川内原発を作る工事に加わっていた近所の鳶業者の社長が、当時、近くの鉄工所に溶接をちょこっと習いに来た。「溶接職人が足りないので、自分が若いのに教えるため」と言う。
  原発の溶接はまったくの素人がやっていたのだ。
 「検査はデタラメだった、原発に穴があいているのに 通ってしまった」とも言っていた。 
素人が作り、デタラメな検査を通った欠陥品の川内原発が再稼動する。 

 原発停止で海は蘇っている。磯やけの原因は、原発が活きた海水を死なせて吐き出すことである。
プランクトンや養分を含む活きた海水が死んで、汚染物質を含む「汚染廃水」にされている事だ。
一時間に約40万トン とんでもなく大量の廃水で海を殺してきた。
しかし、漁協では、磯やけの原因を「ウニ」にして駆除の補助金を受け取るなど、漁協の態度が問題解決を困難にしている。 
 再稼動で漁業は更に衰退する。原発再稼動は漁民を壊滅させる。
報道特集 原発の長期停止で海の生態系に劇的変化
 
 
 
 
日本の原発は、世界最高水準どころか、時代遅れ
 
『首相のいう「世界最高水準」無知かうそのどちらかです』

るいネット更新情報bot @rui_net_kousin  ·  15 分

292967: 学者とマスコミが人類を破滅に導く

14/07/30 PM07 原発安全の新基準。

世界最高水準どころか、

実態は、再稼働有りきの時代遅れ基準のようだ

石橋創

 

-上記URLからの情報-

原発安全の新基準。世界最高水準どころか、実態は、再稼働有りきの時代遅れ基準のようだ
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=292967&utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed より全文引用

九州の川内原発の再稼働申請。原子力規制委員会からは、新規性基準に対し「審査合格」が発表されました。委員長は「基準ヘの適合は審査したが、安全だとは言わない」‥これは、マスコミでも大きく取り上げられていましたね。
一方で、安倍首相は、「世界最高水準の安全性」と言っているようですが‥。

どうやら、日本の原発は、世界最高水準どころか、時代遅れなのかもしれません。

ちなみにヨーロッパの基準(EPR)と比較すると
・安全上重要な設備の多重性
 EPR‥4重:日本‥2重
・コアキャッチャー
 EPR‥設置:日本‥無し
・格納容器熱除去設備
 EPR‥設置:日本‥無し
・頑強な原子炉格納容器
 EPR‥大型商用航空機の衝突に耐え‥‥
 日本‥無し
(詳細は、後述リンク先を参照ください)

重要な安全対策であっても、現実対応が難しい対策は対策基準から外され、新基準と言いつつ実態は「再稼働ありきの基準」でしか無いということのようです。それを知っている委員長は「安全は言わない」と言う。こんなんで良いのか?
一方で、安部首相は「世界最高水準の安全性」と言う。こんな首相で良いのか?
有り得ない事態だと思うのだが‥。

『首相のいう「世界最高水準」無知かうそのどちらかです』(赤旗より)(リンク

-以下引用-
 川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働申請について政府の原子力規制委員会は、新規制基準に「適合」との審査書案をだしました。安倍晋三首相はこの基準を「世界最高水準」といって再稼働に踏み込もうとしています。政策大綱「原発ゼロ社会への道」を4月に発表した原子力市民委員会の舩橋晴俊座長(法政大学教授)に問題点を聞きました。

 ――「安全とはいわない」(田中俊一規制委委員長)といいながら再稼働に「合格」をだしましたが。

 政府も規制委員会もその責任は重大です。

 原発の再稼働問題というのはたんなる技術的判断の問題ではなくて、総合的政策判断の問題として考えるべきであり、政府の責任で判断すべきことです。しかし、安倍政権がその判断をしないと回避したことで、きわめて無責任な事態になっています。

