博文(ひろぶみ)通信

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歳内投手初勝利

2014-07-31 18:56:04 | 日記

<福島民報ニュースより>

歳内初勝利 入団3年目で 

 プロ野球阪神の歳内宏明投手(21)=聖光学院高卒=は30日、甲子園球場でのヤクルト13回戦で2番手として登板し、プロ3年目で待望の初勝利を挙げた。歳内投手は1-3とリードされた4回、無死満塁の場面でマウンドに上がり、2つの三振を含む3者凡退に抑えた。その裏に阪神が4点を入れて逆転し、白星を手にした。
 歳内投手は兵庫県尼崎市出身。小園中から聖光学院高に進学した。2年夏の甲子園では鋭く落ちるスプリットを武器に2回戦で広陵(広島)、3回戦で履正社(大阪)を下し、チームをベスト8に導いた。3年の夏も甲子園に出場。1回戦で日南学園(宮崎)に勝ったが、2回戦で金沢(石川)に敗れた。平成23年秋のプロ野球新人選手選択(ドラフト)会議で阪神から2位指名を受け、同校初のプロ野球選手となった。

 

*ちなみに、浪江町出身で今年楽天に入団した、横山貴明投手の2軍での成績は、

登板回数8 、勝0、敗3、 打者90、投球回数18 .2、被本塁打24、 与四球19、奪三振10、失点14、自責点12、防御率5.79。

 


拙速判断は・・・

2014-07-30 22:33:57 | 日記

 <福島民報ニュースより>

 

拙速判断すべきでない 大熊、双葉町議会 中間貯蔵で町長に申し入れ 

 東京電力福島第一原発事故による除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設建設候補地の大熊、双葉の両町議会は29日、政府の提示した施設をめぐる対応は不十分で施設受け入れは判断できないとし、両町長に拙速な判断をしないよう申し入れることを決めた。両町長は両町議会の意見を踏まえ、政府との交渉に当たる方針。
 いわき市で開いた施設に関する初の合同意見交換会で出席議員の意見を集約した。冒頭以外非公開で行われ、会合終了後、大熊町議会の千葉幸生議長と双葉町議会の佐々木清一議長が報道陣の取材に応じた。
 両議長は政府方針に対し「(16回にわたる)住民説明会で町民から求められた質問に対して政府は十分に答えていない」と説明した上で、中間貯蔵施設で保管した除染廃棄物の30年以内の県外最終処分を法制化する時期を明らかにし、生活再建策と地域振興策に使う交付金の規模や活用方法などを具体的に提示しなければ議会としても判断できないと強調した。
 また、建設候補地となっている地権者の一部からの「先祖伝来の土地を手放したくない」との要望を受け、政府が「地上権」を設定し土地の賃貸借を認める方針を示したことに、両議長は「地上権が法的にどのような権利か、詳しく勉強した上で見極める必要がある」と慎重な姿勢を見せた。
 双葉町議会は29日、伊沢史朗町長に両町議会の意見を申し入れた。佐々木議長から申し入れ書を受けた伊沢町長は「拙速に対応しないことを約束する」と応じた。
 大熊町議会は31日、渡辺利綱大熊町長に申し入れる。渡辺町長は「まだ正式な申し入れは受けていないが、慎重な対応に努める」とコメントした。
 意見交換会には、双葉町議は全8人、大熊町議は体調不良で欠席した1人を除く13人が出席した。開会に先立ち、伊沢町長が28日の石原伸晃環境相らが提示した政府方針を説明した。

( 2014/07/30 08:54カテゴリー:主要

伊沢町長に申し入れをする佐々木議長(左)=29日午後4時20分ごろ、いわき市の双葉町役場いわき事務所

政府方針伝えたものの・・・

2014-07-29 18:57:28 | 日記

<河北新報オンラインニュースより>

 

福島の生活再建や課題先送り 政府方針伝達

 福島第1原発事故に伴う除染廃棄物などの中間貯蔵施設建設計画で、国は28日、用地の賃貸借を認める方針を表明した。地元の要望を受け入れ、全面国有化の方針を転換した。一方で、地域振興策など生活再建に密接に関わる課題が先送りされたことに地元は強く反発しており、交渉は長期化の様相を呈している。

