<積算被爆量、1年後482mSv>
福島大地原発から3キロの大熊・夫沢(2011/11)
大熊・夫沢で369ミリシーベルト 推計積算線量最高値
文部科学省は16日、東京電力福島第1原発周辺の積算線量の推計値を示した分布マップを公表した。11日までの推計積算量の最高値は、同原発の西南西3キロにある大熊町夫沢の369.3ミリシーベルト。震災発生から1年後の積算線量の推計値は同地区の482.0ミリシーベルトが最高で、最小地点は南相馬市小高区行津の3.4ミリシーベルト。
計画的避難区域内の今月11日までの推計積算線量の最高値は、原発から北西22キロ地点の浪江町昼曽根尺石で161.8ミリシーベルト、震災から1年後は225.1ミリシーベルトと予想される。東日本大震災と原発事故発生から、8カ月となる今月11日までの放射線量実測値を基に作製した。
(2011年11月17日 福島民友ニュース)