シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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今の中国は買い漁りの時代?

2024年05月06日 | 歴史をひも解いて
※1と※2から。
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諸外国では落ちているのに、日本でのみブランド品の売り上げが増えているそうです。 その原因は “円安” による外国人買いでしょう。
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『「日本はハイブランドが格安」転売目的で中国人が高級ブランドショップに殺到中』(4月30日 JB Press ※1) __「中国のお客様にいま一番人気なのは、こちらのバッグ『カプシーヌ』でございます。 税込みで、95万1500円です」(都内のルイ・ヴィトン専門店)

『円安 … 日本で “爆買い”「中国で買うより安い」ブランド品購入動画が話題』(5月1日 テレ朝news ※2) __ 中国人女性の投稿 (中国の SNS)「うれしい! 欲しかった人気商品が全部ある。 欲しいもの全部買いました」
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「日本円は中国の人民元に対しても安くなっていて、最も高い時期 (2020年) には、1元=14円台だった為替レートは、直近では1元=22円に近い水準になっている」(※2) そうですから、ブランド品好きの人には日本でのブランド品買い漁りがやめられないようです。

私はここで既視感を感じました。

1980年代 日本経済が最も盛んだった頃、日本の女性が欧州にせっせと繰り出し パリのブランド品専門店で行列して買い漁ったという時期がありました。 店員が落としたバッグにも日本の女性が群がったという記事まであり、記事の中国人女性の投稿写真と同じようなものだなと思います。
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大挙してブランド品に群がる日本の女性たちを、当時のフランス人たちはどう見ていたのでしょうか? そして中国人女性の投稿を見て 日本人はどう感じるのでしょうか? 呆れると同時に、一種の蔑みの感情が湧いてくるのではないかと想像します。

それぐらい 当時の日本は経済ばかり強くて、あまり尊敬されていなかったのではないでしょうか? 翻って 今の中国に対してはどうなんでしょうか? やはり尊敬の対象ではないと思います。

当時のヨーロッパからは、「日本人は “ウサギ小屋” のような狭い家に住んで、バカンスも取らず 仕事ばかりしている仕事中毒の人だ。 ブランド品を買い漁りに来るなら、金を払ってさっさと帰れ」というような声がしていたと記憶します。

これをそっくり “日本人を中国人に置き換える” と、そのまま全部が当てはまるとはいいませんが、似たような話しになると思います。 中国人の日本でのブランド品買い、不動産買い、といった現象を捕らえた記事は、あまり中国人への尊敬は感じられません。
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大体において ”金にあかせて買いまくる姿” というのは、どの国でも尊敬の対象とは見られません。 にわか成金が … といった論調の記事になるものです。 でも 仕方ない一面もあると思います。

それまでブランド品を持つなんて “夢のまた夢” でしかなかった人にとっては、ようやく持つ事が出来るようになったのですから、蔑みの目で見られようが、奇異の目で見られようが、買いに走るのは避けられないのですね (私はブランド品には全く興味がありませんが、ダンヒルのライターを見せてくる先輩も当時 いました)。

そういう時代が過ぎると、徐々にブランド品の買い漁りも収まっていくのではないでしょうか? ですから これから 20~30年も経てば、中国人の買い漁りもなくなるでしょう。 今の中国はそういう時期なんだと想像します。
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でも 兵器の買い漁り・増強はやって欲しくないですよね。 アヘン戦争以来 過去二百年 負け続けだったので戦争に勝ってみたいのでしょうか? 日中戦争は日本が米国に負けて中国から引き上げたのであって、中国が日本に勝ったのではないと認識しています。

今日はここまでです。

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