夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

中国で踊ろう・広場ダンス天国…☆

2016年06月30日 | 西安留学生活
おとといの夜、ダンスのちょっとした発表会があった。
発表会の話を聞いたのは2週間前。あたしはアーバンダンスとバレエの部で参加するようにとのことだった。

だけどアーバンの方は発表会用のそれらしい練習を全然しない。
ジャスを習っていた子達とヒップホップを習っていたあたしたちがごっちゃになってできたアーバンクラス。先生はもともとジャズを教えていた。
結局、前に習ったジャズの振り付けで発表会でやろうということになり、ヒップホップ組のあたしともう一人の子は蚊帳の外。

アーバンになってからまとまって一曲踊れるような振り付けもなかったし、時間もなかったから仕方ないとは言え、ちょっと納得いかない。
こうなっても誰も悪気がないからすごい。

もやもやしつつも会場へ。
城壁の門の前にある広場に行くと、特にせり出した舞台はなく、平面にスタジオのロゴが入った大きなシートが敷かれ、そのシートを大勢の人(主に保護者)が取り囲んでいる。

7時、発表会は始まった。
演者と観客の目線の高さが同じ。非常に見辛い。
3m後ろで、うちらの発表会の音楽と同じ音量で、中国各地で人気の「広場ダンス」が始まった。おばちゃんたちはおそらく毎日ここで同じ時間に練習しているのだと思われる。
またその横では、年齢層が高めの人々向けに「なんらかの体操」が始まった。
広場を有効利用している。すばらしい。



バレエ発表の参加者は3人。
先生が来られなくなりフォーメーションが急遽変更され、慌てて裏で5分練習、発表は2分で終了。
あたしの中国での発表会は、これが2回目にして最後になるのだろう。


中国を旅しよう・成都陳麻婆豆腐天国…☆

2016年06月29日 | 西安留学生活
6月15日、黄龍渓を昼過ぎに出発し、バスで成都市内まで戻る。
夜行まで時間がある。先に成都駅に行ってリュックを預け、地下鉄で文殊院へ。





そこから歩いて騾馬路へ。ここには去年も訪れた「陳麻婆豆腐店」の本店があるらしい。
そう、本店で食べてみたかった。





1人なのに4人席に案内された。いいのかなと思いながらメニューを眺めていたら、相席で1人やってきた。その人はなんと日本人!
「ちょうど良かった、一緒に食べましょう」
20代くらいの男性で、仕事で休みが取れたからネパールを旅行し、成都へはトランジットで来たという。

軽く無精ひげを生やして、見るからに旅好きそうな男性。食事中ずっと2人で旅行の話だった。あたしはネパールについて興味津々にいろいろ聞いた。
「ネパールって入るのに手続き大変じゃないですか?」
「アライバルビザで行けますよ」
このときあたしはずっとネパールとチベットを取り違えて聞いていた。後で気付いた。

食事してすぐ別れたけど、連絡先くらい聞いておけばよかったなあ。

夜、成都から寝台で西安へ。
列車消灯後に途中駅で高校生の団体が乗り込んできてやかましかった。寝台列車にしろ長距離バスにしろ、乗り心地は「運」次第だな。

移動時間が半分を占めた今回の旅。次はもっと計画的に行こう。
あと1回くらいは旅したいなあ。この先こんな一人旅はもうできなくなる。

チベット行きたいなあ。民族色と宗教色があって、空が広そう。
ラサのポタラ宮はずっと憧れていた。青蔵鉄道も乗ってみたい。
でもあそこは中国の中でも特別な地域なので、個人では行けない。入境許可証や現地ガイドの証明なんかが必要になるんだとか。旅行会社で3000元くらいからツアーがあるけれど、日本人が参加する場合はどうなんだろう?
ナナに電話で問い合わせてもらった。

「いつから行きたいの?入境許可証を取得するのに一ヶ月かかるわよ」
この時点ですでにアウト。
「外人は外人で専用のツアーを組むから、人数が少ないと高くなるわよ」
中国人と一緒のツアーには入れないらしい。

こんなんだったら帰国してから日本主催のツアーに参加した方がいい。
中国にいるからと言って中国国内旅行が楽だとは限らない。チベットはそこまでして行きたい場所でもないし……。

