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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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かつての覇権国家は_

2006年12月07日 | 歴史をひも解いて
英国はいまだに、世界中に植民地の名残というか、領土を持っています。 有名なものはジブラルタルですが、大西洋から地中海への入り口となる海峡の要衝のため スペインの返還要求に応じようとしません。 次いで香港ですが、これは1997年に中華人民共和国へ返還しました。
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英領セントヘレナは、アフリカ西岸より 2800km 洋上に位置する南大西洋に浮かぶ火山性の島で、絶海の孤島であるため流刑地として使用され、ナポレオン1世の流刑地として著名である。

米フロリダの東にあるバミューダ諸島は、イギリス国王を君主とする独立国。 西インド諸島には、キューバの南にある英領ケイマン諸島、キューバの東にある英領ヴァージン諸島などがある。

アルゼンチン沖の「フォークランド諸島」は領有権を巡って、1982年には、英・アルゼンチンが大規模な武力紛争を行ったが、2ヶ月後 イギリスの勝利に終わった。 英領サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島は、南大西洋フォークランド諸島の約 1,000km 東にある。

英領インド洋地域 (別名チャゴス諸島) にあるディエゴガルシア島は、南端にある最大の島で、アメリカ軍の基地がある (Wikipedia)。
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... と英国は世界中に海外領土を保有し続けています。 人口5000万ほどの国が、産業革命の追い風があったとはいえ 圧倒的な生産力/軍事力は帝国主義を後押しし、これほどの領土を保持したのは、武力/知恵/勇気/貪欲に加え、飽くなき努力というか陰謀まがいのことも多かったのでしょうね。 かつてはインド/豪州/米国も英領でした。

欧州大陸を支配したナポレオンとヒトラーの英国侵攻を拒み、最終的には他国を巻き込んで、ナポレオンとヒトラーを倒したのは、この国の面目躍如たるものがありますね。 今は老大国となり、息子ともいうべき米国の後塵を拝する英国ですが、「三枚舌外交」や、世界中からの略奪品を展示した「大英博物館」を非難する前に、この眼前の敵を倒して 覇権を維持してきた力と知恵に注目する必要があります。

以上 10月19日「英国の三枚舌外交」も参照下さい/ TB をクリックすると飛びます。


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