博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

H28大晦日

2016-12-31 17:35:37 | 日記

こんばんは。

今年の大晦日は、私と妻、施設に入所している94歳の母との三人で浪江の自宅にいます。

一年間、拙いブログにお付き合い頂きありがとうございました🙇。

皆さん、良いお年をお迎え下さい。


H28.12月定例会行政報告 その6

2016-12-15 05:23:31 | 日記

おはようございます

昨日の続きです。

 

 

〇応急仮設住宅及び町外の復興公営住宅について、ご報告いたします。 

11月末現在の仮設住宅の入居状況は、建設戸数2,763戸に対して入居戸数が1,380戸、入居者数は2,476人、入居率は49.9%となっております。

次に、町外の復興公営住宅の第5期分の再募集が、11月24日、並びに定期募集が12月1日から開始され、浪江町民対象の募集戸数は、合わせて421戸となっております。

また、入居状況につきましては、11月末日現在、1,563世帯の入居が決定し、そのうち866世帯で入居が開始されております。

なお、今後の募集につきましても、広報、ホームページ等を利用し随時周知を図ってまいります。

 

〇教育行政について、ご報告いたします。 

学校教育関連では、10月22日に避難先で6回目となる浪江中学校文化祭が開催されました。今年は「未来への挑戦状~私たちの夢へ~」をテーマとし、在校生17名が力を合わせて企画・準備した内容は、生徒たちの今と未来を物語る素晴らしいものとなりました。

また、時事通信社主催の、創造性に富んだ特色ある教育で顕著な成果を上げた学校を讃える「教育奨励賞努力賞」を浪江小学校、津島小学校が受賞しました。平成24年度から始まった「ふるさとなみえ科」を中心に、郷土への理解を深めるとともに、地元住民との交流にも結び付いている幅の広い教育活動が評価されたものであります。

生涯学習関連では、第10回市町村対抗軟式野球大会が開催され、9月11日に小野町と対戦しましたが0対1で惜敗しました。10月6日には二本松市、城山総合グラウンドで町長杯グラウンドゴルフ大会、10月8日には二本松市、日山パークゴルフ場で町長杯秋季パークゴルフ大会、10月15日には二本松市、郭内ゲートボール場で町長杯ゲートボール大会、10月29日には本宮市、白沢体育館で町長杯家庭婦人バレーボール大会がそれぞれ開催され、県内外の避難先から集まった多くの町民が、スポーツを通して親交を深め合っていました。11月20日には第28回市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会が開催され、沿道では多くの町民の方が声援を送る中、総合27位、町の部9位入賞という素晴らしい成績をおさめました。

さらに、子育て支援関連では、昨年度より再開し通算で6回目となる「こどもの笑顔フォトコンテスト」受賞作品の表彰式を10月6日に開催しました。表彰式には受賞者の家族など10組が出席され、明るい笑顔がいっぱいの雰囲気の下、賞状と記念品を贈呈しました。

最後に、町内の教育環境整備についてですが、帰還後の学校教育のあり方について、検討するための「浪江町町立小・中学校に係る検討委員会」を設置し、10月28日には、第1回検討委員会が開催され、有識者、地域関係者、及び、児童・生徒の保護者を始めとした15名の委員により検討が進められております。現在までに、2回の委員会が実施され、今年度末を目処に、学校再開の時期などの検討を重ね、教育委員会に答申する予定としております。

また、町内の教育施設整備の面においては、12月2日に、町内の学校教育の拠点として整備を予定している浪江東中学校の改修工事、及び、同敷地内に整備する、浪江認定こども園の新築工事の安全祈願祭がとり行われました。東中学校改修は、来年11月末、認定こども園は、7月末に工事完了を予定しております。

今後も浪江町の将来を担う子供達の為に、町の教育環境の整備に向けた取り組みを鋭意進めてまいります。 

 

以上、9月定例会以降、現在までの取り組みについて報告いたしました。

 

 

今日で、行政報告は終わりです。

12月定例会も今日で閉会となります。詳細は、まとめ終えましたらお知らせします。


H28.12月定例会行政報告 その5

2016-12-14 17:10:09 | 日記

こんばんは。

昨日の続きです。

 

 

〇交流・情報発信拠点施設整備事業について、ご報告いたします。 

施設整備に係る基本計画に基づき、造成・建築基本設計並びに地質調査を行っているところであります。併せて、国が整備する「道の駅」との合築を計画しており、駐車場等の整備エリアについて協議をしているところであります。

 

〇町内の公営住宅整備について、ご報告いたします。 

現在、町内への帰還にあたり住宅に困窮されている方等を対象とし、幾世橋地区の浪江東中学校周辺に、木造平屋建て85戸、5階建て集合住宅 2棟80戸の整備を進めております。

