城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

揖斐厚生病院の移転 19.6.20

2019-06-20 19:47:30 | 地域のこと他
 揖斐厚生病院の移転の記事がついに中日新聞西濃班に掲載された。

 6月13日中日新聞 西濃班

 私がこの話を最初に聞いたのは、今年の初めだった。いつも通っている揖斐厚生病院の近くの整体治療院で先生から聞いた。おそらく、ここに通う病院の職員から聞いた話だと思う。その次に聞いたのは、毎月開かれる区長会でのことであった。その後、町議会に対して、厚生連の方から説明があり、その概要が区長会で説明された。

 開設されたのは、昭和27年とあるから、わが人生とほとんど重なっていることになる。すなわち、ものごころついた時には、すでに存在していた。揖斐川町民にとって当たり前だったものがなくなる。最近では、耳鼻科や眼科あるいは皮膚科などたまにお世話になってきた。また、母親の整形外科への通院に何回か立ち会ってきた。現在は、2年前からここで人間ドックを受けている。地域に中核となる総合病院があることの恩恵は計り知れない。我が家から病院まで歩いてもわずか10分、ここで叔父たちを見舞い、そして亡くなった。

 移転の理由は、外来等の耐震性の問題、医師が確保できない、患者の現象などである。かつて、揖斐川町は揖斐郡の中心であったが、人口減によりその地位を失っている。良く聞く話だが、お客さんを連れて行けるような飲食店がない。さらに、このブログでも紹介したが、ショッピングセンターが一つなくなった。こうなると、悪いことは重なってくる。

 揖斐厚生病院外来棟 ここの耐震性が問題となっている


 大野町に移転した後、この病院を受診することはあるだろうか。西濃地方には大垣市民病院という高度医療も担う病院がある。難しい手術はこの病院でないとできない。しかし、この病院患者が多すぎて、患者のQOLという点からすると問題が多いように思う。急性期を過ぎるとすぐに退院となるとも聞いている(診療点数が高いときだけ入院させる。経済的には最高のパーフォアマンス!!)。大野町に移った新病院がその機能を充実させ、一次から二次までの医療を責任を持って担当できるようになることを切に希望する。
 

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