 総合的な政策判断のためには少なくとも三つのことを考える必要があります。第一は、原発の技術的工学的な安全性の問題、第二は、万が一事故が起きたときの原子力防災計画・住民避難の問題、第三が、使用済み核燃料、高レベル放射性廃棄物の処理の問題です。これらすべてを対象にして、再稼働の是非を判断するべきです。規制委員会は第一の技術問題の一部を検討したにすぎません。

 ――安倍首相の「世界最高水準の安全基準」という言い方をどう思いますか。

 「世界最高水準」などというのは無知か、わかっていてうそをついているかのどちらかです。

 そもそも新規制基準のどこが問題か。私たち原子力市民委員会の技術系の研究者が明らかにしていますが、要は既存の原子力技術体系を前提にして、その手直し修正でできる範囲でしか安全強化策をやっていないことです。つまり根本的な構造的欠陥に踏み込まないという基準になっています。

 私たちは「脱原子力政策大綱」のなかで、福島事故以前から安全性の向上を図ってきた欧州加圧水型原子炉(EPR)の安全設備と、日本の新規制基準が求めるそれを比較してみました。(別表参照)

その結果を見ると、欧州ではすでに採用されている重要な安全対策が、新基準では要求されていません。主な四つの問題で明らかに劣っており、「世界最高水準」には程遠いのです。

(引用終了)

 

 引用元:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-07-21/2014072103_01_0.html

 


海外の論文が示す津波の前の放射能放出-福島第一原発1号機

津波がくるより前に、

地震と炉の緊急冷却によって燃料被覆管の破損が起こり、

燃料棒内に蓄積されていた希ガスのキセノン133が外部に放出された。

・・この早期の放出は”地震による配管の破損”という深刻な結果であったことを示す

http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/6899edf73358eebbedaf6e9ccb65d2bf より引用

1.モニタリング・ポストが示す津波がくる前の放射能放出

 5月19日付ブルームバーグ記事は次のように伝えている。「3月11日午後3時29分に1号機から約1.5キロ離れたモニタリング・ポストで高いレベルの放射線量を知らせる警報が鳴った。

大津波が福島第一原発を襲ったのはその数分後で、原子炉の非常用冷却設備を動かすための電源が失われた。

東電原子力設備管理部の小林照明課長は19日、ブルームバーグ・ニュースの取材に対し、『モニタリング・ポストが正常に作動していたかどうか、まだ調査している。津波が来る前に放射性物質が出ていた可能性も否定できない』と認めた」。

 この情報は、東電が5月16日に公表した運転日誌類の16頁目にある「1号機 当直員引継日誌」に書かれている。その元になったホワイトボード写真は19頁目にあり、次のようにモニタリング・ポストMP3で高高警報が発生したと書かれている。
 

(引継日誌)15:29/15:36 MP-3 HiHi警報発生/クリア(MP-7リセット不可)

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/plant-data/f1_4_Nisshi1_2.pdf

 

この頃、14:40に地上10mで風速1.9m/sの南東の風が吹いていた(左図)。この状態がしばらく続いたとすると、15:29にMP3がキャッチした放射能は1号機を15:16頃に出たことになる。

 津波がきたのは15:30過ぎとされているので、津波がくる前に放射能が原発から出たことになる。その原発とは諸般の事情から1号機だと考えられるのである。 

 しかしその放射能は燃料の中にあって、燃料被覆管に包まれ、原子炉圧力容器に包まれ、さらに格納容器で包まれている。それがどうして大量に格納容器の外に出たのだろうか。この問題に行く前に、放射能放出の別の根拠を見ておこう。

http://www.tepco.co.jp/fukushima1-np/monitoring/monita2.html

 

2.海外の論文が示すキセノン133の津波前の放出

 津波がくる前の15:00頃にキセノン133が福島第一原発1号機から放出されたという結論が、A.Stohl(ノルウェイ大気研究所(NINU))たちの10月20日発行の論文によって示されている。また、この内容は10月27日付ネイチャー・ニュースで紹介されている。

