６月定例会最終日の今日、本会議開会前に馬場町長の代理として宮口副町長から、辞職願が紺野議長に提出されました。
これを受け開会後、「町長馬場有君の退職の件」が提案され、全会一致で同意しました。
辞職願の中で、「体調復調を願っておりましたが、今回のドクターの所見では日常健康生活を果たすのが非常に困難である、とまとまりました。ついては、町民の皆様、町議、町関係各位にはこれまで以上のご心配とご迷惑をかけてはならず、ここに重責を解いて頂きたい」と理由について記載してありました。
今日、辞職願が提出されましたが、辞職日は今月末。明日から新町長就任まで宮口副町長が職務代理者（長に事故等があるために執務を行い得ない場合に、事務執行等が円滑に行われることを目的に規定されている制度）として執務にあたります。
馬場町長に置かれましたは、任期１０年６カ月、特に震災後は激務が続き、まさに身を粉にして町民の生活支援や町復旧・復興にご尽力いただきました。心から感謝と敬意を表します。本当にお疲れさまでした。今後、体調が回復することをお祈りいたします。
震災後は、苦労の連続だったでしょうから、とにかく「ご苦労様」と言いたいです。
震災前は、基本的に前年度の踏襲で町を運営できましたが、震災後は前例のないことの決断の連続で、心労は想像できません。
おりしも、東電が２Ｆの廃炉を決定し、双葉郡の将来は原発のない将来です。
当面、廃炉の仕事がありますが、それもいずれはなくなります。
原発なしのどのような町にするのか？
いずれにしても仕事・労働・生産がなければ、住民が増えることも、町の将来も見えません。