このシリーズはあと2回ほどで完了の予定です。
赤坂迎賓館なら知っていますし見た事もある、あるいは車で通ったときに見たことがある方がいると思いますが、京都迎賓館は2005年竣工、2016年公開になっています。
参観は現状では、ガイドツアーのみのようです。
また参観申し込みが必要です。
写真はあちこち撮ってきましたので、説明は少なからず適当(いいかげん)であるかもしれませんが(あまり聞いていなかった)ご紹介したいと思います。
今回は、渡殿から正面玄関にかけてとなります。
渡殿の圧巻は、長押?の透かし彫りです。
渡殿を渡りながら、キョロキョロ見回さないと見逃しそうな彫り物です。
当然ガイドツアーですので、説明案内はされるのですが、景色に見惚れていると見逃してしまいそうです。
この写真は、焦点距離28mm,F8,1/250ss、ISO 3200昼間の明るい晴れ日での撮影です。
少し明るめで撮りました。渡殿の両端左右の上方にあります。
jpeg画像でも20.3Mbあるためraw画像からjpegに変換して容量を小さくしてあります。トリミングはしていません。
ただし、目の位置からですと歪みの出る画像もありますので、修正はしてあります。
渡殿から見える船宿です
左端の障子の斜め上あたりに透かし彫りがあります。
ブータンの王様ご夫妻は、この船に乗ったそうです。
解るんですね。感覚がやはり近いのでしょうか
ブータンも取りに行ってみたい国です。
下の写真は屋内から船宿をみています。
この写真でも少し歪みがありますし斜めっているように見えますが、写真の水平は出ているようです。
下の写真は、正面玄関の入り口左側の透かし彫りです。
正面玄関を入った正面にある花車
お客様用の門
画面右が正面玄関になります。
左側に見えている突起状は地下への入り口です。
ガイドツアーの準備及び説明はこの地下で行われます。
正面玄関です。
この画像は、28mmで撮ると下窄まりになるため、修正しました。
扉の板は、樹齢700年の福井県産欅の一枚板だそうです。
人間が映り込んでいますがご愛嬌で
扉の把手です
説明によりますと
銅製
京都の組紐をモチーフとした「有線七宝」が施されているということです。
係の方が開けてくれました。
手垢がついては後が大変なんだろうなと、思いました。
今時ですので、アルコール消毒は、この把手にとっては悪影響でしか無いのだろうと思います。