いずれも、平成29年度中に完成予定であり、11月より入居者の募集を開始しております。

 

〇津波被災地の復興事業について、ご報告いたします。 

津波被災地の防災集団移転促進事業による宅地等の買い取りにつきましては、契約手続き中を含め約530件、面積にして約87%の契約状況となっております。

また、移転先住宅団地の整備でございますが、幾世橋地区23戸については工事施工中、請戸地区42戸については埋蔵文化財調査並びに工事設計を行っているところであります。

 

〇町民の健康管理について、ご報告いたします。 

 避難生活の長期化に伴い、運動量の減少、食習慣の変化、精神的ストレス、睡眠障害等により、生活習慣病が増加しております。

 引き続き、適度な運動、規則正しい食生活などの健康指導や啓発活動により、町民の健康維持及び増進に努めてまいります。

また、8月26日より南相馬市を皮切りに、県内9地区において11月17日までの21日間にわたり総合健診を実施し、3,535人の方が受診されました。

なお、受診者を対象に10月14日から12月26日までの24日間にわたり、健診結果の返却会を実施しており、

「健診結果の説明」及び「保健指導」を行っているところであり、11月末現在で、373人の方にご参加いただいております。

 

〇小型・軽量積算線量計(Dシャトル)の運用状況について、ご報告いたします。 

11月1日から準備宿泊者へDシャトルの貸出しを行っており、11月末現在で、121世帯に232台を貸出しております。

また、11月中旬より準備宿泊者以外の町民の方へDシャトルの貸出しを開始したところであり、一人でも多くの方に利用いただけるよう、広報、ホームページ等で情報を発信しているところであります。

 

〇浪江町敬老祝金と100歳賀寿表彰について、ご報告いたします。 

80歳から84歳の方、940名、85歳から89歳の方、702名、90歳以上の方、394名、合計2,036名の方に対しまして、敬老祝い金を支給いたしました。

また、満100歳を迎えられました2名の方に対しまして、賞状とお祝い金を支給しております。

 

〇災害関連死について、ご報告いたします。 

災害関連死につきましては、現在、双葉地方災害弔慰金審査委員会において、関連死の可否について審査をお願いしているところでありまして、11月25日現在、申出受理件数が484件、うち審査済件数が462件、うち認定済件数が399件であります。

 

〇町民交流事業について、ご報告いたします。 

10月以降、町主催の交流会を、10月16日の茨城県ひたちなか市を始めとし、これまで開催していなかった都市等も含めて、全国5ヶ所で開催してまいりました。

また、みんなの連絡帳については、個人で1,420件、法人で130件の掲載申込みがあり、本年度末に全世帯に配布を予定しております。


 

今日はここまで。

 


H28.12月定例会行政報告 その4

2016-12-13 05:33:04 | 日記

おはようございます。

昨日の続きです。

 

〇浪江町内での事業活動状況・支援について、ご報告いたします。 

 11月末現在の町内での事業者の活動状況については、再開・新規あわせて、37事業者41事業所となっております。

町としては町内で事業を再開した事業所に対し電気料金を補助するなど、引き続き町内事業再開への支援を実施してまいります。

 

〇雇用の場の創出・企業誘致の取り組みについて、ご報告いたします。 

 雇用の場創出のため、大平山の南産業団地と北幾世橋地区の北産業団地の整備に伴う基本設計業務を進めております。

 さらに、早期に進出を希望される企業へ提供する用地として、浪江日本ブレーキ株式会社跡地を取得しており、現在、既存施設の解体設計や敷地の整備設計を進めております。

今後も進出希望の企業が早期に操業できるよう環境整備を図ってまいります。

 

〇観光、産品振興について、ご報告いたします。 

11月3日に岡山県赤磐市の「あかいわ祭り」、11月19・20日には千葉県成田市の「成田市産業まつり」、12月2・3・4日には東京都庁の「全国PRコーナー」に、「大堀相馬焼」や「なみえ焼そば」などの町内出展者とともに参加し、被災地域の現状を伝えるとともに、浪江のふるさと産品の販売およびPRを実施いたしました。

また、11月19・20日には、二本松市内において「復興浪江町十日市祭」が開催され、多くの町民の方々の再開の場となりました。

引き続き、風評被害の払拭やふるさと産品の振興を通しての町の情報発信について、積極的に取り組んでまいります。

 

〇農地保全の取り組みについて、ご報告いたします。 

除染後の農地を地域で保全していくための復興組合については、11月末までに累計で18行政区12組合が設立されております。

さらには、水路の泥上げや農道の管理など農業・農村の有する多面的機能の維持を図る共同活動のための、多面的機能支払組合も5団体7行政区において設立されているところであります。