 会談終了後、佐藤知事は「われわれが求めた課題のうち、土地の問題が示されただけで、ほかの課題に対応できていない。ボールはまだ国の方にある」と述べ、さらに踏み込んだ回答を国に求める考えを示した。
 大熊町の渡辺利綱町長は「賃貸を認めたことで地権者の選択肢が増え、一歩前進と言える。生活支援・地域振興策では大きな溝があるのも事実だ」と不満を漏らした。
 焦点だった交付金額と土地の補償額は提示されなかった。金額をめぐっては、石原伸晃環境相が16回に及ぶ住民説明会終了後の6月中旬、「最後は金目でしょ」と発言。猛反発を浴びて謝罪した経緯がある。
 地元側は不信感を深めていただけに、今回の会談で金額が示されなかったことに対し、さらに反発を強めている。
 双葉町の伊沢史朗町長は「土地の補償額も交付金も具体的な数字が示されなかった。もっと踏み込んだ答えを期待していた。納得できる状況ではない」と厳しい受け止め方をした。
 住民からも批判や注文が相次いだ。施設の候補地に全世帯が入る大熊町小入野地区の根本充春区長(74)は「受け入れ判断後にしか補償額のイメージを示せないというのは矛盾だ」と憤った。
 双葉町行政区長会の石田翼会長(70)は「賃貸借が認められたことは、子孫に土地を残したい人にとって選択の幅が広がる」と一定の評価をする一方、「交付金額の提示が先送りされたのは残念。県と町は使いやすい交付金を支給してもらえるよう国に迫ってほしい」と粘り強い交渉を求めた。


被災後2回目の郡町村野球

2014-07-28 18:47:40 | 日記

<福島民報ニュースより>

 

双葉郡町村野球で富岡V 古里の名誉懸け熱戦 

 双葉郡8町村が古里の名誉を懸けて戦いを繰り広げる町村対抗交流野球大会は27日、楢葉町のならは球場で開かれた。外野の芝生が張り替えられ、生まれ変わった同球場に、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の発生後、3年4カ月ぶりに球音がこだました。
 大会は双葉郡体協の主催、双葉地方町村会の共催、福島民報社などの後援。双葉郡の頂点を目指して毎年7月に開く夏の風物詩で、40年前から続く伝統の大会。昨年は広野町で震災後初めて復活した。
 ならは球場は震災後、手付かずで荒れ放題だったが、今春に除染が終わり、今大会に向けて外野の芝生の張り替えや内野の整備が行われた。中学、高校生、社会人の大会が開かれる同球場は、郡内の愛好家にとって“聖地”ともいえる場所だ。
 県内外の避難先から駆け付けた選手は、ライバルチームの選手との再会を喜んだ。球場に入ると「懐かしい」と歓声を上げ、内外野で感触を楽しみながら白球を追い掛けた。トーナメント戦の結果、決勝は富岡町が浪江町を3-2で下し優勝した。3位は広野町、大熊町だった。
 開催地・楢葉町の矢内賢太郎教育長は「選手は、楽しんでプレーできた。双葉郡復興へ有意義な大会になった」と話していた。
   ◇   ◇
 郡大会は、9月に開幕する市町村対抗県軟式野球大会(福島民報社など主催)の前哨戦でもある。各町村は郡大会を契機に本格的にチームづくりに入る。
 決勝を除く成績は次の通り。
 ▽1回戦
浪江町 12-0 双葉町
大熊町  4-1 葛尾村
広野町  4-2 川内村
富岡町  9-2 楢葉町

 ▽準決勝
浪江町  8-0 大熊町
富岡町 21-4 広野町

( 2014/07/28 08:33カテゴリー:主要


「相馬野馬追」

2014-07-27 21:23:23 | 日記

<福島民友ニュースより>

「相馬野馬追」が開幕 復興加速へ“出陣”力強く

相馬陽胤氏(中央)を総大将に出陣し、北郷陣屋に向かう騎馬武者行列=26日午前、相馬市

 騎馬武者たちが戦国絵巻を繰り広げる国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」は26日、開幕した。初日は宇多郷、北郷、中ノ郷、小高郷、標葉(しねは)郷から昨年より約30騎多く、震災前の9割に当たる450騎の騎馬武者が出陣。南相馬市原町区の雲雀(ひばり)ケ原祭場地に復興加速への思いを込め、力強く歩みを進めた。
 総大将を擁する宇多郷は相馬市の相馬中村神社から出陣。相馬家第33代当主、和胤(かずたね)氏の次男で2年連続の総大将を務める陽胤(きよたね)氏(38)らが中村城大手門を通り、市街地を行進した。
 27日は同祭場地で古式甲冑(かっちゅう)競馬と神旗争奪戦、最終日の28日は南相馬市小高区で野馬懸(のまかけ)が行われる。
(2014年7月27日 福島民友ニュース)