冬の桜がそろい踏み

　　秋から冬にかけて咲く桜の三種が
　　咲きそろってきました。
　　春の桜と違って華やかさはないけど
　　紅葉の中で見る桜は趣が変わっていいものではないかと。


　　

　　　　　コブクザクラ(子福桜)。
　　　　　高い高い大きな木、梢の先まで5,6mはあるのかな、
　　　　　そんな大きな木に小さな白い花。
　　　　　秋の晴れた日の百花園です。




　　

　　　　　一つの花にサクランボが二つ出来たりするので子福桜と。
　　　　　モミジの紅葉をバックに咲いているのはいいけど
　　　　　池のほとりなのでこれ以上近づけない、八重の桜です。




　　

　　　　　十月桜。
　　　　　百花園から自転車で5分くらいのところに隅田公園、
　　　　　十月桜があるけど今年は花の付きが悪いのかな、ほんの少しだけ。




　　

　　　　　十月桜はきれいですね、淡いピンク透き通るような花びら
　　　　　これは晴れた日に撮らなくちゃ。




　　

　　　　　わずかに咲いている花の中からスポットライトで撮れる花を探して、
　　　　　ほのかなピンクがきれいです。




　　

　　　　　冬桜。
　　　　　たまに十月桜と取り違えたり混同したりの人もいるけど
　　　　　花びらが丸みを帯びシワもなく平たい花びらです。
　　　　　十月桜の隣にあって今年はまだ咲いていないのかなと思ったら
　　　　　片手で数えられるくらいの花がありました。
　　　　　花びらがちょっと大きめの一重の花です。




　　

　　　　　これもほんの少しだけピンクっぽい花、
　　　　　でも儚いムードの花には変わりありませんね。




　　

　　　　　赤くなった葉があったりしてやっぱり冬の桜ですね、
　　　　　これは冬桜というだけにこれから咲いてくるのでしょう。
　　　　　これからも機会があったら行ってみたいと思います。




　　

　　　　　十月桜をバックに野口雨情の歌碑があります、
　　　　　「都鳥さえ夜長のころは 水に歌書く夢も見る」。
　　　　　野口雨情が昭和8年当地に来たときに唄われたもので
　　　　　隅田川沿いを飾るのにふさわしいとここに建てられたということです。




　　

　　　　　道を挟んだ向こうには老舗「言問団子」の店、
　　　　　ここのお団子は串に刺してありません、
　　　　　あんこ色と、きな粉かな黄色い色、そして白いお団子3個が出てきます。
　　　　　お花見のシーズンにはすぐ近くの「桜餅の長命寺」と共に
　　　　　たくさんの人たちが長蛇の列を。

　　　　　冬の桜もいいけれどやっぱり春の桜の方がいいのかな、
　　　　　お花見は胃袋から、、、なんてね。

　　　　　　　　　　data:　EOS70D/EF70-200 1:2.8。　撮影 11月10日　隅田公園あたり