夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

生活の達人天国…☆

2016年04月23日 | 海外生活
昨日は中国人の行動についていろいろ書いた。
そして昨夜のこと、自転車に乗っていたら急にチェーンが外れ、学校の門のところで直そうと自転車を停めた。そしたら門番のお兄ちゃんが「後ろが外れてんだよ」と近寄ってきて、あたしが「手が汚れるからいい!」と言うのにもかかわらず外れたチェーンを直してくれた。中国人はいいヤツだ。

さて、中国で長く生活していると、様々な「生活の知恵」が身についてくる。
落花生の上手な炒り方も身についた。物が壊れたりカードの読み取りが弱くなったりしたら自転車修理屋に行けばいいこともわかった。
卵は「人人楽」というスーパーで日付を見て買うのが良い。
ウォルマートはその日の日付の卵を買ったにもかかわらず、ゆで卵を作ろうとお湯に入れたら、ぷかぷかと浮かぶのには驚いた。
初めて見たよ、水に浮かぶ卵。

昨日もひとつタメになったことがある。
カレーを作ろうと思い市場で豚肉を買う。肉は量り売りが主流で、ぼてっとした肉塊を選んでグラムをはかって買う。必要な分だけ切り分けてもらっても良い。

日本で生活していると「肉を切るのがひと苦労」と感じることはあまりないだろう。ひとかたまりの肉を小さく切り分けるという作業は本当に疲れるし手間がかかる。
客が少なければ、肉屋の良く切れる包丁で店員に切ってもらえばよい、というのはすでに得ていた知恵。でも朝市なんかだと人がいっぱいで、なかなか言い出せない。
昨日行ったのは昼下がりの市場、客もいなかったので「切ってー」と言った。
「どうやって使うの?」「えー…このくらいの大きさで」とあたしは指で大きさを示した。
「ああ、紅焼肉(料理名)用ね。」
なるほど、料理を想像して切ってもらえばいいのか。

中国でカレーを作る機会がある方は、肉屋で「紅焼肉用に切って」と言うとよいでしょう。