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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

人の演技よりも CG に凝り過ぎの映画

2017年04月11日 | シネマ何だかんだ
写真はネットから拝借した画像。
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最近『ロボコップ・リメイク版』 (2014年) を鑑賞しました。 最初の『ロボコップ』(1987年) をリメイクしたのですが、脚本内容は変えてあります。 けれど 重傷を負った警官が、ロボコップとして再生し、スーパー警官として犯罪者を逮捕、最後には自分を再生した企業と対決するところは同じです。

ご他聞に漏れず、CG 満載で筋の展開も早く、よく分からないうちに筋がどんどんと進みます。 そうした中で俳優の演技よりは、コンピュータで作製した映像がこれでもか とばかりに次々に表現され、演技を観るよりはコンピュータ映像ばかりを観ているような錯覚に陥ります。

見終わって満足した というよりは、あまりにもあっけなく終わり、拍子抜けした気分になります。 演技部分が少ないから、記憶に残る俳優が少なく、小粒な出演者ばかりの印象です __ 記憶に残ったのは主人公とロボコップを作製した博士だけです。

音楽もあまり映像に合ってない印象でした。 エンドクレジットを見ると、スタッフも含めて ざっと 200人位は映画作りに関わっているようです。 その多くはコンピュータ関係のスタッフではないでしょうか?

こうしたコンピュータに頼り過ぎの映画作りが今後も続くとすると、益々ツマラナイ映画が増えていきそうです。 でも これが今の映画界の主流だとしたら残念な気持ちがします。
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元々 アクション映画ですから、人間性の掘り下げというよりは、アクションで見せる映像作りですが、オリジナル版では悪役は悪役らしく描かれ、主人公とその家族の苦しさもちゃんと表現されていました。 リメイク版はそれが希薄となりました。

ただし 製作費の2倍以上の興行収入を上げたのですから、映画事業としては成功したのですね。 
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ウィキペディアから __ ロボコップ (2014年の映画) はジョゼ・パジーリャ監督による2014年のアメリカ合衆国の SF アクション映画。 出演者 ジョエル・キナマン、ゲイリー・オールドマン。 製作費 $100M。 興行収入 $242M。

評価  本作への批評家の評価は賛否両論となっている。 映画批評集積サイト Rotten Tomatoes には191件のレビューがあり、批評家支持率は 49%、平均点は 10点満点で 5.6点となっている。 批評を総括すると「思っていたよりもずっと良い出来栄えだったが、原作より良い訳ではない」となる。 また Metacritic には12件のレビューがあり、加重平均値は 53/100 となっている。

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以上

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