   「福島第一原発からのキセノン133 とセシウム137 の大気中への放出」
Xenon-133 and caesium-137 releases into the atmosphere from the Fukushima Dai-ichi nuclear power plant

http://www.atmos-chem-phys-discuss.net/11/28319/2011/acpd-11-28319-2011.pdf
(ネイチャー・ニュース)http://www.nature.com/news/2011/111025/full/478435a.html

Stohl たち論文の要約では、次のように書かれている。

 「最初のキセノン133の大量放出は非常に早い時刻、おそらく地震と緊急停止直後の3月11日6時(UTC:日本時間の15:00)に始まったという強力な証拠がある」。

 また、結論でも次のように述べている。

「キセノン133の放出は早い時刻に、大地震によって引き起こされた炉の緊急自動停止の間か直後に起こったという強力な証拠がある。この早期の放出開始は、興味深いものであり、地震の間に原子炉に何らかの構造的損傷が起こったことを示唆しているかも知れない」。

この最後の点は、論文の「4.2.1 キセノン-133」において、およそ次のように指摘されている。

「3月11日の日本時間15:00の放出開始は、地震が起こった時刻と一致しており、炉の緊急停止の結果としての希ガス放出によるものであろう。その希ガス放出はこの頃におそらく地震による構造的損傷によって高められたものだろう。また、緊急炉心冷却系による冷水の注入やそれに伴う燃料被覆管への熱応力がこの放出に寄与しているかも知れない。このようにして、放射能が、1号炉の圧力解放弁(引用者注:ベント弁)が3月12日の9:15(日本時間)に開くより前にすでに放出されていた」。

結局、この論文の見方を解釈すれば、津波がくるより前に、地震と炉の緊急冷却によって燃料被覆管の破損が起こり、燃料棒内に蓄積されていた希ガスのキセノン133が外部に放出されたことになる。

キセノン133の放出状況の評価は次のグラフ(論文のFig.4)で示されている。最初に立ち上がっている(青色の)グラフが、世界各地のキセノン133測定結果から逆モデリング法(時間を逆に遡る方法)によって算出された(a posteriori)放出量である(左目盛)。

最初に立ち上がっている時刻が3月11日6:00(日本時間の15:00相当)になっている。もう一つの2番目に立ち上がっている(赤色の)グラフは、あらかじめ想定した(a priori)放出量である。最後の結論は最初の想定より放出開始時刻が9時間早まっている。 

 バックに見えている色分けは、放出される高さを示している。一番下が0-50m、真ん中が50-300m、一番上が300-1000m の高さの層を示している。ある時点で放出された放射能のうちどれだけの割合がどの層まで吹き上がったかを右目盛から読みとることができる。

この評価に用いられたキセノン133の測定データは、世界15カ所の814のデータで、そのうち13カ所がCTBT(包括的核実験禁止条約)関係である。日本のCTBT関係は高崎と沖縄にあり、そのうちキセノン133は高崎だけだが、結局データの信頼性の関係でそれは用いられていない。それゆえ、ハワイやストックホルムなど海外のデータだけがこの評価に用いられている。

 

3.放射能放出のルート

 このようにして、最初のモニタリング・ポストMP3は15:00過ぎに放射能が放出された直接の証拠を、第二の論文はキセノン133が最初に15:00に1号機から放出されたという包括的な評価結果を提供している。しかし、東電や保安院はこの事実を無視しているのである。
もしこの事実を認めれば、現在進めているストレステストによって原発の運転再開を図るという路線が、もろくも崩れてしまうからに他ならない。なぜなら、この早期の放出は地震による配管の破損という深刻な結果に導くからである。

3月11日14:46に地震が起きてすぐに、制御棒が挿入されて炉は緊急停止し、同時に右図でタービンに蒸気を送る主蒸気管の隔離弁が閉鎖されて、格納容器は密閉状態になった。

