末期癌の母の生き様と母を取り巻く人間達から、人の優しさや「愛」そのもの
について考えさせられる本。別れた父のことを臆面もなく「大好きな人」と
言い切れたり、人を心から叱ったり愛したりできる母の人間性がとても素敵だと
思った。
未婚のまま子を産み、女手ひとつで子育てをし、最後はいろんな癌を併発して
ケアハウスで死んでいく母だけれど、決して不幸なんかじゃなかった。
不運と不幸は全然別物だなあと勇気をくれる小説。
また読みたい度:★★★★★
について考えさせられる本。別れた父のことを臆面もなく「大好きな人」と
言い切れたり、人を心から叱ったり愛したりできる母の人間性がとても素敵だと
思った。
未婚のまま子を産み、女手ひとつで子育てをし、最後はいろんな癌を併発して
ケアハウスで死んでいく母だけれど、決して不幸なんかじゃなかった。
不運と不幸は全然別物だなあと勇気をくれる小説。
また読みたい度:★★★★★