
独ベルリンのトイフェルゼー湖で、ノート PC の入ったバッグを奪ったイノシシを追う男性。 ランダワさんがインスタグラムで公開 (2020年8月5日撮影 AFP)。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
職場の盗聴録音が匿名アカウントのツイッターに流出し、入社2年目のアナウンサー2人の会話が公開されてしまいました。 この記事を読んで 色々と問題だなと感じました。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
「『結婚して適当な事務所に所属』テレビ東京女子アナが調査に音声流出認める」(9月16日 文春オンライン) __ 2人は自分たちの会話だと認め、スタッフや先輩アナに謝罪しています。 アナウンス室は当時施錠されていて、アナ以外は社員も滅多に立ち入れない。 アナウンス室内部の犯行と見られ …
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
私が感じた問題は 1) 会話内容、2) 盗聴と匿名公開 です。
他人を中傷する内容だったことは、非難されても仕方ありません。 ”スタッフや先輩アナに謝罪した” は当然でしょう。
また 盗聴は犯罪ですし、また匿名公開も卑怯なやり口で褒められた事でもありません。 冒頭写真記事のインスタグラムは匿名ではなく、当の男性に共有の許可を取っています。
もし この職場で、盗聴と匿名公開が当然で、アナ2人だけに非難の目が向けられるとしたら、どうでしょうか? トイレなどでも砕けた内輪話しもできない雰囲気になるでしょう。
それは監視社会・会社のようなもので、社内では友人同士でも滅多な事もいえず、気を抜ける場もない ギスギスした空間になってしまうと想像します。 “毎日が壁に耳あり 障子に目あり” では、普通の人はいたたまれないでしょう。
アナ2人と盗聴・匿名公開した人 双方が謝罪すべきだと思います。
………………………………………………
人間は、愚痴をいったり 不満を述べて憂さ晴らしをする場も必要なのです。 だから 飲み屋が存在するのです。 そうした不満を発散させる事がないと、不満が溜まり いつか どこかで爆発しないとも限りません。
そうしたガス抜きをする場がアルコールを提供する “夜の街” であり、家庭であったり、友人なのです。 全くそうした話しをしない 高潔な精神を貫く人は尊敬しますが、世の中 そういう人は殆ど存在しません。
どんな立派な人でも 親しい友人や連れ合いには愚痴や不満をいうし、或いは他人が関連した話しをした際に、「そうだよ、私も …」など共感してポロッと漏らしてしまうものなのです。
それが非難がましい話しでなく、笑える内容だったら 聞いてあげた方がいいと思います。 非難めいた内容だったら、「あまり そういう事は他人にいわない方がいいよ」といってあげるといいと思います。
建前と本音を使い分けるのは、人間にしか出来ません。 動物は裏切られた人間にはもう信頼を寄せなくなりますが、人間は裏切った人が悔いて謝ったら、許すことができます。 そうした特性は人間しか持ち合わせていません。
今日はここまでです。