夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

SEIAN NO OWARI・セイオワ天国・・・☆

2016年07月31日 | 西安留学生活
今日の朝、西安をあとにした。
またこの街に帰ってくるような気がしてならない。これからまた新しい生活が始まるのかあ。

昨日の夜は最後のダンスレッスン。休憩中に何人かが「荷物になるから大きい物買わなかったよ」と言いながらアクセサリーとかをプレゼントしてくれて、あたしはもうウルウルだった。

今朝はもともと勝平が空港まで送ってくれると言っていたのだけど、3週間前に「新疆に行く」と車を走らせ出て行ったっきりまだ戻って来ない。空港への送りは代わりをよこすと言うので、誰が来るのかと学校の南門で待っていたら、勝平のおじさんが勝平ママと向かえに来てくれた。

思い返せば、西安はいいヤツばっかりだなあ。
日本に戻って時々思い出して、「あ、もうあの生活は終わったんだっけ」と涙をこぼすような気がする。

今はインチョン。明日はソウルまで出て、3年ぶりに浩一と会う予定。

あと5日かあ・雨の西安物語天国…☆

2016年07月26日 | 西安留学生活
おとといダンスのスタジオに向かう途中で雨が降り出した。
幸い予報を見てから部屋を出たので傘を持っていた。着いた後、濡れた傘をスタジオに持ち込むがいやだったので、自転車のかごに入れたままにしていた。自転車は建物内の暗い場所に停めてあったし、傘もなるべく見えないように入れた。

中国生活も長くすぎたのか、中国をなめていたなあ。
レッスンの間に雨は相当激しく降ったらしく、2時間で傘はなくなっていた。
完全にあたしが悪いのにもかかわらず、スタジオに戻ってみんなの前ですねてみた。
「傘盗まれたあ!中国きらいだよー!」

みんなが慰めてくれる。「あたしもスマホ盗まれたことあるよ」「中国デカいから、いい人もわるい人もいるんだよ」「あたしも中国きらい!(と言う彼女も中国人)」

「あまってる傘ない?」「あるはず、来てごらん」とドゥオドゥオが引き出しを探して折りたたみを貸してくれた。「やっぱり中国好き!」

帰り道、雨はたいしたことなかったけど、学校の北側一帯の道路が完全に水で埋もれている。こんなの初めて見た!
歩道は問題ないけれど、道路を渡る人たちは膝下までの水溜りを歩かなければならない。車もバシャバシャしながら走っている。あたしも履いていたスニーカーをかごに入れて、靴下で自転車を漕いで帰った。あれはすごかったなあ。

翌朝、朝市に向かった。
スマホの予報は曇り。傘を持たずに出かけたら途中でポツリポツリ。予報に雨マークなかったしすぐ止むでしょう、と思ったのが甘かった。朝市まであと100mのところで雨は本格的に降り出した。
パン屋の軒先でしばらく雨宿り。ここまで来たけど朝市は諦めよう。

向こうからひざ上の黒いチャイナドレスを来た女性が傘をさして歩いてくる。珍しいなあ。普段チャイナドレスを着ている中国人なんか見かけない。引いているキャリーからネギが顔を出している。朝市帰りなんだろう。
女性は隣の本屋のおっちゃんと挨拶を交わした。知り合いかしら?ぼんやり見ていたら、その後あたしの方に向かってこう言った。
「入りなさい、いいわよ」

その女性はあたしが雨宿りしたパン屋の店主だったらしい。
雨で身動きがとれず、途方にくれたあたしを見かねてか、ドアを開けてテーブルと椅子のある店内に案内してくれたのだ。
久々にじんときた。西安の雨もわるくない。

あ、あと一週間かあ。我愛西安天国…☆

2016年07月24日 | 西安留学生活
甘粛・青海旅行、なかなかだったよ。
なによりひとり旅、自分で定めたミッションをこなしていく達成感が気持ちいい。ひとり旅、ハマるわあ。
中国国内いろいろ回ったけど、この広い中国、どこ行っても民家がある。「こんなところにも中国人、こんなところにまで中国人!?」

旅の様子は帰国後報告します。お楽しみに。

さあて、西安での生活もあと一週間。
ナナがしみじみとした雰囲気をかもし出してくる。平常心で振舞うのもそろそろつらいなあ。

先日部屋の荷物をできる限り郵送した。
ダンボール5箱。教科書や日本での勉強用に買った本でかなり重くなった。
国際便でも中国からなら安いかな、と思ったら甘かった。
合計1437元!西安の平均月収の半分になるかしら。日本円で大体2万5千円くらい。

ナナに「郵送費えらく高かったよ。5箱でいくらだと思う?」と聞いてみたら、「えー…200元?」と言う。1437元は相当高いよ。

言語は国境を越える・日本語クラスで優等生気分天国…☆

2016年07月03日 | 西安留学生活
四川旅行に出る前に、お願いして日本語クラスを見学させてもらった。
日本語学科1年生の教室へお邪魔を。

このクラスには韓国人が1人いる。
もともと中国語を勉強しに来た彼女は、同じ留学生の日本人と付き合い、別れた後も中国語の傍ら日本語の勉強を続け、おととし中国語の本科に上がったと思ったら、去年日本語の本科に入ったらしい。
中国で日本語を学ぶ韓国人、わけわからん。

あたしは教室の後ろ側で空いていた席に座らせてもらった。
隣の女の子もエキゾチックな顔立ちの子。
「あなたはなに人ですか?」聞いてみた。
「中国人です」
ウイグル族の子だった。あら珍しい。

この日の授業は主に、日本語の中でも特に難しいとされる「敬語」中心。一年生でもう敬語を勉強するんだあ。



ウイグルの子が教科書を見せてくれようとした。「いいよ、大丈夫。」
授業で話す日本語がわかる。当たり前なんだけど、日本語クラスの中にいると、不思議と「超できるやつ」気分になれる。
授業を見学するというのは、教える側でなく、むしろ学ぶ側に近い。あたし、すっげー日本語わかる。気持ちいいなあ。

途中で先生が「今日は、特別ゲストがいらっしゃってます!」と言って前に呼ぶもんだから、あたしもスター気分で挨拶しちゃったりしてさ。

いいえ、ちやほやされに来たんじゃありません。
先生の教え方を見ていると、なるほどなあと思うことたくさんあるし、日本語ってホントに難しい。
なかなかおもしろい2時間だった。

さあて、今夜から甘粛のあたりを旅してくるよ。