、そして打ち、合格されたと云う方も多々います。

八段審査は現実に気が遠くなるような大変な倍率に挑戦しているのです。偉そうに言うようですが、正直そこそこの実力を付けて更に廻りからも名実共に認められ、そして初めて緊張感を持って臨んで来る。これでなくちゃ、と思っているのは僕だけではありません。

  失礼ながら年配の組にたまに居られる女性の立合など僕が仮に審査員なら六段でも「不合格だなぁこりゃっ」ていう方いるんですよね。一生懸命に相手の足引っ張ってますわ・・・。

百歩譲って仮に八段になったとして、果たしてあの過酷な元立ちの稽古に耐えられるとでも思っているのでしょうか、わからんですねまったく・・・。

剣道だけじゃないでしょうか、男女混合、試合はほとんど男女別なんですけどね。それに三段までは男女別に審査するんですよね。

それが四段から八段まで男女混合なんですから、そんな中、六段、七段に受かってくる女性は大したものだとは思います。

それにしたって六段でも、特に七段など相当な実力格差が存在しています。

ですので、数字上同じ段位でもまったく力が異なる・・・まぁ、このあたりが剣道のまか不思議な世界かもですが・・・・。

  そんなこんなで今年最後の一大イベントが終わりました。しばらくは「あーだ、こーだ」と余韻が続きそうです。

※一日目受審者778名、合格者4名でした。この四人に拍手送りますわ。

 

 

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明日、東京・・行きます。

2015-11-24 10:30:39 | 剣道のこと

  八段審査会です。毎年この時期何となく程々ですが・緊張してるのか・・・少し落ち着きませんね。

僕はマイペース調整で、この時期はいつも気分的なまとまりを意識して過ごしています。

ただ風邪とか怪我にだけは気をつけていますが・・・・・。

  今回、稽古が本番までの間に四日も空いてしまうので・・・僕的には「まぁ、いいか・・」と云う感じでいたのですが、やはり最後に身体の感覚を少し確認しておく為にも、今日は地元の高校に稽古お邪魔することにしました。

幸いK先生も来てくれると云うことで、短くとも詰めた稽古をしようと思っています。

  思えば八段に挑戦し出してからかれこれもう12年ほど経ってしまいました。この間剣道のみならず色々なことがありましたが、あれよあれよという間に時間は過ぎ去っていきました。

この間4回一次審査に合格しているのですが・・・・まぁ、途中何度か抜けてはいますが間違いなく20回以上は受けている訳で・・・仮に24回として4回一次合格ですから6回に1回の確率で一次は受かっている訳です・・・・それにしても気の長い話です・・・・。

  やれやれ一体こんなのいつまで続くのか・・・・・とたまにうんざりすることもありますよ。

但し、この審査・・20年以上挑戦している方など、少々言い方がまずいですが、掃いて捨てるほどいます・・・・。

ですが、とにかくそんなことを気休めにしていてもしょうがないので、今回も絶対二次まで残って「尾鷲に帰る最終に間に合わないのでどうしよう・・・一旦京都に帰るしか無いなぁ・・」みたいな想像をしながら「今度こそいくぞ!」という強い気持ちで臨みます。

これ書いてて何か・・気合いが入ってきましたね。

  別に剣道すべてではないですが・・・こんな人生の一面も「これまた楽し・・・」で、客観的に観ればある意味・・幸せかも・・・です。

オモロイ人生の一コマですなぁ・・・。

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フェンスが完成・・。

2015-11-18 15:00:46 | 随想・・・。

  ワンコ達の成長に伴い、僕が手製で作った家の前の元の段々畑周辺を囲うフェンスが最近になってとうとう限界がきてしまい、あの子達が何かの弾みでいつ飛び出してしまうやらとても心配で、更に頑丈で高さもある本格的なフェンスを設置することにしたのですが、大まかな部分を囲う作業そのものは4日ほどで出来上がったものの自宅に続く通路の手すりのフェンスを高くする為の資材が大幅に遅れてしまい、細部の確認も含めやっと先日に完成しました。

まだ少し心配な処もあったのですがそこも何とか上手く処置できて、とにかくこれで一先ず安心です。

  いずれにせよシカやイノシシの侵入を防ぐ為にも山林に隣接する我が家には必要不可欠なものなのでこればかりは致し方在りません。

これが無いと玄関の前までイノシシがやってきて、そこら中を掘り返していくわ、シカが植木の新芽を食い荒らしていくわで・・・・もうこれは大変な獣害なんです。

  夜中にワンコ達を放すのは余りにリスクが大きくそれはできません・・・・近所中大騒動になるのは必至ですし、夜行性である夜のイノシシはとても危険です。

そんなこんなでワンコ達は相変わらずローテーション通り自転車曳き散歩・・もしくは放犬・・・と元気に過ごしています。

僕はと云うと雨が降れば散歩はお休み・・・玄関であの子達が雨の中遊び回っているのをみながら骨ストレッチで身体をほぐし、それが終われば1匹ずつ身体を拭いて室内のケージに入れてやります。家内が食事を少なめに与え、その後は三匹とも夕方までほぼ静かに寝ています。居るやらいないやら判らないくらいです・・・・。

