博文(ひろぶみ)通信

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H30年3月定例会行政報告その5

2018-03-29 07:15:22 | 日記

おはようございます。

今日は、初孫の1歳の誕生日です。

「いや~、孫はカワイイ」とよく言われますが、これ本当ですね。

写真は昨年末、宮崎(娘の嫁ぎ先)に行ったときに撮ったものです。

3ヶ月が過ぎたので、大きくなったろうなぁー。

何をプレゼントしようかな<^!^>。





さて、一昨日の続きです。

 

 

○次に、医療費一部負担金等免除の継続について、ご報告いたします。 

先般、国民健康保険、後期高齢者医療保険、介護保険の被保険者に係る一部負担金等の免除の取扱いについて、平成30年度も財政支援策を継続するとした平成30年度政府予算案が閣議決定されました。 

帰還困難区域の被保険者を除き、所得の判定及び未申告者への取扱いが加わりました。該当者には、一部負担金等の免除措置を平成30年3月1日から平成30年7月31日まで延長することとし、2月下旬に「一部負担金等免除証明書」を発送いたしました。

 

 ○次に、東電賠償請求の訪問支援事業について、ご報告いたします。 

75歳以上の単身世帯など、高齢者996世帯を対象に、意向調査等により支援希望のありました452世帯に対し、平成27年度から請求支援を実施しております。 

このうち、訪問を希望された世帯は、12月末現在189世帯で、これらの方々に対しては、訪問による請求支援を実施しております。

 今後も引き続き、対象者への請求支援を継続し、未請求損害の解消に努めてまいります。

 

○次に、応急仮設住宅について、ご報告いたします。 

2月20日現在の仮設住宅の入居状況は、供与戸数1,800戸に対し、入居戸数227戸、入居者数382名、入居率12.6パーセントとなっております。

 また、2月20日現在のみなし仮設住宅の再契約は、対象戸数1,190戸に対し、契約戸数883戸で74.2パーセントが終了しております。

 

○次に、町外の復興公営住宅について、ご報告いたします。 

町外の復興公営住宅の入居状況につきましては、2月1日現在で1,591世帯、2,789名の入居が決定し、1,526世帯、2,681名が入居を開始しております。 

 なお、1月定期募集は、募集戸数566戸に対し応募戸数147戸で、倍率は、0.26倍となりました。



今日はここまで。


H30年3月定例会行政報告その4

2018-03-27 16:40:34 | 日記

昨日の続きです。

 

〇次に、町内での営農状況について、ご報告いたします。 

第2次浪江町農業再生プログラムにおいて、風評の影響を受けにくい花き栽培の振興を進めてまいりました。このたび、町内で花き生産に取り組んでいるNPO法人Jin(じん)が、国内第2位の売り上げを誇る花き卸売業者のフラワーオークションジャパンから、「新規産地・高品質ナンバーワン」の優秀賞を受賞されました。

この成果は、農業者の皆様の努力の賜物であり、花の一大産地を目指す町にとっても、農業再生を大きく後押しするものであります。

水稲や野菜の生産も年々増加しており、引き続き、町内で立ちあがり、歩みだす農業者を積極的に支援してまいります。

 

〇次に、水産業の再生に向けた取り組みについて、ご報告いたします。 

請戸漁港につきましては、新年の1月2日に7年ぶりとなる「出初式」が開催され、請戸漁港の再生に向け、輝かしい新年を迎えることが出来たところであります。

また、1月22日の臨時議会で承認されました、請戸漁港水産業共同利用施設について同日契約を締結し、着工いたしました。平成31年3月の竣工へ向けて整備していく予定です。

 

〇次に、有害鳥獣の捕獲について、ご報告いたします。 

本年度の有害鳥獣捕獲頭数は、1月末現在でイノシシ720頭、アライグマなど292頭であり、家屋や農地の被害軽減に向け、引き続き対策を講じているところです。

これにより、平成29年3月の解除の時期と比べると、昼間の目撃はかなり減少しており、今後も捕獲活動に努めてまいります。

 

○次に、町営住宅の整備状況について、ご報告いたします。 

 幾世橋住宅団地第2期工事分63戸については、まもなく完成する予定であり、現在入居手続きを進めており、今月中には入居ができる見通しとなっております。

また、幾世橋集合住宅につきましては、2月末現在で80戸中59戸が入居しております。

 

○次に、住宅用太陽光発電設備導入補助について、ご報告いたします。

 再生可能エネルギーの地産地消の仕組みづくりを推進する目的で、1月17日より募集を開始し、2月末現在で11件の申込みをいただいております。

 

○次に、復興道路事業について、ご報告いたします。 

復興道路事業のうち、一里檀大町線の橋梁下部工を発注し、工事に着手しました。他の路線につきましても早期完成に向け順次進めてまいります。

 

○次に、防犯灯LED化事業について、ご報告いたします。 

避難指示解除区域内の防犯灯1,986基のうち1,687基について1月末で交換が完了いたしました。残りの防犯灯につきましても、3月末までに交換を完了する予定です。

 

○次に、河川環境整備事業について、ご報告いたします。 

 町内の荒廃抑制及び火災予防を目的とした、避難指示解除区域内の請戸川及び高瀬川河川敷除草作業を1月末に完了いたしました。今後とも河川環境が維持できるよう関係機関と連携してまいります。



