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井ノ原氏にはこの記事をちゃんと読んでいただきたかった。

2023年10月15日 16時45分00秒 | 社会・経済
10月2日の記者会見のやり直し会見があるのかどうか、まだはっきりしない状況ですが、自分の過去記事を確認しているなかで、ジャニーズ事務所が9月7日に行った記者会見の2日後に書いている、こちらの記事。
妙に、今月2日にジャニーズ事務所が行った記者会見での井ノ原氏の発言に似通っており、タイトルだけでも見たのかどうかは知る由もないですが。

もちろん、内容は彼の発言の趣旨とはまったく違います。

そもそも2日の記者会見はどのような目的で開かれた記者会見だったのか、井ノ原氏自身がちゃんとわかっていれば、あのような発言はできなかったはずです。

「ルールを守って」
の発言に、
「ルールを守ってないのはおまえらやろが!」
と思わずテレビに向かって叫んでしまったおじさんは僕です。
あまりに都合の良すぎる発言にびっくりしました。
それに続けて起きる拍手にも「何やってるんだ」と思いました。

これで完全に今回の記者会見の現場が通常のそれとは違う現場だったのだな、ということが確実に想像できました。

だいたい、先日も書きましたが司会者の名前を聞いた時から嫌な予感がしていたのです。テレビの画面ではあまり大写しにならなかったのでわかりませんでしたが、記者会見が終わっていろいろ調べている中で司会者が以前NHKで「NHKのど自慢」の司会をやっていたことがある松本和也氏と聞いた時にハッとしたんです。「何でこんなところに出てくるのか?」と。

あとで考えてみれば、松本氏が司会をするという時点であの10月2日の記者会見は記者会見ではなく、「SHOW(見世物)」だったのです。
少なくともジャニーズ事務所とコンサルをしたFTI社側とっては意識していた、していないに関わらずそのようになっていたのです。
拍手をしたと言われるいわゆる芸能記者たちも本人たちが知ってても知っていなくてもその「SHOW」の「エキストラ」だったのです。
ジャニーズ事務所とFTI社が記者会見のためにいろいろと設定などをした仕事が最終的にそのようにすべてを仕立て上げた、と僕は考えます。

しかし、ちゃんと10月2日の記者会見を記者会見と捉えちゃんと仕事をしに行った記者はちゃんと現場で違和感を持ち当然抗議した。
井ノ原氏は「SHOW」の意識のあるないに関わらずその抗議に対してすでに「SHOW」の流れですから乱れかけた流れを元に戻すがごとく当然のことのように「ルールを守って」の発言になるわけです。その後の拍手もしかり。
そのほかのこともそのように考えると納得することが多いです。

この記事冒頭にリンクした過去記事で僕は何を書いているのかと言いますと、ざっくりですが、マスコミが自らの沈黙の20年をちゃんと検証し、そのうえでジャニーズの不祥事を徹底的に追求し事実を解明して、不祥事の責任を明確に負わせ、社会的制裁を与えることをマスコミがきちっとしないと、子供が見ているということです。つまり悪いことをした大人もちゃんと怒られるんだ、ということを子供に見せないといけない、ということです。非常にざっくりですが。
いわば、井ノ原氏の例の発言の趣旨とは真逆のことを書いています。

トーン・ポリシング、論点すり替え、記者会見をやらなければならなかったそもそもの不祥事、子供に見せれないことをしているのはどちらのほうなのでしょうか。

補足になりますが、今回のジャニーズの不祥事は重大な犯罪だと思っています。警察が積極的に動いても良い件だとも思っていますが、扱う言葉のバランスを考え、「不祥事」という言葉を使っていることを書き添えておきます。
(そのためにもマスコミの徹底的な追及を求めるものです。)


昨日このような報道がありました。先月もギネスの記録が削除されていますが、これも当然と言えるでしょう。

関連リンク。========

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