夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

つらくはないわこの敦煌砂漠天国…☆

2015年07月12日 | 旅行
学校の規定で3年生終わりの夏に実習に行かなくてはならない。
つまり、アルバイトをするのだ。
中国語に関係する仕事なら中国でやっても自分の国でやってもかまわない。
いろいろ考えた末、あたしは楽をとって、いつも通うダンススタジオで2週間フロントを担当することにした。

もちろんみんな顔見知り。「そこで座って、ネットでも見てればいいよ」と言われる。
中国の客商売によくある風景「暇そうにスマホをいじる」。あたしが今その状態にある。
日本人を珍しがってたくさん話しかけてくれる人も多い。
でもだいたい50歳以上の人の言葉は聞き取れない。特におじちゃん。陝西方言が強すぎる。
何を言っているのかわからないで首を振っていると、となりでおばちゃんが通訳してくれるが、それもまた聞き取れない。
たいしたことをしていないのに妙に疲れて、部屋に帰ってもほとんど寝るだけの生活。
今日で10日目の実習。明日は休みをもらおう。

さて、6月28日昼前、敦煌に到着!
予約したユースホステルに電話をかけると、車で迎えに来てくれた。
地方都市だけあって宿泊費は安い。部屋も悪くない。





こっちのほうは羊をよく食べる。
この子達も……あれ、これ 羊? 山羊?



車中2泊はやはり疲れる。まずは部屋で休み、3時半ころ起きてひとつ目の観光へ。
近くのバス停からバスに乗り15分程度の場所に砂漠がある。

「鳴砂山」





砂に脚をとられながら砂山の頂上へ。



あちらに見えるは「月牙泉」





砂の美。



上るのも大変だけど下りるのも一苦労。滑るから怖い。
月牙泉まで来た。





空の美。



武威というトコ天国…☆

2015年07月09日 | 旅行
期末テストが終わり、一安心するもつかの間、この夏休みは実習に行かなければならない。
テスト終わりの翌日夜から2週間の実習が始まる前に敦煌を旅行。
先に言ってしまうと、敦煌、特においしい物はないけれど、見どころが豊富で、観光としてはめっちゃいい場所。

敦煌まで汽車で西安から丸一日かかり、昼間潰れるのがもったいない。
車中2泊にして途中で武威というトコに寄る事にした。

たとえば日本で働く社員がお盆休みの旅行を考える時、中国の文化や歴史に対してどんなに造詣が深くとも「そうだ、武威に行こう!」とはまずならないだろう。
現地の人間に「ここ、面白いとこある?」と聞いても「武威にはなんにもないよ」と答える始末。

とりあえず、日本人が一番買っている例のガイドブック・アレの歩き方に載っているスポットに行ってみよう。
鐘楼に行くための道を通りすがりのおばちゃんに聞くと、「鐘楼?あそこはたいしたことないわよ。雷台に行きなさい」と言って、なんとそのまま一緒にバスに乗って案内してくれた。

雷台。「飛び跳ねる馬の青銅器」が出土された場所らしい。





「敷地内に入るのはタダだけど、出土された本物の展示品を見るにはお金がかかるわよ。でもレプリカとほとんど変わらないわ。」
おばちゃんがそう言うので、展示室のレプリカだけ見てここを出た。

さらにおばちゃんはそこでタクシーを捕まえ、孔子廟に連れて行ってくれた。
なんでも中国第二の規模の孔子廟らしい。







孔子廟横にある小さな博物館を見学し、おばちゃんは城壁跡の南門に連れてきてくれた。



「うち、あそこなの。じゃあ帰るわね。」とここでおばちゃんとお別れ。実はちょっとだけ「最後にガイド料を請求されるのでは…?」と疑ったりもしたけれど、ただの親切すぎるおばちゃんだった。

ここの目玉の観光がスムーズに済んでしまい、時間が余る。
羅什寺塔という寺院に行ってみた。





寺院の向かい側に「再就職市場」???



やっぱり時間が余るので、おばちゃんがお勧めしなかった「鐘楼」へ歩いて行ってみる。





西安の鐘楼よりだいぶ小さいけれど、古めかしくいい味出している。
でも、1つの観光スポットとは思えない周囲の環境。



武威はとにかく人がいい。
手荷物預かり所のおじさんもバスのおばちゃんも気さくだった。
だけど、たぶんもう行かないだろう。