今日はここまで。


H30年3月定例会行政報告その3

2018-03-26 17:22:07 | 日記

一昨日の続きです。


○次に、「いこいの村なみえ」の整備状況について、ご報告いたします。 

一時帰宅をされる町民や事業再開のため準備をされる事業者の滞在施設、また町に来訪される町外の方々の宿泊場所として、いこいの村なみえの施設整備を行っております。

ログハウスタイプのコテージについては5棟20部屋、いこいの村の本館については8部屋の客室と浴室・サウナなどの改修工事を行っており、年度内には完成する予定で、今後、管理運用面の準備を進めてまいります。 

 

○次に、「まちづくり会社」の設立について、ご報告いたします。 

官民協働のまちづくり、地域活動の活性化などを目的に、まちづくり会社「一般社団法人まちづくりなみえ」を1月22日に設立いたしました。

 このまちづくり会社では、

①町民雇用の実現のための、公共施設の清掃や草刈りを行う管理事業

②地域コミュニティの再生や地域活動を支援する、地域づくりコーディネーター事業

③町民による震災伝承事業として、視察・語り部事業

④交流人口拡大のための、観光ツアー事業

⑤町内での交流の場の創出のためのイベント事業 などを行います。

現在はこれら事業を進めるための人材確保や事務所準備など、来年度当初からスタートできるよう準備を進めております。

 

次に、雇用の場の創出・企業誘致の取り組みについて、ご報告いたします。 

北・南産業団地整備については、基本設計、地権者へ事業説明が完了しており、現在は北産業団地の用地買収を進めながら、実施設計に着手しておりますので、今後は各種許認可を進めつつ、造成工事を計画的に行ってまいります。

 また、早期に進出を希望される企業へ提供する用地として昨年度取得した浪江日本ブレーキ株式会社の既存建屋の解体工事や敷地整備工事を進めており、今年度末の供用開始を予定しています。

 さらには、大規模水素製造拠点及びロボットテストフィールドの誘致箇所として整備を進めている棚塩産業団地においても、イノベーション・コースト構想関連産業の誘致を目指し整備を進めております。

誘致活動については、1,500件超の事業者へアンケート調査を行い、うち30件程度の訪問ヒアリング等を実施したところでありますので、今後はより立地可能性の高い事業者等へ重点的に誘致活動を展開してまいります。

 

○次に、大規模水素製造拠点整備の取組状況について、ご報告いたします。 

東京五輪・パラリンピックに水素エネルギーを活用することを目指して、NEDO(ネド)が実施する大規模水素製造拠点の整備事業について、浪江町では、昨年12月にUR都市機構と拠点施設が立地する棚塩産業団地整備に係る業務委託契約を締結いたしました。

また、2月26日にUR都市機構が工事請負会社と契約を締結したところであり、4月15日には、起工式の開催を予定しております。今後は、早期に造成工事に着手し、7月の水素製造プラント建設着工までに事業用地を提供できるよう、計画的に事業を進めてまいります。



今日はここまで。



H30年3月定例会行政報告その2

2018-03-24 18:10:27 | 日記

一昨日の続きです。


○はじめに、帰還困難区域の復興再生に関する取組について、ご報告いたします。 

昨年12月に国の認定を受けた、「浪江町特定復興再生拠点区域復興再生計画」について、円滑かつ確実に実施していくため、国・県等関係機関と、「特定復興再生拠点整備推進会議」を設置いたしました。

 今後、拠点区域の皆様の協力をいただきながら、関係機関連携のもと、帰還困難区域の復興再生を目指し、除染・廃棄物処理とインフラ整備等が連携した効率的な整備を進めてまいります。

 

○次に、健康関連施設整備の検討状況について、ご報告いたします。 

町内へ帰還される皆様の生きがいづくりや健康管理に必要となる環境整備を進めるため、「健康関連施設整備検討委員会」による検討を行ってきましたが、この度、委員会から提言をいただきました。

 今後この提言を踏まえ、健康関連施設や介護関連施設等の整備、スポーツイベントの再開等について、検討・実施してまいります。

 

○次に、浪江町内での事業活動状況について、ご報告いたします。 

3月1日現在の町内での事業者活動状況については、再開・新規あわせて、85事業所となっております。昨年4月1日と比較して、34件の増となっております。また、再開には至っておりませんが事業再開等の相談件数は63件となっております。

 

○次に、帰還促進・事業再開支援事業について、ご報告いたします。 

町内での需要喚起・地域経済活性化により町内再開事業者や町民双方の帰還促進に資することを目的とし、7月1日から1月31日までプレミアム付商品券の販売を行いました。

今年度の販売実績としては、購入者は1,809人 商品券販売額は9千924万円、50パーセントのプレミア率を含めた額は1億4,886万円となっております。

この事業により地域経済の活性化も一定程度図られ、また町民、事業者双方から大変好評をいただいたこともあり、次年度も引き続き実施をしていきたいと考えております。

 

〇次に、町内イベント事業について、ご報告いたします。 

 昨年末から1月末まで町に明るさと賑わいを再生させるための「浪江ライトアップ事業」の実施、また元旦には震災後初となる「あるけあるけ初日詣大会」が開催されました。元旦の早朝にもかかわらず、約70名の方々が約3キロの道のりを歩いて参加いただきました。また大平山会場には約250名の方々にお集まりいただき、みなさんと初日に復興への願いを込めました。

 引き続き、町民が集い、町民同士・また町と町民の絆が深まるような町内イベントを企画・実施してまいりたいと思います。


今日はここまで。