じゃあ、次はどこに行こうかなあ。

中国を旅しよう・古城の朝天国…☆

2016年06月28日 | 西安留学生活
黄龍渓で一泊。夜中はずっと雨が降っていた。
旅の間ずっと早起きだったので6時半には目が覚めた。古城の朝を散策しに行こう。







朝ごはんやってないなあ。人もほとんどいないし。

太極拳を練習中の女性を発見。



7時半になってやっと朝ごはんを食べられる店を発見。
米線というお米の麺。ビーフンの太いヤツ。おいしかったなあ。
スペアリブが載って、これで10元は安い。「ちゃんと混ぜて食べてね」と、お店のお姉ちゃんも感じのいい人だった。朝から汗だくで食べた。







これぞ四川!パンダ郵便局。





お店がほとんど開いていないので部屋に戻る。
ホテルの並びの建物、「蔵宝館」と書かれている。……秘宝館?いいえ、ちょっとした美術館です。



部屋に戻るとなぜか電気がつかない。
いいや、休むだけだから。と横になって、起きたら10時。
チェックアウトして荷物を預け、また出かけた。

スマホから目を離せない門番



時折片手間に銅鑼をたたいて



1700年の歴史の街でずっとスマホに夢中。
こいつは時給いくらもらっているんだろう?



当時の「質屋」



その他







人通りの少ない裏道で昼ごはん。





米粉をまぶして蒸したスペアリブ。あ、この日は朝もスペアリブだった。今気付いた。
豆花も名物らしいので頼んでみた。肉に米粉がまぶしてあるからご飯はいらないかな、豆花もあるし……と頼まなかったけど、やっぱ白飯だったなあ。



ひと通り回って満足したから帰ろう。



荷物を取りにホテルへ。ホテルの子猫がミーミーとえさを求めてくる。



この街は中国慣れしていない日本人観光客には受けると思う。
中国中国した町並みで、買い物もご飯も充実して、ちょっとした博物館もある。
成都旅行をお考えの方、時間に余裕があったらぜひ「黄龍渓」に泊まってみてね。

中国を旅しよう・成都黄龍渓天国…☆

2016年06月27日 | 西安留学生活
見るものは見た。
じゃあ成都に戻ろう。
6月14日、7時発のバスで九寨溝から成都へ。このバスも半分しか乗っていなくて、9時間の行程もラクラクだった。

バスから見えた街。絶対「古城」ではない。



不思議なのが、どこで示し合わせたのか、バスは途中で度々停まり、1人、また1人と乗り込む客。あらかじめ「ここで拾って」と頼んであったのか?

さて、成都に着いたらどうしよう?夜行で西安に帰るか、成都で1泊していくか。
2日間ずっと移動だけはさびしい。
旅の初めに汽車が遅れて鳳凰古城での一泊が叶わなかったのがずっと引っ掛かっていた。古城で一泊したいなあ。
このバスが到着する新南門バスターミナルから黄龍渓行きのバスが出ている。黄龍渓はなんでも1700年の歴史を持つ古城だとか。最終便は17時半。すっかり観光地化されてはいるだろうけれど、間に合ったら行ってみよう。

バスは4時過ぎに着いた。間に合った。黄龍渓へ。





急なお願いにもかかわらず、しずかちゃんがまたステキな宿を予約してくれた。





88元でこの広さ。



夕食を。
がっつり食べたい気分だったので肉料理を頼む。気の良さそうなおばちゃんが「お粥にする?」と、なんだか粥押しだったのでそうした。おいしかったけどやっぱご飯だったなあ。



周辺をぶらぶら。店はほぼ閉まっている。



ネットカフェの派手なネオンと音楽が1700年の歴史をぶち壊す。



興じてるね。







中国を旅しよう・黄龍天国…☆

2016年06月26日 | 西安留学生活
黄龍はこれまた幻想的な石灰棚で有名。
黄龍の石灰棚の写真を見て九寨溝とごっちゃにする人もいるけれど、九寨溝と黄龍は別の場所。車で3時間の距離がある。

