
写真は大破したアディ・ギル号=日本鯨類研究所提供 (毎日新聞)。 南極海で第2昭南丸に衝突した米環境保護団体シー・シェパードの超高速抗議船「アディ・ギル」号 (AFP)。
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沈没したシー・シェパード元船長と、ワトソン代表がいっていることが食い違っているが、こうしたやりとりは検証のしようがないだろう。
沈没した高速艇を引き上げれば解明されるかも知れないが、その結果 A) 十分えい航可能 B) えい航不可能 C) どちらともいえない などが分かったとしても、A) なら「元船長の主張が真実に」ともいえず、B) なら「元船長の主張はうそに」もいえず、C) なら「判断がつかず」で食い違いは振り出しに戻る。
しかし、沈没してからもう9ヶ月も経過しているから、B) と C) は沈没時 A) 状態だったが海底で劣化したかも知れず、これも判断が難しい。
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「シー・シェパード高速艇沈没、自作自演だった」(10月8日 読売新聞/シンガポール) _ ※追加1へ
「"抗議船沈没は自作自演"、シー・シェパード元船長が暴露」(10月7日 AFPBB News) _ ※追加2へ
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従って、引き上げれば解明されるともいえないから、莫大なカネをかけてサルベージ船を雇って引き上げるという検証は行われない可能性が強い。
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その結果 仮に A) 状態だったとしても、「元船長の主張が真実」に限りなく近づくが、食い違いは残る。 B) 状態だったとしても、「元船長の主張はうそ」に限りなく近づくが、同じく食い違いは残る。
だから、こうした食い違う主張はなかなか判断を下すのが難しい。 当事者たちの他の事案で誠実に行動しているか、うその発言が多いかなど 元船長や代表の性格や素行状態を調べても、この件にまで拡大解釈する訳にもいかない。
状況的に考えると、環境保護団体という性格上 ウソを塗り固めて主張しているとは想像しにくいが、自分たちの行動が正しいと世界 或いは出資者に認識してほしいという希望は持っているだろう。
すると、少しだけ認識してもらうよりは、大いに認識してもらいたいという希望になりがちなものだ。 だから、代表が「人々の同情を集めテレビ映りをよくする目的で」沈没させるよう命じたという疑惑を 100% 否定できないことから、これらの報道が流されていると思う。 元々 100% 否定できるような内容ならマスコミも報道しないからだ。
小沢一郎議員の疑惑と同じ類いのものでしょう。 あれも彼の主張を 100% 肯定できないから、報道が続いている。
※追加1_ 米国の反捕鯨団体シー・シェパードによる調査捕鯨妨害事件で、日本で有罪判決を受けたピーター・ベスーン元船長は7日、ラジオ・ニュージーランドに出演し、今年1月に小型高速船「アディ・ギル号」で日本の調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」と衝突、沈没したのは、シー・シェパードのポール・ワトソン代表の指示による自作自演の沈没だったことを暴露した。
ベスーン元船長は、「高速船は衝突後、えい航可能な状態だったが、(沈没したと発表すれば)『世の同情を買い、テレビ映えする』として、わざと放棄、沈没させるようワトソン代表に指示された」と語った。
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※追加2_ 日本の調査捕鯨に対する妨害活動をめぐり、傷害罪などで執行猶予付きの有罪判決を受けた米環境保護団体シー・シェパード (Sea Shepherd Conservation Society、SS) の抗議船の元船長が7日、抗議船沈没は SS 側の自作自演だったと暴露し、SS 代表を批判した。
日本の調査船「第2昭南丸」と1月に南極海で衝突して沈没した高速抗議船「アディ・ギル」号のピーター・ベスーン元船長は、地元ニュージーランドのラジオ番組に出演し、衝突後に SS のポール・ワトソン代表から、アディ・ギル号を沈没させるよう指示があったと語った。
ベスーン氏によると、アディ・ギル号は「間違いなく救出可能な状態で、エンジン室から後方は無傷で頑丈だった」が、ワトソン代表が「人々の同情を集め、テレビ映りをよくする目的で」沈没させるよう命じたという。
ベスーン氏はワトソン代表のこうした対応について「道徳的に破産している」と批判。「市民の寄付金と寛容さによって維持されている組織は、誠実である義務がある」と述べ、現在は SS との関係を絶ったことを明かした。
一方、ワトソン代表はベスーン氏の発言を否定。 SS から除名されたことをベスーン氏は苦々しく思っていたとして、「沈没させろなどとは誰も命じていない。 彼はアディ・ギル号の船長で、アディ・ギル号に関する判断の全ては彼が下したものだ」と反論した。
SS はことし、5か月間にわたって日本で拘置されていたベスーン氏の裁判に先だってベスーン氏を除名し、距離を取っていたが、その後、除名は減刑を得るための策略だったことを明らかにしていた。
