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友達から頼まれてMacの面倒を見にいくことが良くあります。
今日も行ってきました。

頼まれる内容も私のMacバカッぷりを重々承知しているので些細なことから大きな問題まで様々。
「Macは何を買えばいいのか」「ネットに繋がらない」「爆弾が出る」「イラレの使い方が分からない」「そもそもインストールできない」「起動しない」様々です。
そう言うときに如何に迅速に対応できるかが勝負です。
まず、相手の環境を聞き・・・というところから始めたいのですが、やはり聞いてくる方は分からないから聞いてくるわけで、それが分かれば自力で解決するでしょう。
だから私たちサポート部隊は如何にそれを探り出すかということに精力を傾けます。

基本的に、皆さん買った状態のままで使っていることが多く、OSのバージョンも9.1だったり10.2だったり環境はまちまち。皆さんが最新の環境であれば苦労も少ないのですが、そうもいかない。最新の環境にはお金がかかるものです。何かを使い続けると言うことはお金がかかるものです。
しかし、できるだけお金がかからない方向で、迅速に、がモットーです。

なぜ、こんな一文の得にもならない事をするかと言えば、偏にMacが好きだからってことでしょう。
そして、Macを使っている人たちに、もっと快適に使って貰いたい。もっと好きになって欲しい。
信者と言われても構いません。だって、あなたも何かしらのファンでしょ?
ソレがない人間なんてホントにつまらない。

よく分からないものを使うのはいやだから知るというのもあります。何でもそうです。
車だってカメラだって楽器だってペンだってよく分からないものは気持ちが悪い。どんな思想で作られているのかくらい知っておきたい。
思想というのは技術者や生産者たちの思いであって、やはりそう言う何かを作る人たちは「上からグダグダ言われても少しでも良いモノを」とか「こう使って貰えたら嬉しい」とかいうのがあるはずです。それがなければモノなんて作りませんよ。
智慧の結晶であるモノを使うのであれば襟を正して使えということではなくて、少なくともどんなモノなのかということを知っていれば、自然とそれらに対する気持ちもビシッとします。
使い続ける、ということはそういうこともあるのではないかと。

製品に対してメーカーとしての存在意義がどんどん薄れていく最近の生産体系。ホントに悲しいですよ。誇りを持って作られていないものは誇りを持って使えないってこと、分かってるんでしょうか。

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