久しぶりの更新です。
「浪江町復興まちづくり計画」に浜街道西側農地での太陽光発電事業の推進を掲げてきましたが、計画を進めてきた某事業者と町が協議し、太陽光発電事業を断念することとなった経過説明が、今日開催した全員協議会でありました。
計画概要は、浜街道西側農地約174ヘクタールに津波被災者の生活再建、農業の復興などに資するため、営農作業が可能な高さ地上約4メートルに太陽光パネルを設置する営農継続型太陽光発電事業でした。
しかし、東北電力管内は設備認定量が受入可能量を超えているため、他事業者からの連係申込みの状況により受入容量が3月連係申込み時点では70メガワットでしたが、6月中間検討時点で11メガワットへ減少し、全量連係のためには変電所増強工事が必須となり、その負担金が20数億円程度が別途発生。また、地盤調査を実施したところ、事業予定区域のほぼ全域で支持杭長8~25メートルが必要。このような状況により、事業の採算性が見込めないことから事業予定者と町が協議し、事業断念することに至ったとの経過説明でした。