以上
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沈没したシー・シェパード元船長と、ワトソン代表がいっていることが食い違っているが、こうしたやりとりは検証のしようがないだろう。
沈没した高速艇を引き上げれば解明されるかも知れないが、その結果 A) 十分えい航可能 B) えい航不可能 C) どちらともいえない などが分かったとしても、A) なら「元船長の主張が真実に」ともいえず、B) なら「元船長の主張はうそに」もいえず、C) なら「判断がつかず」で食い違いは振り出しに戻る。
しかし、沈没してからもう9ヶ月も経過しているから、B) と C) は沈没時 A) 状態だったが海底で劣化したかも知れず、これも判断が難しい。
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「シー・シェパード高速艇沈没、自作自演だった」(10月8日 読売新聞/シンガポール) _ ※追加1へ
「"抗議船沈没は自作自演"、シー・シェパード元船長が暴露」(10月7日 AFPBB News) _ ※追加2へ
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従って、引き上げれば解明されるともいえないから、莫大なカネをかけてサルベージ船を雇って引き上げるという検証は行われない可能性が強い。
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その結果 仮に A) 状態だったとしても、「元船長の主張が真実」に限りなく近づくが、食い違いは残る。 B) 状態だったとしても、「元船長の主張はうそ」に限りなく近づくが、同じく食い違いは残る。
だから、こうした食い違う主張はなかなか判断を下すのが難しい。 当事者たちの他の事案で誠実に行動しているか、うその発言が多いかなど 元船長や代表の性格や素行状態を調べても、この件にまで拡大解釈する訳にもいかない。
状況的に考えると、環境保護団体という性格上 ウソを塗り固めて主張しているとは想像しにくいが、自分たちの行動が正しいと世界 或いは出資者に認識してほしいという希望は持っているだろう。
すると、少しだけ認識してもらうよりは、大いに認識してもらいたいという希望になりがちなものだ。 だから、代表が「人々の同情を集めテレビ映りをよくする目的で」沈没させるよう命じたという疑惑を 100% 否定できないことから、これらの報道が流されていると思う。 元々 100% 否定できるような内容ならマスコミも報道しないからだ。
小沢一郎議員の疑惑と同じ類いのものでしょう。 あれも彼の主張を 100% 肯定できないから、報道が続いている。
※追加1_ 米国の反捕鯨団体シー・シェパードによる調査捕鯨妨害事件で、日本で有罪判決を受けたピーター・ベスーン元船長は7日、ラジオ・ニュージーランドに出演し、今年1月に小型高速船「アディ・ギル号」で日本の調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」と衝突、沈没したのは、シー・シェパードのポール・ワトソン代表の指示による自作自演の沈没だったことを暴露した。
ベスーン元船長は、「高速船は衝突後、えい航可能な状態だったが、(沈没したと発表すれば)『世の同情を買い、テレビ映えする』として、わざと放棄、沈没させるようワトソン代表に指示された」と語った。
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※追加2_ 日本の調査捕鯨に対する妨害活動をめぐり、傷害罪などで執行猶予付きの有罪判決を受けた米環境保護団体シー・シェパード (Sea Shepherd Conservation Society、SS) の抗議船の元船長が7日、抗議船沈没は SS 側の自作自演だったと暴露し、SS 代表を批判した。
日本の調査船「第2昭南丸」と1月に南極海で衝突して沈没した高速抗議船「アディ・ギル」号のピーター・ベスーン元船長は、地元ニュージーランドのラジオ番組に出演し、衝突後に SS のポール・ワトソン代表から、アディ・ギル号を沈没させるよう指示があったと語った。
ベスーン氏によると、アディ・ギル号は「間違いなく救出可能な状態で、エンジン室から後方は無傷で頑丈だった」が、ワトソン代表が「人々の同情を集め、テレビ映りをよくする目的で」沈没させるよう命じたという。
ベスーン氏はワトソン代表のこうした対応について「道徳的に破産している」と批判。「市民の寄付金と寛容さによって維持されている組織は、誠実である義務がある」と述べ、現在は SS との関係を絶ったことを明かした。
一方、ワトソン代表はベスーン氏の発言を否定。 SS から除名されたことをベスーン氏は苦々しく思っていたとして、「沈没させろなどとは誰も命じていない。 彼はアディ・ギル号の船長で、アディ・ギル号に関する判断の全ては彼が下したものだ」と反論した。
SS はことし、5か月間にわたって日本で拘置されていたベスーン氏の裁判に先だってベスーン氏を除名し、距離を取っていたが、その後、除名は減刑を得るための策略だったことを明らかにしていた。
以上