「京都は奥が深い」などという言葉はもうすでに聞き飽きたと思いますが、今更云うまでもなくやっぱり何気に深いんですよ。
表題の本屋さん「惠文社一乗寺店」と云います。
自宅からだと自転車で10分ちょいくらいの所にあります。
外観もなかなかいかしてますけど中に入ると、まぁ何と云うかスペースの妙であったり、並んでいる本の並々ならぬこだわりであったりと他の本屋さんとは確実に一線を画していますね。
奥にはちょっとした明るい南仏を彷彿とさせるような中庭があって、その続きにあるドアを開けたら喫茶店。
また本のコーナーを通り過ぎると次の部屋が器や調理道具、それにオシャレな服や小物類等々がセンス良く並べられ、ついつい長居してしまう・・まぁそんな空間です。
僕は最近この本屋さんに立ち寄るのが楽しみになってきて最近はちょくちょくお邪魔しています。
そうそう表題にある通り、10年ほど前にイギリスの有名な雑誌「ガーディアン」で世界で一番美しい10の書店に日本で唯一選ばれたこともあるらしいです。
そんな本屋さんがあるということを何かで知ってね、いそいそと出かけたらなんとまぁ意外に近くで驚いたのです。
だからそんな時「京都って奥が深いというか何だかやっぱ測れないなぁ・・」そんな気持ちになっちゃうのですよね。
本屋好きの僕の密かな楽しみが飲みに行く以外にもこんなところにもあるのですよ(^^;。
因みに叡山電車で「出町柳」から約5分「一乗寺」駅下車、すぐの踏切を渡り、歩いて2、3分位かな。
京都に行ったら本好きなら絶対一度は立寄るといいと思いますよ。