notation

ガスファンヒーター

2006-11-29 01:28:05 | 侃々諤々
12月も目前。
そろそろ冬ですね。
この時期にシャツ一枚で歩いている人を見ると「あの人は頭がおかしいに違いない」と思う反面、うらやましくもあります。

何度も言いますが、私の寒がりは尋常ではありません。
この時期は冬眠前の熊のようには食べまくり皮下脂肪を蓄えます。できればそのまま冬眠したいくらいです。
8月に8%だった体脂肪が13%まで上昇。イイ感じです。
さらなる防寒のため、先日ダウンジャケットを購入し屋外バージョンは多分完璧。

しかし自宅。
引っ越して部屋が広くなったものの、この部屋、5階建てビルの最上階。格好良く言うとペントハウスです。エレベータありませんが。
とうことは6面中5面が外気に晒されています。
暑い分にはある程度我慢ができます。西日降り注ぐ真夏の16時の厚さにも耐えられました。
何故あのとき寒さに対して考慮しなかったのか。

遂に寒さ到来。
エアコンを入れるモノの、天井埋め込みの業務用。
足下寒い。暖まるのは後頭部のみ。効率が悪い。
というか、エアコンって天井近くに設置するモノですが、それって熱循環からしてどう考えても間違ってる。まぁ、スペースの問題があるのかもしれませんが、上から温めても上しか暖まらない。強風で足下に届かせても反射してまた上に帰って行く。CMの足下を這うような図説はJAROに訴えた方が良いと思います。
効率を考えたら床暖房が一番良いんですね。
自分で床を張り替えたときにニクロム線を張り巡らそうと思いましたが、『無謀。素人リフォームでビル全焼』なんて見出しで3面を飾る恐れがあったのでやめました。

そしてガスファンヒーターの導入を決意。
石油ストーブが最も経済的なのですが、5階までの階段を毎週タンクを背負って上がるのはクリリンじゃなくても遠慮します。

我が家は屋内型の湯沸かし器なので、ガス栓増設は容易。しかしできるだけ金は払いたくない。
ということで先日のガス湯沸かし器リコール騒ぎに便乗して管理会社にお湯の温度が一定にならない湯沸かし器の不具合をややオーバーに訴え、湯沸かし器の取り替えを承諾させ、ついでにということで実は本題のガス栓の増設も依頼。
成功。

そして念願のガスファンヒーター、空気清浄機能付きのヤツをヤフオクで1万円で落札。
しかし宅急便が受け取れる時間に家にいるはずもないサラリーマン。1日でも早く導入したかったため佐川急便の配送センターまで携帯サイトの地図を頼りにピックアップに赴く。が、行けばタバコ屋。タバコ屋? 電話で確認すると全く違う場所。ばかやろう。
で、結局帰ってきたのは深夜2時。

そして、猛烈な睡魔のに襲われつつ梱包を解き設置。(ガスホースは施工に来た兄ちゃんと共謀で管理会社請求)
電源オン。
意外すぎる静音。不安になるほどの微風。
ジャンク品をつかまされたのか?と一瞬よぎったものの、暫くしてみれば十分すぎる暖かさ。
部屋をまんべんなく暖めることはできないものの、どうせ独り身。ピンポイントで温めてくれれば良い。
定位置はこれに座っています。背中は穴あき、ケツはメッシュ。
背面からガンガン温めてくれます。暑いくらい。

ガスファンヒーターの利点のメインは即暖ですが、それに加えて地味な加湿機能があること。
気になったので都市ガスの成分を調べてみました。
メタン(CH4)、エタン(C2H4)、プロパン(C3H8)、プタン(C4H10)。
水素まみれじゃないですか。
換気しないと結露するくらいだそうです。

そういえば「美味しんぼ」でもガスで焼き鳥を焼くのがダメな理由の一つに「燃焼するときに発生する水蒸気で鳥がふやけるから」という件がありました。
しかし、先日読んだ割と新しめの「美味しんぼ」ではガスで焼く焼鳥屋に味にうるさい後輩を連れて行く山岡士郎!
なんと、水蒸気を嫌うために燃焼部分をコンロの上部に設置するという焼き機を紹介していました。しかも、鳥の脂で煙が立たないから鳥の味が純粋だそうな。私は、あの煙い感じも好きなんですが。ちなみに、皮が好きです。
恐るべし「美味しんぼ」。
双子も喋り出しました。目が離せませんね。

最新の画像もっと見る