東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

下谷・三島神社あたり

2015-11-27 | 散歩
  この辺りは樋口一葉が過ごした場所ということで
  一葉ゆかりの場所が多いところです。
  道を歩けばゆかりの地、一葉ファンには”聖地”でしょう。


  

     金杉通り、「金曾木小学校」信号あたりに三島神社。
     この辺りは広大な火除け地だったようでここの境内にも火除け稲荷、
     隣の了源院には火除け観音と火除けのオンパレード。




  

     ここは上野寛永寺の火除け地に設定され
     その折にこの火除け稲荷を勧進したようです。

     境内の立札に
     「一葉のたけくらべに、三島様の角をまがりてより
     これぞと見ゆる家もなく・・・
     この道路で土手と小川が有った頃”、、、」とあります。




  

     雷が落ちないと言い伝えがある三島神社の雷絵馬、
     次回は「飛ぶお守り」の飛不動を予定していますが
     落ちないと飛ぶではやはり違うでしょうね。




  

     境内の「雷井戸」
     三島神社の神主が雷を閉じ込めたという井戸、
     それ以降雷が落ちなくなったという。




  

     三島神社から見た金杉通り
     ウワサによるとこのあたりに与謝野鉄幹と晶子が住んだことがあるとかないとか、、、
     この住所から出された葉書が一通残っているらしいけど、どうなんでしょう。

 


  

     朝日山弁天院の弁天池
     少し離れているけど三島神社の裏手にあたる朝日山弁天池。

     八千平方メートルの池に百六十平方メートルの琵琶形に作られた島、
     松柏の大樹が鬱蒼と茂る中に朝日山弁天院はありました。

     しかし、広大な火除け地だったこの地は関東大震災のときの瓦礫の埋め立て地となり
     朝日山弁天池は今はこんな形に。

     久保田万太郎は「水の谷の池埋められつ 空に凧」と変貌を惜しみました。

     次回もう一日近所を廻ります。

                                                10月6日
       


  

     低気圧が荒れ狂い北風がビュービュー吹くと富士山がきれいに見えます、
     今月になって初めてじゃないの、こんなに晴れたのは。
     日差しがあったので寒くはなかったけど風が強かった、
     おかげ富士山はジグザグになった中腹の登山道まではっきりと。
     このジグザグが見えるのはそう何日もない、低気圧が強いんだね。

コメント (2)
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