また、仮に炉内から蒸気が格納容器内にでたとしても、サプレッションチェンバー(S/C)内の水で冷やされて蒸気が水になるため、格納容器内の圧力は1気圧に保たれる。

それゆえ、格納容器の隙間から放射能が外部に出ることもない。
結局、大量の放射能キセノン133が外部に出るためには、次の条件が必要となる。


(1)燃料棒が地震等で損傷して、燃料被覆管内に蓄積されていたキセノンが原子炉圧力容器内に出る。

(2)圧力容器から格納容器外にでる何らかのルートが必要になるが、それは格納容器経由ではあり得ない。

(3)それゆえ、圧力容器から格納容器を貫いて外部にでている配管が、格納容器外で破損するようなルートしか考えられない。

そのようなルートとして有力なのが非常用復水器 (IC)系の配管である。

左図で赤い配管(蒸気管)は原子炉圧力容器から出て格納容器を貫き、2つある非常用復水器のタンクに高温の蒸気を運んでいる(2つのタンクは断面図)。

http://www.youtube.com/watch?v=j5EV0Tjbik8&feature=rela

蒸気はタンク内の水で冷やされて水になりドレン管を通じて圧力容器内に戻る。
他方、タンク内の水は高温蒸気で温められて水蒸気になり、原子炉建屋外の大気中に放出される。

 18:18に運転員が蒸気管とドレン管の弁を開いてこの非常用復水器系を働かせようとしたところ、建屋外に一瞬水蒸気が出たがすぐに出なくなったという。つまりタンク内の冷却用水は一瞬温められて水蒸気になったが、すぐに炉からの高温蒸気が来なくなったことを意味している。

 ということは、蒸気管がすでに破損していてそこから蒸気が外部に出ていたことになる。もっともその破損は配管の完全破断ではなく、弁を開いた瞬間には蒸気を送ることができる程度の破損(ひび割れ)であったと推測される。その破損した時刻は15:00より前、つまり蒸気管は15:30過ぎの津波が来る前に、地震によって破損したことになる。

このようにして、炉内の放射能混じりの蒸気は「シューシュー音」をたてて漏れ続け、17:50には原子炉建屋の入り口を入った付近でも測定器の針が振り切れるほどに充満したのである。

(引用終了)
 


===過去記事===

福島は、放射線の影響を調べる

”史上最大の実験場”(アレクサンダー・ノイロイタース氏)

http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/bc372531332a8d2bcc0385597e950942 より
2014-04-21

★行政が設置したモニタリングポストは、3141ヵ所あるが、私が赴いた37ヵ所のモニタリングポストのすべてで、手持ちのガイガーカウンタより30~50%低い値が表示されていた。

★中学生が通学するバス道路横で、私が測定した所、14.88μSv/hrあった。福島原発事故が起こる以前は、0.04μSv/hrだった。

福島県の甲状腺検査は、30万人の子どもにある異常を調べようとしている。しかし、超音波検査を行う医師は、一人あたり1~2分しか時間をかけない。結果として多くの異常が見逃された 

 検査時間を短縮することにより、”異常なし”に>
 福島医大の検査はヤブ検査
  福島医大の甲状腺検査・・・1、2分
  東京都リハビリテーション病院 甲状腺超音波 20~30分

福島のコメ検査、線量低くなるよう時間短縮
 放射能検査は最低でも2時間。10秒とは驚きすぎて言葉も出ない

★【偽装】線量計を分解すると細工が!!
 メーカ社長『文科省から、放射線量低くでるよう改造依頼あった』

★高校生が心筋梗塞で死ぬ、こんなことは普通は考えられない。
 放射能の影響と考えるのが医者として常識

★恐ろしいことだ、、、。このままのデタラメ診察と、
 政治の右傾化と隠蔽で多くの子供が健康被害に遭うのだろうか、、。
 それも報じられずに裁判も不可能になってしまうのだろうか、、、。
 現代の国家とはとても思えない。