
06年10月14日投稿分__
このポピュラー喜劇ものオペラは、昔一回 横浜県民ホールで観劇しました。 スイトナー指揮 ベルリン国立管でしたが、ピットを覗いたら 意外と小さな編成だと再発見したものです。 冒頭序曲から聞き慣れた曲で、聞き易いアリアも多いのですが、3時間半は長いと感じましたね。
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フランスの劇作家ボーマルシェ Beaumarchais の書いた風刺的な戯曲に、ダ・ポンテ Da Ponte が台本を書き、モーツァルトが作曲。 原作は喜劇「セビリアの理髪師」(第1部 1775年)、正劇「罪の母」(第3部 1792年) とともに三部作といわれている。「フィガロの結婚」は「理髪師」の好評を受けての続編。 この戯曲は1786年にパリで初演され、前作以上の評判を得た。 1786年 モーツァルト30歳の時、ヴィーンのブルク劇場での初演では期待したほどの人気を得られなかったものの、当時オーストリア領だったボヘミアの首都プラハの歌劇場で大ヒットした (Wikipedia)。
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後にロッシーニが、前作の「理髪師」に作曲し、ボーマルシェ~ダ・ポンテによる連作はオペラとしても成功しますが、(伯爵夫人がケルビーノの子を生むという) 第3部に挑戦する作曲家は出ないですね。
並の神経をもった作曲家なら避けるでしょう … 音楽史上の天才が書いたオペラの続編に作曲なんて “成功して当たり前”、それでも批評家に「よくできているが、前二作には到底及ばない」などと書かれるのが眼に見えてますから。
喜劇を得意にしていたプライが、フィガロ役でポンネル演出のザルツブルク音楽祭に70年代に出演、レコードと映像の「理髪師」(どちらもアバド指揮) と「フィガロ」(どちらもベーム指揮 伯爵はディースカウ) を残しています。
アルマヴィーヴァ伯爵は「理髪師」ではテノールの青年役から、「フィガロ」ではバリトンの中年役に変わっています … 「理髪師」では求婚する青年、「フィガロ」では浮気心が出ている倦怠期の中年ですから当然の設定ですね。
先ずこの二種類 (レコードは60年代録音? ベルリン・ドイツ・オペラ管 DG / 映像は75年 ウィーン・フィル Unitel) が基準で、他をこれらと比較して聞くファンが多いのではないでしょうか?
変わり種では、スイトナー指揮ドレスデン国立管 ギューデン (伯爵夫人) ローテンベルガー (スザンナ) マティス (ケルビーノ) ベリー (フィガロ) そして伯爵はプライです。 ドイツ語版でテンポが恐ろしく早い演奏です (64年 EMI)。
カラヤン盤はモノはレチタティーヴォなし、ステレオは伯爵のクラウゼが弱いようです (どちらもウィーン・フィル EMI 50年/DECCA 78年)。
以上
このポピュラー喜劇ものオペラは、昔一回 横浜県民ホールで観劇しました。 スイトナー指揮 ベルリン国立管でしたが、ピットを覗いたら 意外と小さな編成だと再発見したものです。 冒頭序曲から聞き慣れた曲で、聞き易いアリアも多いのですが、3時間半は長いと感じましたね。
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フランスの劇作家ボーマルシェ Beaumarchais の書いた風刺的な戯曲に、ダ・ポンテ Da Ponte が台本を書き、モーツァルトが作曲。 原作は喜劇「セビリアの理髪師」(第1部 1775年)、正劇「罪の母」(第3部 1792年) とともに三部作といわれている。「フィガロの結婚」は「理髪師」の好評を受けての続編。 この戯曲は1786年にパリで初演され、前作以上の評判を得た。 1786年 モーツァルト30歳の時、ヴィーンのブルク劇場での初演では期待したほどの人気を得られなかったものの、当時オーストリア領だったボヘミアの首都プラハの歌劇場で大ヒットした (Wikipedia)。
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後にロッシーニが、前作の「理髪師」に作曲し、ボーマルシェ~ダ・ポンテによる連作はオペラとしても成功しますが、(伯爵夫人がケルビーノの子を生むという) 第3部に挑戦する作曲家は出ないですね。
並の神経をもった作曲家なら避けるでしょう … 音楽史上の天才が書いたオペラの続編に作曲なんて “成功して当たり前”、それでも批評家に「よくできているが、前二作には到底及ばない」などと書かれるのが眼に見えてますから。
喜劇を得意にしていたプライが、フィガロ役でポンネル演出のザルツブルク音楽祭に70年代に出演、レコードと映像の「理髪師」(どちらもアバド指揮) と「フィガロ」(どちらもベーム指揮 伯爵はディースカウ) を残しています。
アルマヴィーヴァ伯爵は「理髪師」ではテノールの青年役から、「フィガロ」ではバリトンの中年役に変わっています … 「理髪師」では求婚する青年、「フィガロ」では浮気心が出ている倦怠期の中年ですから当然の設定ですね。
先ずこの二種類 (レコードは60年代録音? ベルリン・ドイツ・オペラ管 DG / 映像は75年 ウィーン・フィル Unitel) が基準で、他をこれらと比較して聞くファンが多いのではないでしょうか?
変わり種では、スイトナー指揮ドレスデン国立管 ギューデン (伯爵夫人) ローテンベルガー (スザンナ) マティス (ケルビーノ) ベリー (フィガロ) そして伯爵はプライです。 ドイツ語版でテンポが恐ろしく早い演奏です (64年 EMI)。
カラヤン盤はモノはレチタティーヴォなし、ステレオは伯爵のクラウゼが弱いようです (どちらもウィーン・フィル EMI 50年/DECCA 78年)。
以上