城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

花を求めて横山岳 20.5.26

2020-05-26 21:21:30 | 山登り
 5月下旬ともなると奥美濃の山々は随分緑も濃くなり、1000mを少し超える山では汗を一杯かくことになる。さらに歓迎しないお客さま(ヒル)も出没するようになる。本来であればもう少し高い山に登りたくもなる。しかし、能郷白山を別とすれば該当する山はない。人形山や白木峰など飛騨にある山は、行くのに時間がかかるので、そうそう行けない。暑い時期には沢登りというのがあるが、道具は持っているもののおじさんには簡単ではない。これから9月頃までは行き先選びに苦労する。

 今日登ってきたのは、横山岳。実は知人が横山岳に行くと聞いて行きたくなったというのが実情。いつものEさん、Oさん、若いK君を誘い出かけた。実はこの山、登るのは4回目、うち2回は積雪期で最初に登ったのが9年前の6月。コースは同じ白谷コース+東尾根、その時と比べながら書いてみよう。白谷登山口に着いて驚いたのが、新たに小屋が新設され、舗装された駐車場が大きく拡大していた。さらに最初のコースも変わっていた。最初の林道は同じだが、途中から白谷と離れ右の方に登っていったが、今日は忠実に白谷を登る道となっていた。

 登山口の案内盤

 9年前登山口でいただいた地図 白谷とは離れていることがわかる

 30分ばかりで林道に出る。夜に雨が降ったことも加わり、とにかく蒸し暑い。既に汗ぐっしょり。前は白谷の入口まで800m、今回はすぐそば。このあとは前と同じで沢に沿いながら、何度も沢を渡る。すぐに経の滝、さらに登っていくと五銚子の滝。登山道は左に滝を高巻きしている。

 林道から見る白谷

 経の滝

 五銚子の滝

 マルバウツギ? 

 シャク?

しばらくは緊張をしいる箇所が頻出するが、問題はない。このあと、四つ足で登るような急登が山頂付近まで続いている。

残り300mとあるが、高度は稼ぐが、距離はなかなか稼げない。200m、100mと続き、やっと傾斜がなだらかとなり、山頂が近いことがわかる。

 山頂

 昼食後、東尾根に向かう。ますは目の前に見える東峰、20分ばかりで到着。

 東という文字のみが見える
天気が良ければ、遠望もできそうだが、ガスが出ているので見えない。東峰を下っていくとブナの原生林、でも徳山門入のブナ林と比べると見劣りしてしまう(郷土びいきということでお許しを)。

 ブナ林

 途中にあった金居原への道 夜叉ヶ池との表示もある 金居原からだと夜叉ヶ池へは三国岳を越えなければならないので今は通行不可

 桐の花?

 横山岳方面

急坂の後、林道に降り立つ。すぐに「夜這いの水」というのがある。

若いK君にこの意味知っているかと聞いたら、知っていると言う。それには少し驚いた。登山口も近くなった時、Oさんが道ばたに「三つ葉」やミョウガがあるのを発見。Oさん曰く、山にあった三つ葉を自宅の庭に植えたら大繁茂したとのこと。花を求めて来たが、ウツギ類は目立ったものの他は少なかった。もちろん、メンバーが花に詳しくないので、見逃してしまったのかもしれない。

コースタイム 登山口8:00→林道8:35→五銚子の滝9:16→山頂10:35~11:25→東峰11:43→夜這いの水12:55→登山口13:30



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