偉大な創造者エホバ神は、ご自分の預言者イザヤを用い、イスラエルの民がエホバの祭司と呼ばれ、神の奉仕者と言われることを予告されました(イザヤ61:6)。この預言は、西暦33年のペンテコステの日に、さらには20世紀に成就しました。
神エホバの「恵みの年」の始まった1914年以来、それら王なる祭司は、キリスト教世界の僧職者たちからの絶え間ない反対に遭って来ました(啓示12:17)。しかし、神の王国の良いたよりの伝道を阻止しょうとする試みはすべて失敗に終わりました。イザヤの預言はそのことを預言し、次のように記しています。
「恥の代わりに2倍の分け前を得て、屈辱の代わりに自分の分について喜んで叫ぶ。自分たちの土地で2倍の分け前を持つようになり、いつまでも喜ぶことになる」(イザヤ61:7)。
第一次世界大戦中、油注がれたクリスチャンたちの残りの者たちは、国家主義的なキリスト教世界の手にかかって、恥と屈辱を被りました。ニューヨークのブルックリン本部で働く8人の忠実な兄弟たちを、キリスト教世界の僧職者は、事実無根の扇動罪で告発し、8人は不当にも9ヶ月間投獄されました。やがて、1919年の春にそれらの兄弟たちは自由になり、後日、全ての告発が取り下げられました。こうして、イエスが指示された神の王国の良いたよりを止めさせようとする企ては失敗しました。神エホバは、ご自分のご意志を行う者たちが、いつまでも恥を被るままにはせず、その者たちを自由にし、霊的な地所、つまり「自分たちの土地」に戻されたのです。その地で、祝福の「2倍の分け前」が与えられました。経験して来た苦しみすべてを補って余りあるhどの祝福を神エホバから受けることが出来たのです。それは、イザヤの預言通り確かに「いつまでも喜ぶことに」なったのです。
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夕立の 降ることもなし 異変なり 今日の一句
庭に咲いている「百日紅(さるすべり)の花」