シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

いつかきた無謀な戦い

2023年10月28日 | 歴史をひも解いて

左はハマスの襲撃受けた集落の惨状 (ロイター 10月11日から)。 右は炎上する真珠湾上空を飛行する九七式艦上攻撃機。
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7日に パレスチナ・ガザ地区を実行支配するイスラム組織 ハマスがイスラエルにロケット弾攻撃を行い、イスラエルは直ちに報復攻撃し、双方に数千人の死者が発生しました。 またハマスはイスラエルに侵入し、数百人の人質を連れ去りました。
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この報道だけを読んでも、“ハマスは頭が悪い" と思いました。左はハマスの襲撃受けた集落の惨状 (ロイター 10月11日から)。 右は炎上する真珠湾上空を飛行する九七式艦上攻撃機。
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7日に パレスチナ・ガザ地区を実行支配するイスラム組織 ハマスがイスラエルにロケット弾攻撃を行い、イスラエルは直ちに報復攻撃し、双方に数千人の死者が発生しました。 またハマスはイスラエルに侵入し、数百人の人質を連れ去りました。
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この報道だけを読んでも、“ハマスは頭が悪い" と思いました。

戦後のパレスチナを巡る戦争では アラブ陣営はイスラエルに勝ったためしがありません。 武力的にイスラエルを上回るアラブ組織・国はないのです。

テロ組織としか見られてないハマスがイスラエルに攻撃を仕掛けても、叩き潰されるのが目に見えてます。 ですから いずれ ガザ地区のハマスは壊滅させられるでしょう。
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戦前の日本の陸軍最高指導者だった東條が首相となり、真珠湾攻撃で米国に戦争を仕掛け、4年も経たずに敗れました。 実際に真珠湾攻撃したのは海軍でしたが、その海軍トップは米国駐在武官の経験がある山本でした。

武官だった山本は日米の軍事力・経済力の差を熟知していましたが、海軍を指揮して真珠湾攻撃を実行しました。
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人質の有無に関わらず ガザ地区は掃討され、ハマス壊滅は時間の問題です。

民族というものは、言語・宗教・文化・歴史などが入り混じった複雑なものです。 こうだから この要素を持つ人々はこの民族とは簡単にいえないとも思います。

また この道理があるから、民族対立はこうすべきという簡単な図式で解決できるものでもないと思います。

結局 様々な矛盾・問題を孕みながら、着地点を見出すのが国際紛争の決着で、そこには大国の思惑が大きく絡んでいます。

すると イスラエル支持を鮮明にする米国が、どれだけイスラエルのガザ攻撃を抑えられるかに係ってきます。 それが読めないから、ハマスは頭が悪いと書いたのです。
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逆に考えると イスラエルに攻撃しても叩き潰されるだけと判っているのに、他に自分たちの主張を示す方法がないから、自滅的な攻撃を仕掛けたのかも知れません。

日本軍の真珠湾攻撃も すぐに何倍もの反撃で仕返しされるだろうと山本は予想していたのかも ... ここに日本の悲劇がありました。

しかし 米国と戦争して負けた日本と西独の戦後の発展を見た南米のある人がこういったそうです __「経済発展するには米国と戦争して負ければいいのか?」と。 けれど これを聞いたもう一人の人は「でも 勝っちゃったら どうしよう?」といったとも。

米国と戦争して勝った国が1つだけあります。 ヴェトナムです。 けれど 勝った後は米国に村八分にされ、発展が止まったというか停滞していました。 超大国のお怒りが解けたのは30年も経った後の今世紀になってからでした。

今日はここまでです。

民族というものは、言語・宗教・文化・歴史などが入り混じった複雑なものです。 こうだから この要素を持つ人々はこの民族とは簡単にいえないとも思います。

また この道理があるから、民族対立はこうすべきという簡単な図式で解決できるものでもないと思います。

結局 様々な矛盾・問題を孕みながら、着地点を見出すのが国際紛争の決着で、そこには大国の思惑が大きく絡んでいます。

すると イスラエル支持を鮮明にする米国が、どれだけイスラエルのガザ攻撃を抑えられるかに係ってきます。 それが読めないから、ハマスは頭が悪いと書いたのです。
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逆に考えると イスラエルに攻撃しても叩き潰されるだけと判っているのに、他に自分たちの主張を示す方法がないから、自滅的な攻撃を仕掛けたのかも知れません。

日本軍の真珠湾攻撃も すぐに何倍もの反撃で仕返しされるだろうと山本は予想していたのかも ... ここに日本の悲劇がありました。

しかし 米国と戦争して負けた日本と西独の戦後の発展を見た南米のある人がこういったそうです __「経済発展するには米国と戦争して負ければいいのか?」と。 けれど これを聞いたもう一人の人は「でも 勝っちゃったら どうしよう?」といったとも。

米国と戦争して勝った国が1つだけあります。 ヴェトナムです。 けれど 勝った後は米国に村八分にされ、発展が止まったというか停滞していました。 超大国のお怒りが解けたのは30年も経った後の今世紀になってからでした。

今日はここまでです。


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