京都迎賓館肆

2022-06-17 13:06:10 | 写真

京都迎賓館は、仙洞御所の北側に位置しています。

車は清和院御門駐車場が近いのですが、私が行った時は、朝8時半ですでに満車状態でした。

近くに民間駐車場があるので、なんとか駐車できました。

梨木神社前から清和院御門を通って行くと左手に京都迎賓館清和院休憩所が見えてきます。

御所の建春門の手前です。

清和院休憩所に入れば案内の方がいるので、予約した旨を伝えると、名前を訊かれる待機場所に案内していただけます。

集合時間に遅れなければ、なんの不安もありません。

私の場合は、清和院休憩所の開場三日目でありましたので、先方も多少緊張していたようでした。

耳に掛けるイヤホンを渡され、ガイドの方の音声を聞くことができるかチェックしいよいよ始まりです。

写真は、かなり前後して投稿されています。

正面玄関から入った廊下の様子です。

カーペットが敷いてあるので、わかりにくいですが欅材の床と説明していました。

後ろ側の壁に張り付いて(触れない範囲で)撮った写真

この時は、28mmのデジカメですので、歪みに注意してレンズの位置を低めにして撮影しました。

写真で見ると、普通の大きさの障子に見えますが、かなり大きな障子です。

4尺(1219mm)から5尺近く(1524mm)はありそうです。

若い頃の、慣れで尺を使いました。m表示は,鉄板の表示を使っています。

障子の前の行灯は、折り紙をイメージした本美濃紙を使用した京指物で組んであるそうです。

たしかこの椅子は、聚楽の間の椅子です。

西陣織でくぎなどを使っていない椅子と説明されました。

これは何を撮ったのか不明ですが、こんな薄暗い場所もありました。

釘隠しは平和への願いが込められているそうです。

釘隠しは二条城の方が豪華絢爛、比べてはいけないのでしょうね。

螺鈿の飾り台「山紫水明」

自分が写り込んでしまうため撮るのが大変でした。さっさと撮らないと置いてゆかれてしまいますし......。

渡殿と豊臣秀吉の五条大橋の橋桁

清和休憩場から入って戻るまでやく1時間半の参観です。

 


京都迎賓館三

2022-06-15 08:29:56 | 写真

このシリーズはあと2回ほどで完了の予定です。

赤坂迎賓館なら知っていますし見た事もある、あるいは車で通ったときに見たことがある方がいると思いますが、京都迎賓館は2005年竣工、2016年公開になっています。

参観は現状では、ガイドツアーのみのようです。

また参観申し込みが必要です。

写真はあちこち撮ってきましたので、説明は少なからず適当(いいかげん)であるかもしれませんが(あまり聞いていなかった)ご紹介したいと思います。

今回は、渡殿から正面玄関にかけてとなります。

渡殿の圧巻は、長押?の透かし彫りです。

渡殿を渡りながら、キョロキョロ見回さないと見逃しそうな彫り物です。

当然ガイドツアーですので、説明案内はされるのですが、景色に見惚れていると見逃してしまいそうです。

この写真は、焦点距離28mm,F8,1/250ss、ISO 3200昼間の明るい晴れ日での撮影です。

少し明るめで撮りました。渡殿の両端左右の上方にあります。

jpeg画像でも20.3Mbあるためraw画像からjpegに変換して容量を小さくしてあります。トリミングはしていません。

ただし、目の位置からですと歪みの出る画像もありますので、修正はしてあります。

渡殿から見える船宿です

左端の障子の斜め上あたりに透かし彫りがあります。

ブータンの王様ご夫妻は、この船に乗ったそうです。

解るんですね。感覚がやはり近いのでしょうか

ブータンも取りに行ってみたい国です。

下の写真は屋内から船宿をみています。

この写真でも少し歪みがありますし斜めっているように見えますが、写真の水平は出ているようです。

下の写真は、正面玄関の入り口左側の透かし彫りです。

正面玄関を入った正面にある花車

お客様用の門

画面右が正面玄関になります。

左側に見えている突起状は地下への入り口です。

ガイドツアーの準備及び説明はこの地下で行われます。

正面玄関です。

この画像は、28mmで撮ると下窄まりになるため、修正しました。

扉の板は、樹齢700年の福井県産欅の一枚板だそうです。

人間が映り込んでいますがご愛嬌で

扉の把手です

説明によりますと

銅製

京都の組紐をモチーフとした「有線七宝」が施されているということです。

係の方が開けてくれました。

手垢がついては後が大変なんだろうなと、思いました。

今時ですので、アルコール消毒は、この把手にとっては悪影響でしか無いのだろうと思います。

 

 

 


京都迎賓館二

2022-06-07 12:48:58 | 写真

この迎賓館には現代工芸のい粋を集めた名品の数々、写真を撮っているため聴き逃したであろう、京都の歴史的遺品の数々が散りばめられているのであろうと思われます。

その全てが撮影可とされていることに、拍手を送りたい。

確かに、撮影する側のマナーの悪さには、同じ趣味を有するものとして、情けない限りではあります。

ですから「撮影禁止」が悪いわけではなく、致し方のないことであるとは思っています。

例え「撮影許可」をいただいて撮影していても、必ず「尻馬に乗る」如く、ルール違反をする人が必ず出てくる困ったものです。

長野安曇野の「常念道祖神の桜」でも畑の中に入って畑を踏み跡だらけにして写真を撮る方を見かけました。

わたしと同年輩の男女でした。

50mほど離れた畦道にいた隣の若い写真家は私と顔を見合わせ「これだもんなー」

「写真撮っちゃだめと言われても仕方ないよね」

 