久し振りに写真貼っておきます・・・・。            

  

 

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パリは大変なことになっている・・・。

2015-11-17 11:00:17 | 随想・・・。

  パリはもう大変なことになっているようです。

もう世界中どこの都市でも現実的な問題としてこのようなテロはいつ起こっても不思議ではなくなってきたようです。

  漠然と思うに、根源的な解決方法・・・・果たしてあるのでしょうか。

対抗し、断固戦うとか・・・壊滅するとか・・根絶するとか・・云々の勇ましい言葉ばかりが聞こえてきます。

  対話、融和・・・もしくはそれにより経済を後ろ盾にした棲み分けを模索するとかは水面下で果たして進んでいるのでしょうか・・・闇・・裏・・は不可思議で何が本当のことなのか、どれが本当の状況なのか・・・とか、我々には判るすべもありません。

自分の身は自分で、もしくは自分たちの身は自分たちで守る・・・当然ながら今からはもうこれしかないでしょう。

  都市や人が大勢集まるような場所・・・互いに廻りを「監視」する・・・と云うのではなく「常に廻りを注視する」と云うような用心深さは必要かもですね。

  以前、内田 樹氏自著の中で「武術的な思考や行動ってことは、例えば大勢の観客の集まるスタジアムに突然ゴジラが現れたときその場に居合わせた自分はとっさにどう対処するか・・・どう生き延びるか・・・と云うようなことを常に意識していることだ・・・」みたいなこと云ってました・・・・ふむふむ・・・です。

個々が廻りを注視する・・その事も含め、それが最も強力なセキュリティ機能だと思います。

 

 

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剣道・・・意識と身体の関係・・。

2015-11-15 13:16:03 | 剣道のこと

  最近、剣道、稽古をやっていて特に強く感じることがあります。

それは今更何をと、云われるかも知れませんが剣道における心と身体の関係についてのことです。

僕なりに明確な考えが確立してきました。確立と云うより生意気なようですが少し理解ができてきた・・・と云う方が正しいかも知れません。

  剣道ではいわゆる「気」とか「攻めが強い」とか「剣先が強い」とかと云うような表現でその人の剣道の強さとか実力とかを計ったり表現したりするのですが、さて、その「気」とか「攻め」とかは一体何なのか、これがなかなか言葉では説明がつきません。一般的にも「気圧される・・」とか「圧倒される・・・」とか・・そんなような表現しますよね。

一見「その人の醸し出すオーラのようなもの・・・」と云う表現をする人もいますがとにかく確実に存在する剣道の強さのバロメーターであることは間違いありません。

  例えばある程度の実力を備えた者が一種の「自信」のようなものを持ったときにその力は更に向上します。これは別段、剣道に限ったことではありませんが、そんなことってよくあるように思えます。

  剣道は当然ながら相手が存在し、それと対峙し、お互い竹刀を交え打ち合う訳で、そこにはそれを駆使する肉体が介在しているのですが、不思議なことに肉体の強さだけでは計り知れない別の強さが確実に存在するのです。

でなければ、ある程度高齢(例外的にはかなりの高齢者もいますし、もちろん彼らは相応の修行を積んできているという条件はありますが・・・)の剣道家が強い高校生や大学生、また若い剣道の専門家達とまともに渡り合えるはずがありません、他のスポーツの常識では・・・・。

しかし、剣道の世界にはそれがそうではない現象が日常的に現れます。

  そこで、少し話はそれますが「他人の評価」特に第三者の間接的な三人称における、もちろん良い評価「褒め」みたいなものですね、これがその褒められた当事者の相当な自信につながり、すなわち心を強く持てるようになり、更には実際に剣道をする身体といかパフォーマンスというか、それに大変な影響を与えてくる、これってあるんですよね実際、体験的に判ります僕は・・・。

この「意識」の強さと身体の関係は、まか不思議ではありますがはっきりと絶対的に存在しますと云うより剣道はそれで成り立っていると言っても過言ではありません。

「気」とか「攻め」とかは謎なんです、測れないんです。しかし上記の通り在るわけです。

  最近剣道をしていて「俺は今が一番強い」と云う気持ちを強く持つようになりました。7段を取得した30代後半から更に40代の頃よりも今がです・・・。

  そこには僕なりに成熟してきた意識の強さと、第三者、もしくは目の前の人から頂ける評価のようなもの(目前の人の言うことは、その人が社交辞令でどこまでが本当か、また掛け値なく本当か、その位は見分けられますから・・・・)を力に変えていける心の触媒機のようなそんなものが持てるようになったからだと思います。

そしてそれが実際の剣道の稽古や立合に確実に影響を及ぼす「具体的な力」として認識できるようになってきました。

まぁ、ただ生来の図々しさが進化しただけかも知れませんがね・・・(笑)

一見自慢げな話のようですが、これは決して僕だけの話ではなく普遍的にある人間の能力の一環の話だと思っています。

  意識と身体の関係・・・これ突き詰めていけば、人生における様々な逆境や困難に対処できうるとてつもない能力を生み出す要素なのかも知れません。

こういう締め方で終わります。

 

 

 

 

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