夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

西安で踊ろう・中国ヒップホップ天国…☆

2016年05月23日 | 西安留学生活
転んだ時に肘にできた傷が、幅7ミリ、長さ15ミリのかさぶた(「大きいかさぶた」と言うと主観的な表現になってしまうので、事実を追求してみた)になった。ついいじりたくなる。

ヒップホップの先生が4月から変わった。と言っても前からジャズを教えていた思思という女の先生で、あたしが中国に来た時から知っている。
クラスのジャンル名もヒップホップではなくなり、ヒップホップの生徒とジャズの生徒を集めて新しいクラスが作られた。
(中国語の発音を知らないとこれは理解できないけど「今度から“二本”ダンスに変わる」と言われ、なんのことだかわからず新しい時間割を見たら「Urban Dance」と書かれていた。)

思思は今までもよく代行でヒップホップを教えてくれていたから違和感はない。けど、長く思思についてジャズを教わっていた子達が混ざってちょっとフクザツ。またヒップホップ組が少ないから、最初は肩身がちょっと狭かった。派閥争い?いいや、中国人は打ち解けるのが早いから気持ちがいい。

思思の筋トレはえらくキツイ。第一回目のレッスンの翌日は脚にきた。慣れてはきたけど、まだ要求どおりのメニューをこなせない。
うつ伏せで肘とつま先だけ床について身体を支える筋トレ、ああ、ちょうどいい場所にかさぶたが。あたしはかさぶたを指差して、怪我を理由にひとつラクをした。

ひらめいた。「つけぼくろ」ならぬ「つけかさぶた」を作ってネットで販売したらどうか?
同情を引きたい時、会社を早引けしたい時などに使う用に。
ただ何回も使うと、本当に怪我をしても「また“つけかさ”かー?」と言ってべっと剥がされる危険がある。

話を戻す。
初期の頃の先生たちはダウンのリズムばかりで、アップの練習をしなかった。
中国のヒップホップにはアップがないのか?そんなことはない。今思うと、その先生たちはアップのリズムを取らなかったのではなく、取れなかったのでは。

思思はリズム感「ある」方の先生。ダウンもアップもやる。
振り付けはセクシー路線寄り。
彼女の教え方も熱心。
「慣れている動きばかりやるだけじゃ進歩がないのよ。慣れない動きに対応できるようにしなさい。」とみんなに向かって言った。
うん、同感。でも、教えてくれる動き、あたしはみんなやった事ある。
もっと高度なステップを教えてくれたら言うことないんだけどなあ。