話が横道に逸れてしまいました。

迎賓館は、案内・開設してくれる方が一緒に回ってくれます。

聴き逃しても、質問に答えてくれます。

写真撮影は、三脚、一脚、フラッシュ、動画が禁止です。

そういえば、ノートルダム寺院(シテ島)で普段は、撮影しない動画を撮影していたら、係の方に注意されました。

写真はフリーなのです。

動画のデーター削除は求められませんでした。

帰りによくみたら「動画禁止」の旨が、書かれていました。英語のわからない「日本の爺さんだから許してくれたのだと思います」

さて、その案内で唯一耳そばだてた場所です。

この丸い石の正面左側に「天正拾七年」と刻印されています。1589年

豊臣秀吉が、作った五条大橋の橋桁だそうです。

この橋の欄干もあったらしいのですが、聴き逃しました。

これが元写真です。

カメラが小さく、望遠レンズはなかったのでトリミングしました。

この写真を拡大すると、文字がよくわかります。

やはりトリミングは、だめですね。

 

この写真を撮った橋(渡殿?)の両橋上の透かしぼり

欄間の截金

京の至宝江里佐代子氏の手になるもの

うまく写せませんでした

この写真のように、欄間にありました。

この人数が、一回の見学者数です。

顔は、ぼかしを入れました。

釘隠し政府の紋章五七の桐

政府の紋章は、丸に五七の桐ではなかったかな、記憶違いかもなかったことにしましょう。

これらの写真は、ISO3200で撮ってあります。

屋外では、明るすぎてF8 1/10.000になってしまい、五条大橋の橋桁の文字が、大幅トリミングもありムニョムニョ不鮮明になってにしまいました。

室内と、屋外を同時に撮るときは、オートISOにすべきだったなと反省して居ます。

 

 

 


京都迎賓館

2022-06-05 08:41:34 | 写真

関西に友人が多いことから京都を訪ねる機会が多いとは思っているのですが、迎賓館は今まで撮影対象には入っていませんでした。

今回は、京都撮影の第一候補地として選びました。

資料によると、2005年竣工、2016年7月から一般公開となっています。

2017年、2018年2019年に京都を訪ねているので、興味が湧かなかったのかもしれません。

いまだに事前申し込み制度であるようでしたが、当日受付も実施しているような雰囲気でした。

桂離宮も当日受付があるので、少しづつ変わってきているようです。

京都にしても奈良にしても神社仏閣、特にお寺では、仏像及び寺院内の撮影は禁止されています。

また博物館、美術館もほとんど撮影禁止になっています。

桂離宮等の見学が少しづつオープンになってきている現状、この撮影禁止も少しづつでもオープンになればと常に思っています。

今回の京都迎賓館には、撮影禁止の場所は設定されていませんでした。

案内人までついて「どうぞご自由に」でした。

ただし、勝手には撮影できず、案内人の動きに合わせて、撮影させていただきました。

入り口がこの手前左側にあります。

正式な入口は、左奥側にあります。

右側の入り口が正面玄関です。

正面から金屏風の前に花車のみ置かれていました。

桐の間です。

桐の間入り口の壁にあった「小袿」「舞扇」

定屋一如

 


八坂神社から祇園

2022-06-04 08:22:37 | 写真

今回の関西行きの目的の一つである「京都迎賓館」を見学するため、奈良松伯美術館から京都へむかいました。

私が知っている奈良から京都への道は、国道24号線のみでしたが、ナビによると高速道路があるようでした。

とは言え、やはり勝手知ったる国道24号線を北に向かうことにしました。

2017年にUKから日本見物に来た友人と京都・奈良に行った時のエピソードで、祇園で食事をしようとしたのですが、「ここは高いから止めよう」と言われ

ならに向かう24号線沿いの食堂で食べた記憶があります。

今でも24号線を走るときは、どこだったのかなと探しながら走るのですが、どこであったか不明です?

日本好きで3年に一度は来日する方なのですが、それだけに日本の事情をよく知っているようでした。

日本の鉄道(多分JR)新幹線を含めて全て乗れる券を買ってくる程日本通の彼らです。

 

今回宿泊した宿は、最近いつも同じチェーン店なのですが、安くて綺麗で、場所によっては温泉、あるいは大浴場付き。駐車場、朝食付(別途料金)というやそに泊まりました。

場所は八坂神社の手前、一力亭のとの間にありました。

最初に止まったときは、一人分料金と思い(それでも安い)倍払おうとして笑われました。

大阪市内には、至る所にあります。新しく綺麗です。

さて八坂神社です。

大阪にかなり長く住んでいたのですが(本当は4年いれば良かったのですが、以後心地が良くて長居した)門はみてはいたのですが、入ったことはありませんでした。

河原町で飲んで、阪急電車に乗って大阪へというパターンだったのですが、八坂神社へは足を踏み入れたことはありませんんでした。

hじめ手の八坂神社です。

この提灯が印象的で、夜撮りにこようと思っていたのですが、意気地無く寝てしまいました。

これは早朝です。

巫女さんのご出勤

これは2017年の写真です。

手前の橋は巽橋です。

午後8時くらいです。

上の写真の右奥ちょうど2人目の人物あたりの建物