偉大な創造者エホバ神は、ご自分の預言者イザヤを通して、ご自身の恵みの年と復讐の日について広め、嘆き悲しむ人全てに慰めをあたえることを予告されました(イザヤ61:2)。20世紀になり、このイザヤの預言が成就しています。
当時バビロンから帰還するイスラエル人は、神エホバが自分たちのために大いなる事柄をしてくださった、と実感しました。バビロンでの捕らわれ人としての悲嘆は、歓喜と賛美に変わります。ついに自由になるからです。イザヤは次のように記しています。
「シオンのことで嘆き悲しんでいる人たちに、灰の代わりに頭飾りを、悲しみの代わりに歓喜の油を、落胆の代わりに賛美の衣服を与える。彼らは正義の大木と呼ばれる。エホバがご自分の栄光のために植えた木々である」(イザヤ61:3)。
1世紀において、偽りの宗教への束縛からの解放を受け入れたイスラエル人も、自分たちのためにしてくださった大いなる事柄のために、神エホバを賛美しました。霊的に死んだ国民から救い出され、落胆した霊の代わりに「賛美の衣服」が与えられたのです。最初にそうした変化を経験したのはイエスの弟子たちでした。イエスの死に対する「嘆き」と「落胆」は、復活したイエスに依り聖霊をもって油注がれたことに対する「歓喜」に変わりました。西暦33年のペンテコステの時に、それら油注がれたばかりのクリスチャンの伝道にこたえ応じて水のバプテスマを受けたのです(使徒2:41)。神エホバに祝福されていると確信できるのは、大きな歓びでした。「シオンのことで嘆き悲しんで」いる代わりに聖霊を受け、「歓喜の油」で爽やかにされたのです。その油は、神エホバに豊かに祝福されている人々の歓喜を象徴しています(ヘブライ1:9)。
神エホバがご自分の民を祝福し、「正義の大木」を与えられます。この「正義の大木」とは、どんな人々のことでしょうか。西暦前537年より後の時期に、神エホバの言葉を研究し、その教えを黙想し、神エホバの義・正しいことの基準を身に付けた人々です(詩編1:1~3.イザヤ44:2~4.エレミヤ17:7,8)。
西暦33年のペンテコステ以降、神エホバは、新しい国民である「神のイスラエル」の霊的な地所に、同様の「正義の大木」を、すなわち油注がれた真のクリスチャンたちを植えてこられました(ガラテア6:16)。何世紀も経て、それらの「正義の大木」は14万4,000本を数えるようになり、正義にかなった実を生み出し、神エホバを美しくする、つまり神エホバに栄光をもたらしています(啓示14:3)。現在、「正義の大木」の油注がれたクリスチャンの残りの者たちと「大群衆」のクリスチャンたちが、神の王国の良い便りを世界中の240の国や地域で宣明し、神エホバに栄光と賛美を帰しています(マタイ24:14.啓示7:9)。
WWW.JW.ORG
かつお節 昔ながらの 冷奴 今日の一句
市内の「浴衣姿の爽やかなお嬢様」