長かった夏も終わり農業公園にも秋が、
彼岸花も終わり稲の刈り取りも終わった。
これからは日増しに寂しくなる、
一年を振り返る収穫祭に行ってみようかな。
たどり着いた土手の上であたりを見渡していたら
斜面に白いものが、見たら大きなキノコがにょっきりと。
去年見たのはこけしが並んでいるようなかわいいキノコ、
こんな土手の斜面にもいろいろなキノコが顔を出す。
降りてみた田んぼでは刈り入れの途中みたい、
何日かかけて全面刈り入れが終了する。
歩く道筋にはハナミズキの赤い実と紅葉、
ハナミズキは春から秋まできれいな姿を見せてくれる。
十月桜も満開となってきた、
春の桜が咲くまでの間を繋いでくれる。
温室へ入ってみたら「イランイラン」の花が、
タガログ語で「花の中の花」という意味とか。
花からは香油を取る。
香油は、背の高くなる木からは取れ、
それほど高くならない背の低い
園芸品種の花からは取れないらしい。
きれいに咲いた極楽鳥花、ストレリチア。
花は鮮やかなオレンジ色の萼と青色の花弁からなり、
温度を保てば周年開花し、切り花としても人気があるようだ。
花壇の花に尾羽打ち枯らしたキアゲハが、
夏の間を一生懸命生きてきたのだろうね。
温室があるハーブ園ではラベンダーの刈り取りが、
みんなボランティアの人たち。
植え付けから日ごろの手入れ、刈り取りまで
ボランティアの人たちがいなければ運営は成り立たない。
きれいな花を楽しめるのもこの人たちのおかげだね。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影 9月 28日 都市農業公園