6月12日に九寨溝をこれでもかと堪能した後、疲れるその足で迷いながら九寨溝バスターミナルへ翌日の黄龍行きの切符を買いに行く。

☆わかりにくいバスターミナルもある
今回の旅行で度々長距離バスにお世話になり、「バスが集まって停まっている場所を単にバスターミナルだと勘違いしてはいけない」と学んだ。バスターミナルは専用の建物があって、建物の中に大きなチケットの窓口と荷物検査の機材があり、改札を抜けないと長距離バスに乗れない。
それがバスターミナル。この定義は早くも崩れた。

九寨溝からバスを利用しようと思っている方は必見。
九寨溝の街は川沿いに広がっていて、長さはあっても幅がない。だから迷うことはそうそうない。でも迷った。
この街を道路沿いに行くと、歩きにくいしタクシーの呼び込みがうるさい。
そこで裏の歩道を行った。

九寨溝を出て右(東)に1キロ行ったあたりにあるはず。でもそれらしい建物がない。
道路側に出てさらに500mほど歩く。いいや、この先にはないだろう。
結構引き返した。やっと「九寨溝ー黄龍」と書かれたバスが駐車場に入っていくのを発見。道路の反対側にバスターミナルが。

ターミナルは「九通」ホテルの内側



ちんまりとしたターミナルビル



このターミナルへは道路側から行かないとたどり着かないようだ。
国家級観光地の割には地味な…。

☆スマホは「国内パケット量」をチェック
九寨溝を回っている時にスマホがネットに繋がらなくなった。
あたしのスマホ契約の中の「国内パケット量」が足らなくなったのだ。

パケットには「国内パケット」と契約地域の「省内パケット」がある。陝西省で使える「省内パケット」はたんまりあったので余裕でいたのだけど、実は陝西省を出ると使えない。
「国内パケット」を使わざるを得ないわけだけど、それに気付かずにネットに繋いでいたら契約の「国内パケット量」で足らず、来月分に入れていた通話代から引かれ、それすら使い果たし、預金不足で電話もかけられない状態に陥った。

山の中で近くに「ドコモショップ」的な店舗もない。
いざスマホが使えなくなると本当に困る。道にも迷う。
この夜ホテルのWifiを使って静ちゃんに連絡を取り、遠隔で支払ってもらった。

☆行きはよいよい
地球のアレには「黄龍行きの切符を購入する時に帰りの分も買っておいたほうがよい」などと書かれている。
「黄龍往復で」とカウンターのお姉ちゃんに言うと「行きの分しか売らない」と言われた。ええー。
あらかじめ帰りの黄龍側のバスターミナルの場所を調べようとしていたのだけど、結局よくわからなかった。だから心配だった。
「じゃあ、帰りはどこから乗ればいいの?」と聞くと「行きで降りた場所で乗ればいいでしょ!」と冷たく言われた。中国はそんなに簡単にいかないから困るんでしょうが。

6月13日早朝、ホテルを出る。
さくらんぼは買ってある。朝食を買ってバスに乗ろう。
ここのターミナルは荷物検査もない。時間通りにバスは出発。
なにも心配することはなかった。車内で帰りの分のバスと、黄龍の入場券、ロープウェイ券まで買えた。つまり、同じバスの同じ座席で戻ることができるのだ。なあんだ。

途中のトイレ休憩で「高山病対策ドリンク」販売のお姉ちゃんが乗り込んできて「黄龍に行った80%の人が高山病にかかる」と脅す。

3時間で黄龍に到着。出入り口とロープウェイ乗り場がちょっと離れているので、出口付近の駐車場前で「帰りの待ち合わせはここ」と説明されたあと、ロープウェイ乗り場へ連れて行ってくれる。

さあ、黄龍の石灰棚へ!





途中で酸素も買える



ロープウェイを降りてからもかなり歩いたぞ。メインの「五彩池」到着。



この景色を見ながらさくらんぼを食べる。これがやりたかった。



ここを見たら、あとは山を下っていくだけ。
途中にお寺なんかもある。



酸素バーも



最後まできれいな池が続く





出口に着いたら集合時間の10分前。4時間半の黄龍観光終了。





夜はチンジャオロース