今後も復興組合や多面的支払組合の設立・運営を支援してまいります。

 

〇浪江産の水稲実証栽培について、ご報告いたします。 

 昨年同様、酒田地区において販売を目的として栽培されていた米について、去る10月10日に県内外の大学生など約50名が参加し稲刈りを実施いたしました。  

その後、実施した玄米の放射性物質検査において、基準値以内との結果であったため「NPO法人ワーカーズコープ」の協力のもと、昨年に引き続き浪江産米の販売をしております。

2年連続での販売実現は、ご協力をいただいた関係各位のご努力の賜物と敬意を表しますとともに、今後の営農再開に向け弾みがつくものと大きな期待をしております。

 

〇水産業の復旧・復興についての取り組みについて、ご報告いたします。 

 現在、漁港のがれき処理が完了し、年明け早々には30隻ほどの漁船が帰港できるまでに復旧しております。

また、請戸漁港の水産業共同利用施設整備については、現在「衛生管理型」の施設整備に向け荷捌き場や取水施設などの共同施設利用の実施設計を行っており、施設の利用体制や方法などを定める管理運営体制についても漁業関係者と検討しており、同時に水揚げされた魚介類を取り扱う水産加工業の再開に向け、水産業の加工団地整備計画の作成にも着手するなど、町の基幹産業の一つであった水産業の復興に着実に取り組んでまいります。

 

 

今日はここまで。


H28.12月定例会行政報告 その3

2016-12-12 05:38:21 | 日記

おはようございます。今日は、8時半から議運があるため早めの更新です。

昨日の続きです。

 

〇住民意向調査について、ご報告いたします。     

 9月に、復興庁、福島県及び浪江町の三者共同で実施し、11月25日に結果速報が発表されました。9,087世帯に郵送し、回答は4,867世帯、回収率は53.6%となっております。

町への帰還意向については、「すぐに・いずれ戻りたいと考えている」17.5%、「判断がつかない」28.2%、「戻らないと決めている」52.6%でした。「すぐに・いずれ戻りたいと考えている」は、ほぼ変動がありませんでしたが、残念ながら「戻らないと決めている」は、4.6%増えております。

 

〇浪江町復興ビジョン検討会議について、ご報告いたします。 

 この会議は、イノベーション・コースト構想を足掛かりとして、当町のさらなる復興のため、国・県・民間等の知見を結集し、町の発展的な将来像を検討するものです。

 10月6日に、高木経済産業副大臣をはじめ、各分野の関係者にご出席いただき、第1回を開催、その後ワーキンググループを4回開催しております。今後はビジョンを策定し、復興計画【第二次】に反映してまいります。


〇復興計画【第二次】策定委員会について、ご報告いたします。 

 これまで、策定委員会を4回開催し、中間とりまとめまで進捗しております。今後、12月下旬にパブリックコメントを実施、2月に委員会から計画案が提出される予定となっております。

 

〇UR都市機構との覚書の締結について、ご報告いたします。 

 11月29日に、町はURと「浪江町の復興まちづくりの推進に向けた覚書」を締結いたしました。URは、これまでに阪神・淡路大震災、中越・中越沖地震、東日本大震災等で多くの自治体の復興まちづくり支援を行っており、そのなかで培ってきた技術力や経験を当町のまちづくりに生かしていきたいと考えております。

 

〇帰還困難区域の取扱いに関する考え方について、ご報告いたします。 

 8月31日に、国から「帰還困難区域の取扱いに関する考え方」が示されました。これについて、9月12日に議会、10月26日に区長会に説明がなされたところです。また、11月17日には帰還困難区域に住所がある役場職員同士による意見交換も行いました。

 この「取扱い」は、大きな方針を定めたものですので、今後、細部を国と協議しながら、並行して地区のご意見も伺いながら、帰還困難区域の拠点づくりをするため、円滑な計画策定に努めてまいります。

 

〇町内仮設商業施設整備について、ご報告いたします。 

 町内の生活環境整備のため、整備を進めておりました仮設商業施設「まち・なみ・まるしぇ」について、10月27日にオープン記念式典を挙行し、飲食業4店舗・小売業4店舗・サービス業2店舗の計10店舗が開店いたしました。

 翌10月28日から30日にかけてオープン記念イベント開催し、浪江町出身の歌手 水原ゆき さん及び浪江踊り隊によるステージ、復興シンポジウムの開催、

その他抽選会や復興拠点を巡るツアーなどを企画し、延べ1,500名方々にご来場いただきました。

 今後も町民の皆さまに親しまれる施設となるよう、協議会との協働で運営を進めてまいります。

 

 

今日はここまで。