青春の終わり

ＧＷで四国に行ってきた。
家族で行ったり、合宿で行ったりした四国。
でも山に登りに行ったのは初めてだったんだよね～。
今回のメインは剣山～三嶺縦走。笹っぱらの尾根をポレポレ歩ける
のをそりはそりは楽しみにしていた。
そんでもって、あとひとつのメインは、松山にいるリーダーに会うこと
だった。リーダーって何のリーダーだったかというと・・・。

かれこれ７年前のこと。北海道の礼文島の桃岩荘ユースホステルに泊まって
参加した「愛と涙の８時間コース」のハイキング。１０人くらいで一緒に
歩いたのかな。彼はその時のリーダーで、私がサブリーダーだったんだよね。
メールと年賀状のやりとりだけは細々と続いていたんだけれど会うのは実に
７年ぶり。そん時から「リーダー！」「サブちゃん！」と呼びあってたから
松山の街中でも「リーダーはさ～」と会話する不思議な人達になってた(^^;。

あん時、お互い学生だったのが今じゃ立派な（？）社会人。リーダーは
卒業してから魚屋さんで働きながらも夢をあきらめず、きちんと教師に
なっていた。

金が無くて時間がたっぷりあった当時の思い出話からお互いの仕事の話。
積もる話はやまほどあって、時間が経つのはあっというまだったね。
四国のおいしいものをたらふく食べさせてもらってから、市電の駅まで
リーダーに見送ってもらったよ。いつだって、自分の心が「青春」だと思えは
その時が青春時代なんだーなんていうけれど、やっぱり自分の「青春」は
終わってしまってるんだなぁなんて寂しいけれどしみじみ感じてしまった。
お金が無くてパン１個を買うか買うまいか悩んだり、８０円のラーメンを
公園で煮て食べた北海道旅行が懐かしい。戻りたくても戻れないからまぶしく
感じるのかな。