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博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

医療費免除延長へ

2013-01-26 15:58:50 | 日記

<新聞掲載記事より>

・浪江町が国と再編合意 4月施行方針 

 東京電力福島第一原発事故により全町避難している浪江町は25日、避難区域を放射線量で3区域に再編する案について国と合意した。馬場有町長が二本松市の役場事務所で政府原子力災害対策本部の熊谷敬審議官に通知した。町は区域再編を4月1日から施行する考えで、原子力災害対策本部に早期の決定を促している。
 再編案は大字単位で区域を見直した。年間積算線量が50ミリシーベルト超えの帰還困難区域に津島、大堀、酒井など13地区、20ミリシーベルト超~50ミリシーベルト以下の居住制限区域に川添、牛渡、立野など10地区、20ミリシーベルト以下の避難指示解除準備区域に権現堂、幾世橋、請戸など10地区を組み入れた。
 避難指示解除の見込み時期については、国が示した帰還困難区域は原発事故発生から6年、居住制限と避難指示解除準備両区域は同じく5年で了承した。ただし付帯事項で、避難解除の条件は、除染により空間線量が年間1ミリシーベルト以下に限りなく近くするよう求めた。インフラの復旧などの進み具合を1年ごとに検証し、解除見込み時期を判断することも要望した。

( 2013/01/26 11:00福島民報ニュース)

 
 
・医療費免除、延長へ
 
 政府・与党は25日、東京電力福島第一原発事故の被災者支援策として実施している、医療費窓口負担の免除措置を延長する方向で調整に入った。期限切れとなる2月末から一年延長する方向で、2013年度予算案に盛り込む方針。
 医療費窓口負担の免除措置は、原発事故に伴い設定された警戒区域など避難区域の住民が対象。
 
 
 (福島民報、26日朝刊より一部抜粋)
 
 
*再編について町と国が予定通り、昨日合意しました。
2、3月は、防犯・防災体制の強化や仮設トイレ設置などのための準備期間となります。来週30日に臨時会が開催されます。議案は一般会計補正予算ですので、これら準備のための予算と思われます。後日臨時会の内容は報告します。
 
*医療費の一部窓口負担の免除が、一年間延長予定となりました(私は決定と思ってます)。しかし、国民健康保険税や各保険料の減免措置が3月迄ですので、延長となるよう引き続き議会として取り組んで行きます。
 
 
 
 今から郡山市で、浪江青年会議所(浪江JC)の総会並びに交流会があり、出席します。JCは40歳で卒業となり、私も13年前卒業しました。現役の時は、「明るい豊かな社会を築く」ために、会議では熱く激しく議論を交わし、その後は夜遅くまで仲間と酒を酌み交わしたものでした。
今日は40歳前の若い青年と交流を深め、パワーを体内に注入したいと思います。

笑顔

2013-01-25 19:11:14 | 日記

        

 今日は、一昨年の被災後2か月も経たないうちに事業を仙台市で再開した、接骨医の〇〇先生(ほとんどの皆さんが、顔でお分かりかと)を用事のついでに訪ねました。彼とは若い時から親交があり、被災してからも町の課題などについて電話やメールのやりとりをしていた仲です。大混乱時期に事業再開をした方ですから、実にポジティブ。

 町の現況も話しましたが、避難所での話や写真のカエルの意味などいわゆる世間話がメインだったような・・・・。あっというまに3時間が経過していました。まるで浪江町駅前の〇〇接骨院で話をしていたような雰囲気でした。

 笑顔って良いですね(写真は笑顔ではなく、ちょっとにやけていますね)。浪江町でも笑顔で話をする方でしたが、今日もそうでした。私は眉間にしわを寄せることが多いので「注意しよおっと。」

 〇〇先生の奥さんは、インフルエンザにかかっていてひどい中、顔を出していただきました。「奥さん、お大事に」

 一度『仙台中央接骨院』で検索してみてください。

 

 


明日、国と合意

2013-01-24 20:37:07 | 日記

<新聞掲載記事より>

浪江町 3区域再編 最終案固まる 2地区で変更 あすにも国と合意

  東京電力福島第一原発事故で全町避難している浪江町は、避難区域を3つに再編する最終案を固め、23日に開かれた町議会全員協議会で示した。当初の再編案で居住制限区域(年間積算放射線量20ミリシーベルト超~50ミリシーベルト以下)だった大字酒井が帰還困難区域(同50ミリシーベルト超)に、避難指示解除準備区域(同20ミリシーベルト以下)の大字牛渡が居住制限区域に変更された。町は25日にも再編案について国と合意し、4月1日の施行を目指す。
 町によると、酒井は人口の55%が居住する地域で年間積算線量が50ミリシーベルト超になることなどを考慮した。牛渡は西隣にある居住制限区域の樋渡と長年、生活基盤を同じにしていたため地域を分断しないよう変更した。
 また、国との協議の中で、国が居住制限、避難指示解除準備両区域の土地や建物の財物賠償を原発事故から5年分を一括で支払う案を示したことが分かった。既に富岡町にも同様の提案をしており、帰還できず6年間となった場合は延長を認め、帰還困難区域と同じ扱いとなる。
 浪江町は、除染後のインフラ復旧や病院・福祉施設等の整備など帰還できる条件が整うには6、7年かかるとみて、区域にかかわらず一律賠償を求めている。馬場有町長は「国の考えは納得できないが、区域見直し後の除染などの進行状況を見て早期に延長が認められるよう明文化を申し入れている」と話した。
 大字ごとの再編案は次の通り。
【避難指示解除準備】権現堂、高瀬、幾世橋、北幾世橋、棚塩、請戸、中浜、両竹、西台、藤橋
【居住制限】川添、樋渡、牛渡、谷津田、田尻、小野田、加倉、苅宿、酒田、立野
【帰還困難】酒井、井手、小丸、大堀、末森、室原、津島、南津島、川原、昼曽根、下津島、赤宇木、羽附

