テレビはコロナ、オリンピックと並んで
東京に大雪と盛り上がっています。
チラチラくらいならいいけど大雪は勘弁ね、
そんな中を近くの佐竹稲荷神社へ行ってきました。
朝は雨で始まったけど9時ごろから雪が混じってきた、
マジっすか、ほどほどにね。
「こんな天気なので幟は建てられません」とこの社殿を守っている人。
ここは佐竹藩の江戸における私邸だったようです、
旧日光街道の脇にあって参勤交代の折りなどは
ここで旅装を解いたのでしょう。
災害などの折りには藩の避難所にもなったようです。
毎年何本かの鳥居が新しくなっています、
狭いので数を増やすわけにはいかないのでしょうね。
社殿の前をしっかりキツネさんがお守りを、
神田にあった上屋敷にもお稲荷さんが祀られていたようです。
今年は幟はなかったけど
社殿はいつものようにきれいに飾られていました。
社殿の方から見た鳥居群、
社殿を除いたほぼ全景。
今はこの屋敷を受け継いだ個人の方が守っていて
足立区の登録記念物となっています。
私がいる間にも三々五々とお詣りの人が訪れていました、
みんな近所の人たちでこのお稲荷さんをお守りしている人と
顔なじみというか親しい間柄でいろいろ話が弾んでいたようです。
こうして狭い路地にも江戸の昔の名残があって
地域密着型のお稲荷さんはまだまだ人々の
心の中に生き続けて行くのでしょうね。
ところで雪はどうなったのかなぁ。
data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 2月10日 足立区・佐竹稲荷神社