シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

春の祭典の音圧

2012年09月03日 | 1曲だけで大注目
2006年2月10日投稿分__

先日都内での所用の帰り道__お茶の水駅に行きつけの CD 中古店があるが、一ヶ月ほどご無沙汰です。 誘惑に勝てず、立ち寄る。 一時間半ほど探したが、一枚しか買いたいものが見つかりませんでした。

25年前にアナログディスク二枚を¥6,000 ほどで買って、すごいすごいと聞いたテラーク社の「ショスタコ5番」とストラヴィンスキー「春祭」... どちらもマゼール指揮クリーヴランド管の演奏 ... が一枚もの CD に合体し、¥600 と当時の 10分の1になっていました。

ショスタコを聞きながら、デジタル録音でも25年も経つと やっぱり鮮度が落ちるわいと感じました__楽器の音の分離が今イチです。 ところが、「春祭」では分離が今イチなのは同じですが、大太鼓が出てくると音圧がすごい。 因に15年前の録音の DG 社のブーレーズ指揮クリーヴランド管の同曲の演奏を聞くと、分離はいいが同じ楽団ながら この音圧が出ていません。

つくづくテラークの録音の魅力は、この大太鼓の音の圧力だと思いました。 アナログディスクの時も、ひずみのない きれいな音でした。 最近のテラークの CD 盤では「これだ」といえるものが頭に浮かんできません。 他社の録音も押し並べて向上し、差を付けにくいのです。  四半世紀前はテラークのデジ録~アナログディスクはダントツに良かった。 だから@¥3,000~4,000 でも買ったものです。

以上

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