シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

出る度に最高!「ハルサイ」

2012年10月05日 | 1曲だけで大注目
2006年6月3日投稿分__

「ハルサイ」レコードが発売される度に、録音評で「これまでで最高の音!」なんてばかり書いてありました。 最近の米映画のコマーシャルの「全米ナンバーワンのヒット!」と同じで、あんまり意味はないと分かってきましたが。

バーンスタイン指揮ロンドン響の演奏は、聴き終わって疲れました。 あれはジャケット・イラストが面白かった__森の木々の中からストラヴィンスキーがぬっと顔を覗かせているものです。 CD 時代になってこういう凝ったジャケットが少なくなったのは少し寂しいですね。 ジャケットを見ながら聴くのも楽しみの一つです。

作曲者本人は、カラヤン指揮の演奏 (レコード?) を聞いて、私の曲じゃないと怒ったそうですが、原始的な荒々しい音楽を作曲したのに、カラヤンのツルツルに磨き上げた演奏がお気に召さなかったのは容易に想像できます。

ディズニー映画「ファンタジア」('40) のサウンド・トラックは、ストコフスキー指揮フィラデルフィア管の演奏で、「春祭」部分では古代の恐竜がジャングルを歩き回り、溶岩が流れるなどのアニメを付けていましたね。 あれはあれで面白かったですが、「ファンタジア」全部を見るのはちょっと長いと感じました。 
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「春の祭典」は一回だけ、演奏会でききました__渡邉曉雄指揮日本フィルの横浜の神奈川県民ホールで。 スリル満点の曲で面白く、楽団のあちこちから色々な音が飛び出してくるので、聞き終わったらこれも疲れちゃいましたね。

だから レコード時代は「春祭」一曲で一枚で充分でしたが、CD 時代になって「ペトルーシュカ」と組み合わせて二曲で一枚が普通になっています。 感激度が二倍になったかというと、かえって下がった気がします。 レコードを聞く時の耳を傾ける真剣度が違いました__おお、今 針がレコード面を削って再生してるなと、眼に見えてましたから。

以上

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