「Lilac」、英語でライラック、フランス語でリラですね、
ここでは都合上今回はリラと呼んでいきます。
去年かな舎人公園へ行く道で見つけました、街路樹です。
毎年探し回っていたけど今年はバッチリと見てしまいました。
リラはあちこちにあるけど道路沿いにずらっとあるのは珍しい、
本場の北海道にはあるのかな。
出かける前には咲いているかなと思っていたけど
早いですねもうバッチリ咲いていました。
道路沿いだけに日当たりがよかったり悪かったり、
行きと帰り往復で撮りました。
舎人公園へ行く道なので道路中央には
日暮里・舎人ライナーの軌道が、
この辺は高い建物も少なくいかにも新しい街みたいです。
植えられてから間もないのでしょうね、
小さな木、小さな花がたくさん見られます。
"夜霧のブルース"
ディック・ミネが1947年(昭和22年)にリリースした曲です、
作詞 島田磬也 / 作曲・編曲 大久保徳二郎。
可愛いあの娘が 夜霧の中へ
投げた涙の リラの花
何も言わぬが 笑ってみせる
あゝこれが男と 言うものさ
この曲は、1947年に公開された松竹映画「地獄の顔」の
主題歌として制作されました。
映画の舞台が中華民国、のちの中国・上海であった為、
歌詞に上海の地名が登場します。
♪ 夢の四馬路(スマロ)か
虹口(ホンキュウ)の街か
あゝ波に音にも 血が騒ぐ
父が"支那事変"の際に中国へ送り込まれ
帰国してから中国の話をよく聞かせてくれました。
そんな折に四馬路(スマロ)とか虹口(ホンキュウ)とかの
地名がよくでてきました、
なのでこの"夜霧のブルース"を聞くと
なにか郷愁みたいなものを感じ
今でもリラの花を追いかけているようなわけです。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 3月27日 足立区・舎人公園への道
ここのも低いね。
種類が違うのかなぁ・・・
あれは、リラというイメージより、ライラックだわ。
ほんと早いね。
札幌のライラック祭りは6月じゃなかったかな。
志那事変・夜霧のブルース・・・日本が一生懸命に頑張っていた時代だね。
お父さん無事にお帰りになって良かったね。
詩的なのはリラ、花として見るときはライラック?。
ライラックも気をつけてみるといろいろなところで
見かけることができますね、
旭川でもやっぱり咲いてますか、地元だけにきれいでしょうね。
電車通勤のとき駅前で白いライラックが咲いているけど
ちょっと雰囲気が変わってそれもいいものです。
父は当時の写真など持ち帰ってきましたが
その中にとても印象的な写真がありました。
街中の道路上で兵隊さんが現地の床屋さんの手で
散髪をやってもらっている、
そのそばで日本兵が日本刀を抜いて見張っていました。
床屋さんは剃刀など使うからそれで喉でも掻っ切られたら
たまったもんじゃない。
なので兵隊さんが抜き身を持ってそばに立っている、
脅しじゃなく自衛のためなんですね。
戦争の怖さを感じさせた写真でしたが今でも思い出します。
現在も世界中で争いが続いていますが、
血で血を洗う戦争はもう止めにしたいものですね。