( 2013/01/24 09:41福島民報ニュース)

*『避難指示解除見込み時期(居住制限、避難指示解除準備両区域は発災から5年)は、必要に応じて見直しを行うよう町として国に求めることとし、21日(月)に意見交換を設け、今後の見直しについて国に強く確約を求めたところ、国側から「必要に応じて見直しを行う」旨の回答を引出すとともに、文書による取り交わしについても合意し、文面の調整を行うこととなった。平成26年3月、平成27年3月において、除染やインフラ復旧などの現況確認を踏まえて上での見直しを国に申し入れている』と、昨日町から説明がありました。記事の通り、明日の25日に、再編案について国と合意の予定です。


速報〓区域再編

2013-01-23 12:54:01 | 日記
再編について、町と国の合意案に関し、午前中説明がありました。住民説明会からの変更は、牛渡は居住制限区域、酒井は帰還困難区域と。解除見込み時期は、富岡町と同じで帰還困難区域は6年。その他は5年。賠償は帰還困難区域は六分の六。その他は六分の五。ただ、その他は一年延長あり。取り急ぎお知らせします。〓からの投稿です。

法テラス

2013-01-22 20:56:00 | 日記

<新聞掲載記事より>

 浪江町が法テラスと協定 西日本避難の町民援助へ 

 浪江町と日本司法支援センター(法テラス)は21日までに、原子力損害賠償請求などを行う町民を支援する事業協定を結んだ。主に愛知・岐阜・富山県以西の避難者の個別相談を受け付け、近隣の法テラスで状況に応じた援助を受けられるよう調整を図る。
 東京電力福島第一原発事故により全町民が避難する浪江町は損害賠償請求を円滑に進めるため、県弁護士会などの協力で県内や東北、関東・甲信越の相談態勢を整えている。一方、町民200世帯以上が避難する西日本は態勢づくりが遅れていたことから、全国組織の法テラスの協力を得ることにした。
 具体的には、町が西日本の避難者に個別相談等の希望を申し込む書類を送り、申請は法テラスの本部で受け付ける。相談の日程や場所などを各地の法テラスと調整し、地元の弁護士・司法書士の支援を受けやすくする。
 法テラスは被災者支援を目的に昨年10月、浪江町などの避難者が多い二本松市に県内初の出張所「法テラス二本松」を開所した。今年3月には広野町にも出張所を開設する。

 ( 2013/01/22 08:34福島民報ニュース)

 

『ウィキペディア(Wikipedia)』より

 日本司法支援センター(にほんしほうしえんせんたー)は、総合法律支援法に基づき、独立行政法人の枠組みに従って設立された法人で、総合法律支援に関する事業を迅速かつ適切に行うことを目的としている。 

裁判制度の利用をより容易にするとともに、弁護士のサービスをより身近に受けられるようにするための総合的な支援の実施及び体制の整備に関し、民事、刑事を問わず、あまねく全国において、法による紛争の解決に必要な情報やサービスの提供が受けられる社会の実現を目指して、その業務の迅速、適切かつ効果的な運営を図っている。愛称は法テラスで、「法で社会を明るく照らす」「陽当たりの良いテラスのように皆様が安心できる場所にする」という思いを込める。

 2006年(平成18年)4月10日に設立され、同年10月2日から業務を開始している。

 

 *昨日の合同交流会が、夕方のローカルニュースで流れました。皆さんとても良い笑顔をしてました。また、今日の読売新聞ニュースに掲載されていました。

  「今どうしてる?」 浪江町民、福島で交流

 原発事故で浪江町から福島市に避難している町民らの交流イベントが21日、県文化センター(福島市春日町)で開かれた。

 市内の借り上げ住宅に住む町民で組織する「福島市なみえ会」の企画で、今回で3回目。この日は、「今日の日はさようなら」を合唱したり、名物の「なみえ焼そば」を食べたりした。参加した人たちは、顔見知りを見つけると「いまどうしているの」「元気だった」と再会を喜んでいた。

 同町権現堂から同市森合の借り上げ住宅に避難している山田タカ子さん(77)は、「懐かしい顔がたくさんあり、気分が明るくなった。もっとゆっくり話したかった」と名残惜しそうだった。

 同会の伊藤暢秀会長(74)は「友人と連絡を取りたいという声が多数ある。今後も集まって近況を報告し合いたい」と話していた。

2013年1月22日 読売新聞)