東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

セメント発祥の地

2015-10-12 | 散歩
  源内さんと本邦セメント工業発祥の地と北の湖部屋。
  なんじゃこれ?、何の関連があるの?、、、街歩きの妙ですね、
  清洲橋の深川側にはこれら新旧の見どころが並んでいます。


          
          
          清洲橋を深川方向へ渡って右へすぐ。
          平賀源内の自宅のあった場所で、エレキテルの実験をおこなった所です。
          製造したエレキテルは現存していて、千代田区の
          ていぱーく(逓信総合博物館の愛称)に収蔵されているそうです。



  

     すぐ左へ曲がって「本邦セメント工業発祥の地」。
     明治5年に前身となる大蔵省所管のセメント工場が作られたがうまくいかず
     明治8年工場を作り直して深川セメント製造所となり初の国産セメント製造に成功、
     その5月19日は「セメントの日」 となった。



  

     明治27年に製造されたコンリートブロック、
     横浜港築港工事の折り海中に沈設されたもの。
     37年間海中にあったが劣化は見られなかった。
     奥は石器時代の通貨、これもここで作られた・・・。(オーパーツかいな)



  
     
     そのあと官営の工場は売却され浅野セメントとして存続し
     現アサノコンクリート深川工場となった。
     東京に現役のセメント工場があるとは知らなかったね、
     移転の話があったけど公害対策をしっかり実施、近隣の理解を得た。



  

     そのアサノセメントのすぐ裏側で大きなマンションでしょうか解体工事が、
     あなた作る人、ボク壊す人、、、。
     ちょっとシュールな場面でした。



  

     さらに1分ほど歩いて左へ、、、橋を渡って5分も歩かないけどね、「北の湖部屋」。
     この辺はちょっと歩くと相撲部屋がいっぱいあります、
     干してあるのは ”まわし”です、こうして見ると大きいですね。

     さて褌を締め直して芭蕉庵へ向かいます、
     小名木川の万年橋を渡ってここから5分、芭蕉さんに会いに行きましょう。
                                              10月8日
      

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2 コメント

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Unknown (くぅ)
2015-10-13 11:38:58
街歩き、いろ~ンな発見がありますね。
わたしの街歩きと全然視点が違うのが面白い~♪

解体工事現場って、写真的に魅力だね。
知人で廃墟ばっかり描く画家さんがいるけれど、
その魅力分かるわ。

廻しって、自分たちで洗うんだぁ~
どうやってお洗濯するんだろう。
巨大な洗濯機?
ここならではの景色で面白いね。
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くぅさん (jugemu)
2015-10-13 19:07:34
私の街歩きはまったく自分のためで本を読んでいて
分からないところ、知らないところを探求するためです。(笑)
寝る前に必ず、たとえ数ページでも読むんだけど
ゆうべ読んだところは場所が全部頭の中で繋がったので
実に気分よく寝られました!。(爆)

廃墟ってよく見るとちょっと胸キュン。
鉄道の廃線を歩くというのが流行っているみたいだけど
私は行けないから何かほかの廃墟を見つけよう。

稽古のまわしは原則洗わないけどたまには道路でデッキブラシ!、
本場所の締め込みは洗わないみたい、洗うと生地がダメになるそうです。
急遽調べてみました、また一つ雑学を学べた、くぅさんありがと。
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