博文(ひろぶみ)通信

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双葉町は?

2013-01-05 22:09:15 | 日記

<新聞掲載記事より>

双葉町長「帰還は30年後」 半減期理由に暫定目標

 双葉町の井戸川克隆町長は4日、東京電力福島第1原発事故で避難させられた元の町への帰還時期について、「暫定的に30年後とする」という考えを明らかにした。井戸川町長が町民の帰還時期について具体的に言及したのは初めて。同町は町長不信任に伴う解散で町議選を控え、その結果によっては井戸川町長の進退が再び問われる可能性がある。今後の財物賠償問題も絡み、町長の発言は波紋を広げる見通しだ。
 井戸川町長は同日、埼玉県加須市の町役場埼玉支所での仕事始め式で訓示し、今後の町の在り方の基本方針「双葉町の道しるべ」を発表。町民の町への帰還・居住について「一日も早い古里への帰還を目指す」とした一方、放射性のセシウム137の半減期が約30年であることを理由に「帰還の目標を暫定的に30年後とする」と述べた。
 井戸川町長は式の後、報道取材に対し「町は福島第1原発から一番近くに位置し、原発の状況を勘案しなければ帰還時期を判断できないが、放射性物質の半減期などから総合的にみれば暫定的に30年は帰れない。30年後には先が見えるだろう」などと語った。帰還の鍵となる町内の除染については「現在の(国の)除染方法には違和感がある。納得できる効果が数値的に担保されれば、除染を実施してほしい」と、あらためて国に対し、放射性物質を徹底的に除去できる方法の開発を求めた。
(2013年1月5日 福島民友ニュース)


*昨日の井戸川町長の発言については、個人的なコメントは控えたいと思いますが、「皆さんはどう感受しましたか」

この件に関し、双葉町の友人のOさんから電話がありました。「近隣町村にご迷惑おかけします」が第一声でした。彼は小学?年生の父親であり、ご両親は高齢者。非常に心境は複雑だと思いますが、お詫びからの電話が印象的でした。

 

一般質問原稿は、お休みとさせていただきます。