
鳥見をしてて何が一番うれしいか?と聞かれれば地元で新しい鳥を見つけることではないでしょうか。
今日はそんな出会いがありました。
2002年に佐田川の鳥見を始めてその流域で、昨日まで126種の鳥をみてきましたが今日は久しぶりに更新をすることができました。それもそれがめったに見られない鳥となるとうれしさは格別です。
前書きはともかく、今日もいつものように天気がいいので川に行きます。天気がいいのでいつもの時間より30分ほど早く5時半に到着。
速やかに準備をして待ちます。暫くするとカワセミがやってきます。
いきなりホバをやってくれます。


飛びこんで小魚を捕まえます。

そのまま上流へ。
カワセミを待つ間に上空をホトトギスが飛んで行きました。遠かったんですが撮ってみました。

昨年もこの時期にみることができたコヨシキリが今年も現れました。
可愛い声でさえずっています。

コアジサシも昇ってきました。

今日は1時間半ほどの間に色々撮ることができました。
そのあと地元の公園を見に行きます。静かな公園を回っていると何やらへんな声が聞こえてきました。
はじめはムクドリの変な鳴き声かと思いましたが、それにしてはちょっとおかしいとおもい、声のする木のほうへ近づいて行ってみます。ギャオーギャオーというこの鳴き声は今までに聞いたことはありませんでしたが、数日前友人があるところで写真を撮っていましたので、ひょっとしたらという思いも出てきました。
まさかこんな所にと思いながらも木の間を飛んだときにちらっと見えた黄色でコウライウグイスを確信しました。
なんとか撮影することができました。


口を大きく開けて鳴いています。ネコみたいなうるさい声と口笛を吹くようなさえずりのような声を使い分けています。



5時過ぎ、目が覚めますが今日はまだ暗くどんよりと曇った感じです。
6時、少し明るくなった感じなので準備をして出かけます。
水量はまだ多く、どうしようかと思いますが一応セットすることにします。
ブラインドの中で待ちますが、きょうもなかなかカワセミの姿は見えません。
そのうちに小雨も落ちてきて、かたずけて車のところで待機します。
帰ろうかどうかと思っているとやっと現れ、ホバをやり始めます。
どんより曇った空抜けではなんともなりません。ISO感度を1000まで上げて撮影です。


ツバメがカワセミのホバめがけてニヤミスです。

数回飛び込んでやっと大物を捕まえました。

どうするのかと思いましたが結局自分で食べてしまい、下流に消えていきます。
まだなんでしょうか。


一昨日の大雨の後、川は今年一番の増水。
昨日は堰の上まで水が轟々と流れていました。今朝もまだ少しだけですが堰を越えて流れています。
堰の下で巣作り中のバンの見事に流されています。その他ヒクイナの巣あたりも流されてしまったのではないでしょうか。残念です。
カメラを用意することもなく川を眺めているとササゴイがやってきました。あまりの水量の多さにエサ取りに条件のいいところがないのか、私の姿にも飛んでいきません。

ササゴイを撮った後もカワセミを待ちますが、鳴き声一つしません。
どこかで休んでいるのでしょうかね。
河原でヒバリの飛びものでも撮ってみようと挑戦しますが、なかなかうまくいきません。
ヒバリも飛行機あたりと一緒で風上に向かって飛び立ち、上空に上がっていきます。ここの場所ではちょうど逆光になってしまいます。
なんとか1枚だけなんとか後ろからですが顔の見えるカットがありました。

土手の横の麦畑でヒバリが賑やかです。土手の上に上がってカメラを向けると、そこはヒバリ同士のバトルの真っ最中でした。
どうにか見れるのがありました。



結局カワセミは1度も現れずじまい。帰りにカワタケの養殖場を回ってみます。オオヨシキリが盛んにさえずっています。
電線にツバメの親子が止まっていました。可愛いですね。


霧が発生するとの予想がぴたりと当たり、家の周りはまったく見えません。
昨日の日記を書いていると少しよくなってきたようなので、6時前家を出ます。
6時、川に着くと川の周辺は霧も少なく、どうにかなりそうなので、今日もだめだろうななんて思いながらもカメラをセット。
朝日を浴びたキアシシギをまずはゲット

なかなかカワセミは来てくれず、時間ばかりが過ぎていきます。7時過ぎにやっと堰の下にやってきます。ブラインドからはまったくの逆光、それでも何枚かとって見ます。
かなり羽が痛んできているのが分かります。

何回か飛び込んで見張り台へ、見張り台から下の止まり木に降りたところをパチリ。チョットタイミングが合いません。残念でした。


早朝、山に出かけます。いろんな鳥が鳴いていますが何も撮れず。まるっきしの坊主でした。取れたのは池のアカミミガメのみ。

どうにも収まらず夕方5時過ぎから川へ、いつものポイントで粘ってみます。
今日も見知らぬバーダーさんが一人車の中からレンズを出しておられます。このポイントも有名になったものです。
まずはココに来る途中に田んぼで見かけたアマサギの群れ。
田んぼを耕しているトラクターの後をついて回っていました。

川はホントに静かなもので、ムクドリやスズメ、ホオジロなどが見える程度です。
時々クサシギやキアシシギも前を横切りますがとまってくれません。
ササゴイが2羽対岸を飛んで行きましたので
暇つぶしにとって見たらけっこうとまっていました。羽に1本白が入っている個体は昨年もこの川で見ましたね。同じ個体でしょうか??

コアジサシが下流から数羽やって来ました。何とかレンズで追いかけてみました。

いろんなポーズを撮ることができ、カワセミは撮れなかったんですが、まあ満足。



